濃厚接触が解禁になったので『ゴッドタン』から呼び出されました

2023年08月25日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

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https://voicy.jp/channel/941/597147

コロナが明けたので『ゴッドタン』から召集がかかりました… | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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とにもかくにも地獄絵図

 
昨日、実に4年ぶりに『ゴッドタン』の収録に行ってまいりました。
 
企画のタイトルは『キンコン西野よ!時代を追い越せ!そして嫌われろ!』です。
 
「なんだよ、そのタイトル!」と思いました。
 
「昔の西野は時代の先を行っていたから、多くの人から理解されずに叩かれていたけど、よくよく考えてみたら、最近、西野って叩かれてなくない? もう時代に追いつかれたんじゃない? それでいいのか、キンコン西野よ! 皆から理解されてしまうお前でいいのかよ!」というのが『ゴッドタン』サイドの言い分でして、僕は「それでいい!」と答えたのですが、おぎやはぎサンと、ひとりサンは「ダメだ!西野は嫌われてナンボだろ!」の一点張りで、全く掛け合ってくれないんです。
 
そして、MCの矢作さんが、「やっぱりキンコン西野は時代の先を行って、嫌われなきゃダメだから、劇団ひとりと対決しようよ」と話を進めるわけですね。
 
劇団ひとりサンと対決をすることが、なんで「時代の先を行く」ということになるのかが全く分からないし、よって、僕はどういったモチベーションでこの戦いに臨めばいいのか分からないのですが、スタジオにいる芸人さんスタッフさん全員が「やっぱり、ここは対決すべきだよ」ということで意見がまとまっていて、その5分後にはズボンを脱いでました。
 
聞けば、2年前にも西野に出演オファーを出す話があがったらしいのですが、当時はコロナ真っ只中だったので、「濃厚接触できなかったら、西野を呼ぶ意味がないよな」となったそうで、つまるところ僕は濃厚接触要員なわけですね。
 
なので、やはり今回も濃厚接触どころか、濃厚接触の向こう側に行ったわけですが、収録前とか後とかのスタッフさんが、すっごい朗らかな顔で、遠い目をしながら「ついにコロナが明けましたね」と言ってて、一瞬だけ(本当に一瞬だけ!)「ああ、本当に良かったなぁ」と思って、すぐに「いやいや、良くないわっ!」と首を横に振りました。
 
こと『ゴッドタン』に関しては、コロナが明けると、西野の肛門も開けることになっちゃうので、いささか具合が悪いんです。
 
まぁ、昨日の収録でどんなことがおこなわれたかは、もうビックリするぐらい皆さんの想像通りだと思うのですが、とにもかくにも地獄絵図が展開されておりますので、放送をお楽しみに。
 
 

昔も今もこれからもずっと「面白いコト」が好き

 
さて。
 
今年の夏は特にアッチコッチ走り回っておりますが、その合間を縫って、いくつかテレビの収録にもお邪魔させていただきました。
 
昨日は『ゴッドタン』に一人でお邪魔させていただいて、その前はアンタッチャブルさんとサンドウィッチマンさんがMCの『アンタウォッチマン』(来週放送)に一人でお邪魔させていただいて、その前は(放送は少し先になりますが)フジテレビの番組にキングコングでお邪魔させていただきました。
 
テレビは「得意か不得意か?」で言うと、「まだ、梶原さんよりかは得意」というぐらいで、(実力が)足らないところがたくさんあって、ご迷惑をおかけすることもたくさんあるのですが、でも、毎回本当に楽しいです。
 
ここは結構誤解されるところなんですけども、映画やミュージカルを作ったり、ときどきビジネス書みたいなのを出したりすると、どうしたって「文化人を目指してるヤツ」「お笑いへの興味が薄れたヤツ」みたいに扱われちゃうんですけども、全然そんなことなくて、僕は本当に(心の底から)「面白いコト」が好きなんです。
 
「ワハハ」と声を出して笑う【面白い(funny)】も好きだし、「なるほどー!」と唸る【面白い(interesting)】も好きで、両方メチャクチャ好きなんです。
 
だから、「Aを選んだから、Bの興味が無くなった」というわけじゃないんですね。
 
「ここで、どんな一言を言えば笑いが起きるんだろう?」と考えるのも好きだし、「この場合、どういう風に立ち回れば、この状況を脱することができるだろう?」と考えるのも好きで、それは「コメディー」を作る時と、「ホラー」を作る時の脳内のお仕事内容が“ほぼ”かぶっているのと同じ(どちらもフリとオチの繰り返し)で、アウトプットの形が違うだけで、向かっている先は「面白いことをしたい」の一点です。
 
今、『ボトルジョージ』という短編のコマ撮りアニメーション作品を作っているのですが(公式Instagramがスタートしました→https://www.instagram.com/bottlegeorge_dwarf/)、この作品は「依存症に苦しむ人と、その家族」がテーマなんですね。
 
僕には「依存症」に陥った友達がいて、外野は「自業自得だ!」みたいなことを言ったりするのですが、「依存症」というのが病気で、なかなか抜け出せないんです。
 
そんな姿をずっと見てるから、「キッカケを貰えば復活できる」という簡単なもんじゃないことも分かっているから、見事なハッピーエンドを描くと、それは嘘になっちゃう。
 
「依存症の人をダシにして感動を誘う作品」になっちゃう。
 
それは、クリエイティブチームの皆も僕も一切望んでいないところで、なので、『ボトルジョージ』のストーリーって、大きな問題が鮮やかに解決したりすることはなくて、「まだまだ(この苦しさは)続くけど、頑張っていこう」みたいなところで終わるんです。
 
「この物語を、どうやって届けたらいいのよ?」という問題があるし、作品の尺も「11分」なので、「そもそも、コレ、どこで発表するのよ?」という問題もある。そして、生々しい話をすると「回収のアテがない作品の予算をどうやって集めるのよ?」という問題もある。
 
このことを四六時中考えるわけですが、僕の中ではコレは大喜利で、(劇団ひとりサンから)肛門に指を突っ込まれた後に発する一言を考える作業と全く同じなんです。
 
僕のことを昔から応援してくださっている方の中に、「もうお笑いへの興味は無くなっちゃたの?」と思われている方がいらっしゃるかもしれませんが、僕は、昔も今もこれからもずっと「面白いこと」に興味がありますので、ご安心ください。
 
アカデミー賞を獲った翌日に、劇団ひとりサンと肛門バトルをするのが僕の夢です。
 
引き続き、応援よろしくお願いします。
 
 

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