「賞賛の声」しか集まっていない理由は、売れてないからだ

2023年03月13日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/488461

批判がない理由は「売れてないから」だ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/488461


 

ミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン公演が企画された理由

 
久しぶりにやってきました「タイトルで話の内容の全てを伝えてしまったシリーズ」です。
 
昨日、Voicyの生配信でお客さんと喋っていて、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン公演の話になったんです。
 
この「ミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン公演」とは何ぞや?というところから説明させていただきますと、ミュージカル『えんとつ町のプペル』って、かなりイレギュラーな変遷となっておりまして、最初はニューヨークのオフブロードウェイでの公演からスタートする予定だったんです。
 
2019年の後半に立ち上がった話だったと思います。
 
そこで、どうにかこうにかオフブロードウェイの劇場を予約したんですけども、その後、コロナがやってきて、ブロードウェイ全体が閉じてしまったんですね。
 
歴史上初めてのことだったので、この展開ばっかりは誰も読めませんでした。
 
音楽とかも作っていたのですが、ブロードウェイがいつ再開するか分からない。
 
この時点で、企画が宙ぶらりんになっていたんです。
 
ちなみに、この時、僕はまだミュージカル『えんとつ町のプペル』のカンパニーには入っていません。
 
すべてウチの後輩と、その後、CHIMNEY TOWN USAのスタッフとなる元・劇団四季の方に任せていました。
 
そこから「とりあえず活動を止めちゃダメだ」と彼らなりに考えて、オンライン公演を企画したんです。
 
これの良いところは、コロナで収入が完全にストップしていたニューヨークのキャスト&スタッフにギャランティーをお支払いすることができたこと。
 
これは本当に素晴らしいことだと思います。
 
先日、ニューヨークのスタッフと呑んでいて、当時の話になり、「あの時、金銭的にも、そして、モチベーション的にも、ああいう形で仕事を用意してもらって本当に助かりました」と言っておられました。
 
ブロードウェイのスタージに立っているスターでさえ、当時は、食っていくのが本当に大変だったんです。
 
 

オンライン公演の裏側で起きていたこと

 
そんなこんなで、CHIMNEY TOWN USA代表の瀬戸口の下、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のオンライン公演が2日間に渡っておこなわれたんです。
 
結果を先に言うと、それはもうヒドイ内容で(笑)、1日目の公演終わりに瀬戸口を呼び出して「0点」だと伝えました。
 
くれぐれも言っておきますが、「キャスト&スタッフさんの仕事は最高で、瀬戸口、キミが0点だ」と。
 
「誰にどの仕事を任せるか?」「どこに力を入れるべきか?」を決めるのは全てリーダーの仕事で、リーダーが「GO」を出した結果が表に出ている作品なので、その作品のクオリティーが合格ラインに届いてなければ、それはリーダーの責任です。
 
せっかく歌の上手いブロードウェイのキャストさんをブッキングしているのにも関わらず、編集などしたこともないような人が、謎の動画加工を施して、刺身にケチャップをかけるようなことをしていた。
 
今の瀬戸口がその当時のオンライン配信を見ると、本当に顔から火が出るほど恥ずかしいモノになっている(=それだけ成長した)と思うのですが、当時の瀬戸口が、それのどこが悪いのかが、よく分かってなかったどころか、それなりに手応えを感じていたんです。
 
何を根拠に手応えを感じたのか?
 
それが今日の本題なのですが、実はオンライン公演の初日終わりで、瀬戸口のもとには「良かったよ〜」とか「感動したよ〜」という賞賛の声が集まってたんですね。
 
むしろ、賞賛の声しか無かった。
 
そりゃそうなんですよ。
 
わざわざ人間関係を壊すリスクを背負ってまで、「面白くなかった」と伝える人なんていないので。
 
でも、その裏で僕の方にはオンライン公演を観た関係者から「あれで大丈夫なの?」という声がたくさん届いていた。
 
 

狭いコミュニティーにおいては、ネガティブな意見は可視化されない

 
僕、舞台を作っている知り合いが結構いるんですけども、規模の小さい舞台の感想をエゴサーチすると、ものの見事に「絶賛」しかないんです。
 
「今回は面白く無かったです」と呟くメリットが一個もないので、面白くなかった場合は皆、感想を控えるようにしています。
 
僕らは「発信元が突き止められてしまうぐらい狭いコミュニティーにおいては、ネガティブな意見は可視化されない」ということを受け入れなきゃいけない。
 
それが今日のタイトルなんですけども、キミの元に「賞賛」の声しかない理由は、キミの作品が素晴らしいからではなくて、キミが売れていないからなんです。
 
どれだけ世界的な名作であろうと、世の中に「好み」や「嫉妬」みたいなものがある以上、批判は必ずあるんです。
 
なので、「批判が無い」というのは、べつに褒められたものじゃないんです。
 
「内輪ノリ」に走る人って、リアクターが身内ばっかりだから、常に「賞賛」を浴びているんですね。
 
なんなら「頑張った」というだけで、賞賛されたりする。
 
はやいうちに、そこに気がついて、そこから抜け出さないと、うんこクオリティーに満足してしまう自分が形成されて、もう二度と抜け出せなくなるので要注意です。
 
貿易をしないと自国の製品の正当な評価が分からないのと同じで、いつまでも身内で固まってないで、とっとと外の世界の反応を見てみてはいかがでしょうか。
 
 

====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
 
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!

 
 
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓
 
\メールアドレスのみで利用できるようになりました/
https://salon.jp/nishino

Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所

https://salon.jp/nishino

※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です※
 
 
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko

シェアする