AIとの共創と、報酬とコミュニティー

2024年05月06日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/1231726

AIとの共創と、報酬とコミュニティー | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/1231726

 
 

「AIが得意な絵」と「AIが苦手な絵」が見えてきた

 
自分の肩書きを見ると「絵本作家」と入っているのですが、最近は、映画やミュージカルにうつつをぬかして、新作絵本を作っていませんでした。
 
べつに絵本作りに飽きたわけではなくて、2年前にAIアートが爆誕した瞬間に、自分の中でも「これから作る絵本の価値」を見失ってしまいまして、「どうしたもんかなぁ」と考えながら、今までズルズルやってきてました。
 
まずはAIに慣れようと思って、あれやこれやとAIネイティブのプロジェクトを立ち上げてみました。
 
小さい規模ですが、目立ったところでいうと『バンドザウルス』がその一つ。
 
デビューライブが幕張メッセというハチャメチャな内容だったわけですが、どういうわけか1万3000人が熱狂して、まぁ「AIプロジェクト」として一つの成果は残せたのかなぁと思います。
 
『バンドザウルス』に関しては、そろそろ温かくもなってきたし活動を再開しようかなぁと思っておりまして…ちなみに、もうチケットは完売しているそうですが、5月18日(土)に六本木で『バンドザウルス 春の肉まつり』というナメくさったライブがあるそうです。
 
僕も日本にいたらお客さんとして観に行こうかなぁと思っています。
 
『バンドザウルス』以外にも、AIを使ったプロジェクトは色々と走らせておりまして、そういった寄り道のおかげで、この2年でAIの性格がよく分かりました。
 
とくに「AIが描いた絵」というのは分かるようになってきて…もうちょい具体的に言うと「AIが得意な絵」と「AIが苦手な絵」が見えてきて、それは「そもそも人間が絵のどこに惚れていたのか?」を見つける旅でもありました。
 
 

AIの絵に見慣れると、人間は、AIが描いた絵を無自覚に判別できる

 
言語化するのが極めて難しいのですが、LEDライトよりも、ロウソクの火に吸い寄せられるように、どうやら僕らは完璧なものはあまり求めていなくて、「ゆらぎ」に惚れている…というか、多分、「完璧」というのは実は量産が可能で、「ゆらぎ」は刹那的で、その瞬間にしか顔を出さないから、僕らはそれを面白がっている。
 
そして、それこそがAIの苦手分野であることが分かりました。
 
もっと言うと、AI時代において「完璧には価値がない」という話で、少し前に「AIは才能の民主化だ」みたいな論調があったのですが、たぶん皆、勘違いしているのが「才能」というのは能力ではなくて「希少性」なんですね。
 
つまり、皆が100メートルを9秒で走れてしまったら、ウサインボルトは凡才に成り下がるわけで、繰り返しますが「才能」というのは「希少性」なんです。
 
絵で言うと作者の(うまいとは言えない)独特の癖、着物で言うところの「着崩す」みたいなところに、代替不可な「個人」が出てくる。
 
なんかカッコつけて込み入った話っぽい話をしていますが、簡単に言うと「AIの絵に見慣れると、人間は、最終的にAIが描いた絵を無自覚に判別できる」という話です。
 
それが分かってから、実は、絵本制作を再開しまして、一度止めてしまった工場の灯をもう一度つけるのはそこそこ大変だったのですが、現在、どうにかこうにかやっています。
 
 

「AIの挟み方」と「報酬の設計」が凄く心地好い

 
ちなみに、今、どういう形で絵本を作っているかというと、先日のVoicyでお話しさせていただいたアシスタントのタケダ(業務委託)と、CHIMNEY TOWN DAOでAIアートが得意な面々とLINEグループを組んで、僕が手描きで描いた絵をベースに、AIに色んなパターン(表情のパターンや、カメラアングルのパターン)を描いてもらって、それを資料にして、また西野が手描きで描く…という形をとっています。
 
タケダは業務委託だし、DAOメンは社員でもないので、作業時間の制限がなく、皆、気が向いた時にそのLINEグループにポンポンとネタを放り込んでいる感じです。
 
この際、タケダには報酬というか業務委託用のギャランティーが支払われているのですが、DAOのメンバーには支払われていなくて、だけど報酬を払わないのも気持ちが悪いので、AIでイラストをあげてくださったメンバーさんにはレターポットで『レター』を贈らせてもらっています。
 
今のところ、この「AIの挟み方」と、この「報酬の設計」が凄く心地好くて、クリエイティブ3.0な感じで、やらせてもらっています。
 
「サークルノリで確かなクオリティーが出せる」というのが今の時代のクリエイティブで、バンドザウルスしかり、「いかに皆が作りたくなるエンタメの器を作るか?」が勝負の分かれ目だなぁと思います。
 
そして、それをやるには「コミュニティー」が必要で、DAOやオンラインサロンといったコミュニティーを「宗教だー」と指をさして笑っていた勢は、まぁまぁ詰んだんじゃないかなぁと思います。
 
なんちゅう締め方すんねん。
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
  
 
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