「ファンがいる人」と「ファンがいない人」の違いって何?

2023年06月03日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/541116

「ファンがいる人」と「ファンがいない人」の違いって何? | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/541116

 
 

「応援シロ」が無いと「ファン」は生まれない

 
皆様、もう最新刊『夢と金』をお読みいただけましたでしょうか?
 
「まだ読んでない」という方は確実に時代から取り残されてしまうので、直ちに、このラジオを切って、本屋さんに走ってください。
 
さて。
 
この『夢と金』では「ファンを作ること」の大切さについても書いていたりするのですが、多くの人が「どうすればファンが生まれて、どうすればファンが消えていくのか?」を言語化(体系化)できていないんですね。
 
そこについてまずご説明させていただくと(詳しくは『夢と金』を読んでください)、まず「ファン」を作るには「応援シロ」が絶対に必要なんです。
 
「客席」が無いと「お客さん」を入れられないように、「応援シロ」が無いと「ファン」は生まれないんですね。
 
 

「目的地」と「現在地」を発信しないと「応援シロ」は生まれない

 
で、この「応援シロ」の作り方なんですけど(以前、Voicyでもお話しさせていただきましたが、大切なのでもう一度言います!)これにはわかりやすい公式がありまして、「応援シロ=目的地―現在地」なんですね。
 
なので、「目的地(僕はあそこに行きたい!)」と「現在地(だけど、今はまだココ!)」を発信しないことには「応援シロ」は生まれない(生まれにくい)んです。
 
多くの人は「現在地」については発信・共有するのですが、あまり「目的地」を発信しないんですね。
 
というのも、「目的地」を発信してしまうと、その場所に届かなかった時に痛みが発生するから、本当は○○を狙っているくせに、そのことは胸のうちに秘めていたりします。
 
保身ですね。だけど、それじゃ「応援シロ」は生まれない。
 
僕は宮迫さんのことが大好きなんですけど、宮迫さんってメチャクチャ面白いと思うんですけど、「応援シロ」でいうと、今、ちょっと難しい位置にいると思っています。
 
吉本を辞められて、そこからYouTubeで再スタートを切られた時は、いろんな向かい風もありましたが、一方でそこには「また、宮迫博之を表舞台に立たせたい」という「応戦シロ」があった。
 
牛宮城を立ち上げる時も、いろいろな問題がありましたが、「なんとか成功させたい!」という「応援シロ」があった。
 
だけど、その二つがなんとなく叶ってしまった今、お客さんは宮迫さんをどう応援すればいいか分からなくなっているように思います。
 
宮迫さんの「現在地」は分かるけど、宮迫さんの「目的地」が分からないから、「応援シロ」が生まれないんですね。
#なんとかします
 
 

目的地を「自分で設定できる人」と「誰かに設定してもらう人」の2タイプに分かれる

 
「じゃあ、目的地を作ればいいじゃん」という話になるわけですが、これまで色んな人を見てきたのですが、基本的には「目的地を自分で設定できる人」と、「目的地を誰かに(あるいは自然発生的に)設定してもらう人」の2タイプに分かれると思っています。
 
タイプ(性格)の話なので、ここに優劣はありません。
 
それこそ、ナインティナインの岡村さんとかは「目的地を誰かに設定してもらう人」の代表格だと思っていて、「めちゃイケのオファーシリーズ」が分かりやすいですが、目的地が設定された時の岡村さんがメチャクチャ輝いているのは皆さんも知るところだと思います。
 
今日の話というのは、どちらかというと30歳以降の方に向けて話しているのですが、20代の時って自分で目的地を設けて発信しなくても、誰かに(あるいは環境に)設けてもらっていたりすることが多いんですね。
 
だから、「応援シロ」も自然と生まれたりする。
 
だけど、ある時を境に、誰も自分の目的地を設けてくれなくなる。
 
その時に自問自答しなきゃいけないのは、「これまでの自分は、自分の手で目的地を作っていたのか? それとも誰かに(環境に)作ってもらっていたのか?」という部分ですね。
 
多くの方が、「よくよく考えてみたら、作ってもらっていたな…」という結論になると思っているのですが、それってつまり「『何故、自分にファン(応援シロ)ができていたか?』を理解しないまま、これまで走ってきた」ということを意味している。
 
 

「どうすればファンができるのか?」ファン創造の公式をインプットしておく必要がある

 
今、すっごく大切な話をしているので、頑張ってついてきてください。
 
このことをキチンと理解していないと「ファン作り」に再現性が生まれないんですね。
 
つまり、「ここから先は、何かの偶然によってファンが生まれるしかない」という状況に陥っている。
 
「ファン創造」を偶然に頼るのは、あまりにもリスクが高すぎるので、僕らはあらためて、「どうすればファンができるのか?」というファン創造の公式をインプットしておく必要があると思っています。
 
明日、配信される『毎週キングコング』では、ヒョンなキッカケで今回お話しした話になり、そこから「キングコングの現在地と、キングコングの次の目的地」の共有をさせていただきました。
 
今日の話を踏まえて注意して見ていないと「へぇ〜、次、こんなことをするんだ」と流してしまうようなことですが、応援していただくことでようやく生きている僕らにとってみれば、とってもとっても大切な「儀式」で、この儀式を定期的におこなっている人と、そうでない人を振り分けて、一度、リストアップしてみてください。
 
「ファンの有無」が面白いぐらいに出ると思います。
 
とにもかくにも明日の毎週キングコングは必見です。
 
そして今日の段階では理由を何も聞かずに、ただただメモっておいていただきたいのですが、10月28日(土)のスケジュールは絶対に空けておいてください。
 
ちょっとイカれた面白い日になると思います。
 
 
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