日本と海外の今 - | 西野亮廣の公式ブログ

日本と海外の今

2022年06月07日

書いた人：西野亮廣 公式LINE

（※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓）
https://voicy.jp/channel/941/335814

【緊急生配信】メキシコでトラブル連発！ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/335814

今日は「日本と海外の今」というテーマでお話ししたいと思います。
　
　

お知らせ！『西野亮廣講演会』全国各地で続々開催！

　
『西野亮廣講演会』のお知らせです。
　
全国各地で続々と開催が決まっています。
７月２日（土）に沖縄、
７月１０日（日）に大分、
７月１６日（土）に豊橋、
７月１８日（月）に福岡、
８月６日（土）に大阪、
８月７日（日）に東京、
８月２０日（土）に熊本、
９月４日（日）に岐阜で、それぞれ『西野亮廣講演会』がございます。
　
私、西野亮廣がマイク一本で１時間半ほど喋る変なイベントです。
　
チケットをお求めの方は、『西野亮廣全国講演会』で検索してみてください。
　
サロンメンバーさんが作ってくださったイイ感じのホームページに飛びますので、そちらから。
　
会場によっては、まだ、チケットを発売してなかったりしますが、そのへんはご容赦ください。

講演会開催情報

https://kouenkai.chimney.town

よろしくお願いします。
　
　

お知らせ！『西野亮廣エンタメ研究所』法人会員スタート！

　
そして、もう一点。
　
僕が現在手掛けているエンタメの作り方や届け方をベースにして、毎朝２０００文字程度の記事を投稿している『西野亮廣エンタメ研究所』というオンラインサロンがあるのですが、前々から、経営者さんから「ウチの社員に読ませたい！」という声を本当によくいただいていたので、「だったら法人向けのやつを作りましょう！」となりまして、このたび…
　
オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の法人会員がスタートしました。
♯すでに「１００社」を超える企業さんからお申し込みいただいております。
　
　
こちらは、１ライセンスあたり「９８０円」で、１ライセンスで一人招待できます。
　
僕が毎朝投稿している記事（過去記事も含む）を、Facebookアカウント無しでご覧いただけます。
　
記事の内容は主に「マーケティング」や「チームビルディング」や「ブランディング」といった…まぁ、仕事をしていく上では絶対に頭に叩き込んでおいた方がいいようなことを、せっせと書いています。
　
興味がある方はCHIMNEYTOWNのホームページからチェックしてみてください。
　
トップページの一番上（横にスライドするところ）に、お申込みフォームがあります。

西野亮廣エンタメ研究所法人会員

https://salon.jp/nishino-corporatemember/

よろしくお願いします。
　
　

陰性証明書が必要になる・・

　
そんなこんなで本題です。
　
さて。
　
昨日から僕はメキシコに来ていまして、来週はニューヨーク…というスケジュールになっていて、ナンジャカンジャで６月末まで海外を転々としています。
　
ということもあって、「ならでは」のお話ができるといいのかなぁと思いまして、今日は、「日本と海外の今」というテーマでお話ししたいと思います。
　
「今」という表現がこれほどシックリくることはないのですが、やっぱり今は「新型コロナウイルス」の影響が（まだまだ）あったりして、渡航のルール変更がバンバンおこなわれてるんですね。
　
しかも国によってルールが違うので、海外に行く都度調べなきゃいけない。
　
　
たとえば、先月、僕はドイツに行っていたんですが、ドイツに行く時はコロナワクチンを２発うっている人は「陰性証明書」が必要なかったんです。
　
出発前に病院で検査を受けなくても良かったんですね。
　
ただ、今回は違って、ちょっとややこしいんですけど、メキシコに行くだけなら、おそらくドイツと同じルールでワクチンを２発ぐらいうっておけば「陰性証明書」は要らないのですが、僕、「アメリカで乗り換えのメキシコ」というルートをとることになったので、そうなると「陰性証明書」が必要なんです。
　
ここ厄介ですね。
　
今回のアメリカ（ダラス）の空港は、実質は「乗り換え」なんですけども、一旦、外に出ることになるとで、それもあってか、「陰性証明書」が必要なんです。
　
ということは、「アメリカ乗り換えのメキシコ。からのアメリカ」という今回のルートだと、「陰性証明書」が２回必要になるんです。
　
なので、その都度、検査しなきゃいけないんです。
　
　

今の海外旅行は円安と検査で無理ゲー

　
そんでもって、「陰性証明書」が必要な国への渡航を検討されている方は、気をつけられた方がいいと思うのですが、「陰性証明書」は渡航の１日前のものじゃないとダメだったりします。
　
これが意外と大変なんです。
　
僕は月曜日に日本を発つスケジュールだったのですが、前日は日曜日じゃないですか？
　
日曜日は検査をやっている病院がガクンと減るんです。
　
ちなみに僕は、日曜日の朝は仙台にいて、夕方は名古屋で講演会が入っていたのですが、仙台の適当な場所にコロナの検査をやっている病院が見当たらなかったので、仙台から一旦、東京に帰ってきて、そこで検査を受けて、それから名古屋に行って、その翌朝に、メキシコ…というスケジュールです。
　
なので、渡航前日のスケジュールもキチンと確保しておかなきゃいけません。
　
もちろん、この前日の検査で「陽性」になれば渡航はできませんから、「陽性反応」が出た場合は「前日か渡航当日に全てキャンセル」という強烈な仕打ちを受けることになります。
　
組んでいた予定には「キャンセル料」が発生するものもたくさん入っているでしょうから、「１日前に検査をしなきゃいけない」というのは、かなりの賭けなんですね。
　
　
それに加えて、今、飛行機代がメチャクチャ高いんです。
　
エコノミーでもアメリカまでは片道２０万円チョットしますし、これに、コロナの検査代がかかってくるので、「往復」となると５０万円は見ておいた方が良さそうです。
　
これに加えて強烈な「円安」なので、滞在中は凄いスピードでお金が減っていきますので、今、海外旅行はほぼ無理ゲーだと思います。
　
まぁ、飛行機代は仕方ないとしても「円安」は本当に厄介ですね。
　
　

鎖国する日本でアンテナを立てているかどうか　

　
旅以外の話も少ししておきたいと思います。
　
僕は経済評論家じゃないので、マクロの詳しい数字はよく知りませんが、少なくとも僕が参加しているエンタメシーンにおいては、日本は、コロナで２年以上鎖国してしまったことの代償を支払わなきゃいけなくなると思います。
　
肌感でいうと、Web3の領域は、まだ戦えそうな匂いがありますが、すでに僕らが慣れ親しんでいる系のエンタメは、日本が止まっている間も、どんどん進んでいるので、かなり頑張らないといけない雰囲気があります。
　
この件に関しては、日本人（のしかもそこそこ影響力がある人）が知識不足からクソミソに的外れな意見を発信している部分があったりして、先週のサロン記事で書かせていただいたので、是非、チェックしてみてください。
　
　
余談として、こないだ面白い話を聞いたのですが、たとえば、世界的アーティストの世界ツアーで、日本公演が入っていたりするじゃないですか？
　
あれ、同じパッケージを各国で回しているわけじゃなくて、日本って島国なのでステージセットが船便になるので、物理的にも予算的にも「船で運べるサイズ」になるそうです。
　
世界的アーティストって、予算が無尽蔵にあるイメージですが、そこはキチンと、日本公演用にはダウングレードするそうです。
　
それはそれでいいのですが、「フルスイングのものを見れていない」ということは念頭においておいた方が良さそうです。
　
とにもかくにも、国内外を行ったり来たりしておると本当に思うのは、「ちゃんと外の情報も仕入れておいた方がいい（外の情報にもアンテナを立てておいた方がいい）」ということ。
　
なんとなく今の日本は江戸時代みたいになっていくような気配を漂わせていますが、江戸時代と明らかに違うのは「みんな貧しく」ではなくて、「アンテナを立てている人との格差が大変なことになる」というところだと思うので、そのあたりは気をつけておいた方が良さそうです。
　
　　