チャンスが無いわけじゃない。チャンスに気づいてないだけだ

2021年12月27日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/255057

チャンスが無いわけじゃない。チャンスに気づいていないだけだ。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/255057


今日は『チャンスが無いわけじゃない。チャンスに気づいてないだけだ』というテーマでお話ししたいと思います。

本題に入る前にお知らせをさせてください。 

 

お知らせ!お正月は新橋演舞場に『プペル ~天明の護美人間~』 


来年1月3日〜20日に、市川海老蔵さんファミリーが総出演する新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』があります。

プペル~天明の護美人間~|新橋演舞場|歌舞伎美人

https://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/play/737

https://l-tike.com/play/mevent/?mid=610331

僕は今、アメリカにいるんですけど、連日、稽古の様子が動画で送られてきて、もう、なんか、アホみたいな感想になりますが、「絵本」でもない、「映画」でもない、「ミュージカル」でもない、「プペルの歌舞伎だ〜!」という感じになってます(笑)

勸玄くんと、れいかちゃんも、本当に一生懸命で、本当に頑張っています。

是非、お正月は新橋演舞場にお越しください。

チケットは、ローチケ、ぴあ、イープラスで絶賛発売中です。

C席はすでに全日程完売になっております。ご容赦ください

よろしくお願いします。

お知らせ!『毎週キングコングin日本武道館』オフィシャル先行受付中


そして、もう一点。

2022年2月28日に、日本武道館で『毎週キングコングin日本武道館』がございます。

「梶原雄太と西野亮廣が最初から最後まで、ただ、笑わせ続ける」という二人だけのステージです。

で、これは梶原君とも言っていることなのですが、今回の武道館ライブは、最初で最後です。

もうキングコングで武道館をやることはありませんので、この機会に是非、お越しください。

メチャクチャ楽しませます。

チケットは現在「オフィシャル先行」を受付中でございます。

まだ「一般発売」ではないので、ローチケで検索しても出てこないので、概要欄にリンクを貼っておきますね。

https://l-tike.com/st1/220228-kbtk/sitetop

現在、「一人席」が完売していますが、今日のどこかのタイミングで復活します(販売を再開します)ので、チョコチョコとチェックしておいてください。

ちなみに「二人席」だと、間を空けずに座れるのでオススメです。

よろしくお願いします。

とてもユニークなビジネスの話


そんなこんなで本題です。

今、『映画 えんとつ町のプペル』のプロモーションやら何やらでアメリカに来ておりまして…まず、アメリカ絡みのご報告としましては、現在、「ブロードウェイのデジタルサイネージに『映画 えんとつ町のプペル』のCMを流したい」というクラウドファンディングをやっている最中なのですが、クラウドファンディングをやりながら、その裏でチャッカリと作業の方も進めておりまして、なんと、明日からブロードウェイのデジタルサイネージで『映画 えんとつ町のプペル』のCMが流れます。

現地の方なら分かると思いますが、Forever21のとこの巨大なデジタルサイネージです。

1日に何度も流れるので、お近くに立ち寄られた際は是非、チェックしてみてください。

クラウドファンディングは絶賛、継続中でございます。

カモファンディング」で検索していただけると出てきますので、是非。チェックしてみてください。

『映画 えんとつ町のプペル』のCMをブロードウェイのデジタルサイネージに出したい! | クラウドファンディング - KAMOファンディング

https://www.kamofunding.com/projects/nishino

そんなこんなで、アメリカにいるわけですが、先日、こちらで仕入れたチョットした小話を今日は皆さんに共有させていただこうと思います。

というのも、この話の本質は、特別な誰かにしか刺さらないような話ではなくて、僕たち全員に関係する話なので、ちょっとお時間を頂戴します。

『映画 えんとつ町のプペル』のアメリカの配給をやってくださっているのは、「ELEVEN ARTS」という会社で、代表はなんと日本人の方なんです。

アメリカ滞在中は、結構、この代表の方と行動を共にしているわけですが、移動とかも長いので、色々お話しさせていただいたんです。

日本からアメリカに渡って、映画の会社をやって、ハリウッドのスター達と一緒に映画を企画して、作ったりしてる日本人って、あまり聞かないじゃないですか?

なので、ここに至るまでにどういったご経験をされてきたのか?をネホリハホリ聞いたんですが、面白かったのは、今から20年〜30年前にアメリカに来られた時に、最初にやったビジネスの話です。

日本から単身アメリカに渡って、いきなり映画の会社なんて作れるわけがなく、当然、段階を踏んで今に至るわけですが、一番最初にやったビジネスがとてもユニークで…

当時、サンタバーバラだっけな?の砂浜に、ゾウアザラシが大量に発生したんですって。

ゾウアザラシわかります? その名の通り、ゾウみたいなアザラシです。

サイズは、かなり大きめです。

そのゾウアザラシが、砂浜に大量に発生して、皆、連日、ゾウアザラシを観にきたんですって。

そこで、その方は「チャンス」だと思って、すぐに友達のデザイナーに相談して、ゾウアザラシTシャツを作って、砂浜で売ったところ、これがバカみたいに売れたんですって。

こっちの人はTシャツが好きだから、めちゃくちゃカジュアルにゾウアザラシTシャツを買っていってくれて、用意すればするだけ売れたらしいです。

そこで、まとまったお金を作って、次の事業に進み、着実にチャンスをモノにしていって、今に至るわけですが、始まりは、まさかの「ゾウアザラシTシャツ」です。

目の前で生まれたエネルギーを「ビジネスチャンス」と捉える


この話の面白いのは、「ゾウアザラシTシャツは誰でも作れた」という点です。

別に、ELEVEN ARTSの代表の方が、もともとTシャツ屋さんだったわけでもないし、Tシャツを作るノウハウがあったわけでもないし、デザインの素養があったわけでもない。

与えられた条件は、「ゾウアザラシが大量に発生した」ということと、「お客さんが連日見に来ている」ということで、これは、皆と同じ条件なんです。

ここで明暗を分けたのは「Tシャツを作って売ろう」と思いついたことと、あとは行動したことですね。

ここを、もう少し掘り下げて考えると、ポイントは「なぜ、Tシャツを作ろうと思い付いたのか?」という点です。

だって、ほとんどの人は、思いつかずに、ただただゾウアザラシを見て、ゾウアザラシみたいにボーッとしてたんだもん。

僕はいろんなビジネスマンを見てきていますが、この類の人って、「たまたま思いついた」わけではなくて、ずっと考えているんです。

たとえば、経年劣化で、小さな穴がポコポコと空いているアスファルトを見て、「ああ、穴が空いてるなぁ」と思うのではなくて、「あの穴を使って、何かビジネスが作れないかなぁ」と考えるんです。

で、「スポンサーを引っ張ってきて、そのお金で道路の穴を埋めて、埋めた部分に、スポンサーロゴを入れる」みたいなビジネスを始めたりするんです。

で、こういう人って、別に、自分がその事業をやらなくてもいいんです。

「儲けたいから」とか、そういうこっちゃなくて、クロスワードパズルを解くように、頭の体操として、趣味でビジネスを考えてるんです。

でも、基本、エネルギーが生まれているところというのはビジネスチャンスであることは間違いないわけじゃないすか?

風が吹けば、風車が売れるし、お腹が空けば、おむすびが売れるし、食べ過ぎたら、ダイエット器具が売れるし、泥棒が増えたら金庫が売れる。

そういうことをわかっているから、ゾウアザラシが大量発生した時も、何かが売れることが分かっている。

だから、「ゾウアザラシを使って、何ができるのかな?」と考え始めて、ビジネスに繋げる。

たとえば、コロナがワッときた時に「ああ、最悪」と考えた人と、「これによって、どんな新しい仕事が生まれるんだろう」と考えた人がいる。

ちなみに僕は、コロナに合わせて、家の壁をブチ壊して、配信で映える家にして、『スナック西野』というものを始めました。

世の中には、目の前で生まれたエネルギーをスルーしてしまう人と、目の前で生まれたエネルギーを「ビジネスチャンス」と捉える人がいるのですが、どうせ同じ星で、同じ条件で生きるのならば、後者の感覚は持ち合わせていた方がいいんだろうなぁと思います。


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