「電通の鬼十則」が無くなった今、若手社員はどう生きるか?

2023年06月01日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/539920

「電通の鬼十則」が無くなった今、若手社員はどう生きるか? | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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「電通の鬼十則」とは…

 
「電通の鬼十則」って御存知ですか?
 
電通の第4代社長・吉田秀雄さんが1951年に作った電通社員の「行動規範」です。
 
 
内容はこんな感じ↓
 
 
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
 
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、受け身でやるものではない。
 
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
 
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
 
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂(かんすい)までは……。
 
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地のひらきができる。
 
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
 
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらない。
 
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、サービスとはそのようなものだ。
 
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。
 
 
これによって、若手社員が追い込まれたりなんかして、時代と共に「電通の鬼十則」は批判の対象になりましたが、当時は電通の社員手帳にも記載されていたそうです。
 
 

「西野亮廣の鬼十則」を作るなら、「WHYから始めろ」は最初に入れる

 
まぁ、たしかに表現方法が時代に合ってない感じはしますよね。
 
「…殺されても放すな」とか、チョット怖いもん。
 
あと、僕個人的には、こういった「行動規範」の中に、「WHY(何故やるのか?)」が入っていないのは、あまり好きじゃありません。
 
ここからは「こうした方が勝つから、こうしろ!」というメッセージしか聞こえてこない。
 
僕らの会社(少なくとも僕のチームでは)「何故、これをやるのか?」を考え、チーム全体で共有するところに結構な時間を割いています。
 
というのも、「WHY」の答えを持っているスタッフと持っていないスタッフのパフォーマンスおよびアドリブ力って全然違うからです。
 
なので、僕が「西野亮廣の鬼十則」を作るなら、「WHYから始めろ」は最初に入れときます。
 
ただ、「表現方法の時代錯誤感」と「WHYが抜け落ちている」という2点を抜くと、「電通の鬼十則」は、そこまで変なことを書いているとは思いません。
 
ただ、やっぱり今の時代、こんなことを社員には言えないんですね。
 
パワハラにカウントされてしまうので。
 
 

成長したい若手はどうすればいいのか?

 
そんな中、昨日、すごく素敵な光景を見ました。
 
本人の確認をとらずに勝手に喋っちゃうと怒られそうですが、すごく素敵だったので勝手に喋ります。
 
僕らはアメリカにも会社があって、その会社の代表が瀬戸口という男で、年齢が25歳とかなんです。
 
日本だと、まだ「若手」というカテゴリーに入る年齢ですね。
 
僕が全国ネットのゴールデンタイムに進出して、テレビから軸足を抜いて、絵本作家を始めたのがちょうど25歳なので、僕としては、僕と比べちゃうので勿論もう若手じゃないです。
 
当時の僕もとっくに若手扱いされてなかったので。
 
#芸歴10年ぐらいだと思われていた
 
 
その瀬戸口が昨日、俳優の吉原光夫さんにガッツリと怒られていたんです(笑)
 
「キミはリーダーだろ? だけど今のキミがやっている仕事はリーダーではなくて、ファシリテーターだ。責任を誰かに預けるな」と。
 
もうグウの音も出ないほどの正論で、ガン詰めされていたんですね。
 
その裏で、光夫さんは僕に「西野さんのところの若手に説教してしまってすみませんでした!」と頭を下げられて…いやいや、どう考えたって僕が言わなきゃいけなかったことを光夫さんに言わせてしまって、謝らなきゃいけないのは僕の方なんですけど!
 
光夫さんは優しいね。
 
とにかく瀬戸口に「何が間違っているのか?」を懇切丁寧に伝えてくださって、もちろん、瀬戸口もその光夫さんの優しさを知っているから「ありがとうございます!すぐに巻き返します!」となったわけですが…こういう光景って、同じ会社内ではなかなか見られなくなってきました。
 
「若さや、経験の無さを言い訳にするな!お前、リーダーだろ!」なんてスポ根、今どき聞かないじゃないですか?
 
だけど、こういったお叱りは、自分を成長させる為の栄養以外の何物でもなくて、瀬戸口は恵まれているなぁと思いました。
 
もちろん、そこに甘んじちゃいけないけど。
 
成長したければ、ダメな時は「ダメ!」言ってくれる、努力量が足りない時は「足りない!」と言ってくれる人の近くにいた方がいいと思うのですが、残念なことに、今は同じ会社内にいなかったりするんですね。
 
上司もダメな時は「ダメ」と思っているし、努力量が足りない時は「足りない」と思っているんだけど、それを言っちゃうとパワハラになっちゃうから、言えない。
 
となると、成長したい若手はどうすればいいのか?
 
その一つの解が昨日の光夫さんと瀬戸口だと思っていて、「キチンと怒ってくれる社外の人間と関係を持っておく」が良い落とし所な気がしました。
 
 
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