株式会社CHIMNEY TOWNと株式会社幻冬舎で『パートナーシップ契約』を締結
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言うだけなら誰でもできるので、やってみせる。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は『言うだけなら誰でもできるので、やって見せる』というテーマでお話ししたいと思います。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
お知らせ!お正月は新橋演舞場に『プペル ~天明の護美人間~』
来年1月3日〜20日に、市川海老蔵さんファミリーが総出演する新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』があります。
プペル~天明の護美人間~|新橋演舞場|歌舞伎美人
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/play/737
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=610331
今はもう新橋演舞場にセットが建て込まれて、昨日、照明が作られていましたが、
なんか、すんごいことになってます。
ラストシーンとか、ちょっとヤバイです。
舞台なので、基本的には次が無いと思っておいていただいて、この機会をお見逃しなくです。
「また、やってください」で、できるものでは無いので。
是非、お正月は新橋演舞場にお越しください。
チケットは、ローチケ、ぴあ、イープラスで絶賛発売中です。
C席はすでに全日程完売になっております。ご容赦ください
よろしくお願いします。
毎週キンコンin日本武道館のチケット販売問題
そんなこんなで本題です。
今日は「やって見せる」というシンプルなお話しです。
今なんて、調べりゃいくらでも情報が出てくるし、正しい情報を伝えてくれる人もたくさんいるので、「じゃあ、僕が皆さんに提供できることは何なのか?」ということを考えちゃうわけですけども、やっぱり、「やって見せる」ということだと思うんです。
言うだけじゃなくて、実際にやって見せて、その結果を共有する。
あるいは、やって見せて、「ああ、西野があんなに頑張ってるんだったら、僕も、もうちょっと頑張ろう」と思っていたただく。活力に変えていただく。
まぁ、僕がやれることといえば、これぐらいかなぁと思っています。
そんなこんなで、本日の「やって見せるシリーズ」なんですけども、来年2月28日に日本武道館で開催するキングコングの単独トークイベント『毎週キングコングin日本武道館』のチケット販売の問題に手をつけてみました。
先日の放送でお伝えしたとおり、今、大きなハコ(劇場)でのイベント開催って、メチャクチャややこしいんですね。
コロナの影響で、販売できるチケット枚数に制限がかかったり、なんなら、途中で、販売できるチケットの枚数が変わったりするんですよ。
条件がどうであれ「隣の人とは絶対に1席空けて座ってください」という決まりになっていたら、いろいろ諦めもつくのですが、「家族や友達や恋人の場合は二席並んでもいいっすよ」というルールがあったり、1席空けて販売している途中に、「やっぱり、そこまでは空けなくてもいいっすよ。やっぱ、座席稼働率75%ぐらいでいいっすよ」というお達しがきたりする。
そうすると、「お母さんと娘が2席並んで座って、一席空けてお父さんが座る」という並びになっている、その間の一席(娘とお父さんの間)に、知らんオッサンが座ったりすることも可能性としてはありうる。
なので、そういうのを取り除く為に、チケットの売り方がすっごく煩雑になってるんです。
リスクを背負う面白さは学び
で、これは運営側の事情なんですけども、大きなハコになればなるほど、当然、「客席稼働率」というボディブローが重く効いてくるんですね。
これは時期によって違いますが、たとえば5000席以下のハコだと、客席稼働率は100%でもよくて、5000席以上の大箱になってくると、客席稼働率が50%に指定されたりする。
じゃあ、日本武道館みたいに1万席のハコで客席稼働率が50%だと、単純計算5000席しか使えないわけですが(本当はもう少し複雑なルールです)、そうすると、たとえばチケット代が1万円だったとしたら、5000万円マイナスなんです。
平常時の「武道館でイベントをやったけど、客席ガラガラでした」という状態と同じなので、運営サイドとしては、この時期の大箱イベントは結構大変なんです。
この時期の大箱イベントの開催は、結局、「このリスクを誰が背負うか?」という話になってきて、今回は僕の会社で背負っているから、開催することができてるわけですね。
基本的には、このリスクというのは、誰も背負いたがらないです。
ただ「リスクを背負う面白さ」というのはあって、この状況で開催するわけですから、普通にやったらチケットが完売しても数千万円の赤字なんですね(笑)。
当然、そのリスクを背負うと「それをどうするか?」を考えるじゃないですか?
ここが結構、面白いし、自分事として取り組むので具体的な「学び」になる。
で、そこで四苦八苦している様子を、こうして皆さんに共有する…というエコシステムです。
先月のミュージカルにしてもそうですね。
あれは小さなハコでやったので、コロナは関係なかったですけども、美術セットとか鬼ほど作り込んで、チケット代を死ぬほど下げたので、「チケットが完売しても1億数千万円の赤字」という設定になっていて、「それをどうやって回収するの?」というところをオンラインサロンで共有しています。ちなみに、ミュージカルに関しては回収の目処が立ちました。
家族3人が離れない席を実現
で、今回の武道館ですけども、厄介な時期にやることを決めたからにゃ、厄介なチケット販売とも向き合っているのですが、まず、今「オフィシャル先行」ではありますが、色々と掛け合って、ローチケで普通に「キングコング」で検索すれば、普通にチケットを買えるようにしてもらいました。
https://l-tike.com/st1/220228-kbtk/sitetop
そして、先日、販売日に完売した「一人席」のチケットも、もろもろ掛け合って、追加しました(復活させました)ので、今、行くと「一人席」のチケットが買えます。
で、ここは結構頑張ったので褒めて欲しいんですけども、武道館って今、二席以上連続で座っちゃダメなんですね。
となると、「家族3人で観に行きたい場合はどうするの?」となるじゃないですか?
いや、チケットを3人分買うことは問題ないですよ?
「二人席チケット」と「一人席チケット」を買えばいいので。
でも、それって、別々に買うわけだから、席が離れちゃうじゃないですか?
「離れちゃう」というのは「一席空けて離れる」ということではなくて、「全然違う場所に座らされる」ということです。
なので、「3人以上で来ようと思っている方は諦めてください」的な雰囲気が漂っていたのですが、そんなのイヤじゃん。
家族でキングコングを見に行きたいじゃん(笑)
というわけで、僕らがどういう手を打ったか?というと、「2席、一席空けての、1席」という「3人シート」や、「2席、一席空けての、2席」という「4人シート」や、「2席、一席空けて、2席、さらに一席空けての1席」という「5人シート」を作って、BASE(オンラインショップ)で販売する…という方法を取ることにしました。
これは「今から実現に向けて動くよ」という話ではなくて、この週末の間に話をまとめて、問題を全部片付けたので、今から「3人シート」「4人シート」「5人シート」が買えます。
お求めの方は「CHIMNEY TOWN BASE」で検索してみてください。
注意点としては、BASEでチケットをお買い求めいただく際は、必ず「3枚(3席)以上」でお願いします。
二席以下なら、ローチケで買えるので。
とまぁ、こんな感じで、秒速で対応していくところを皆様にお見せして、「あなたのチームはどうだ?」というプレッシャーをかけています(笑)
引き続きよろしくお願いします。
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