『丁寧な接客』の勘違い

2026年10月19日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/8318058

そんなところに人を立てちゃダメ! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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信頼関係の構築が最大のミッション

 
『CHIMNEY TOWN HALLOWEEN in NAMBA』の幕が無事に閉じました。
 
というわけで今日はイベントの振り返りをしたいと思います。
 
4日間の来場者数は【約14万人】で、主には16時〜21時の「ライトアップ」の時間にお客さんが集中していました。
 
Voicyでも何度かお話しさせていただいておりますが、このイベントが企画されたのは今年の7月で、要するに、たったの3ヶ月で、各所の許可取りから、クリエイティブまで全てをおこないました。
 
特に許可取りの場面では「いやいや、3ヶ月前に言われても、どうしようもありません」ということがたくさんあって、たとえば、そのうちの一つが「営業時間」です。
 
この時期の日没時刻は大体17時半で、つまり、ライトアップが映える時間は僅か3時間半しかありませんでした。
 
できれば23時…せめて22時頃までやりたかったのですが、会場である「なんば広場」の営業時間が21時終了となっていたので、今回は難しかったんです。
 
ただ、その「21時」というのも、最近できたばかりの「なんば広場」が立ち上げ時に一旦決めたルールで、1年前から交渉をすれば、もしかしたら営業時間を少し延長できるかもしれません。
 
お越しになられた方ならお分かりだと思いますが、『CHIMNEY TOWN HALLOWEEN in NAMBA』のインスタレーションは、開催期間を10日間にしても、20日間にしても、お客さんが来続けたと思うのですが、僅か4日だけの開催となった理由も「なんば広場」の決まりと、そもそものスケジュールの埋まり具合で、「最大1週間」しか借りれなかったんです。
 
その中で「設営日」と「撤収日」がありますから、4〜5日が限界だったんです。
 
今年は、4日間であろうと、とりあえず一度やってみて、「僕らのチームがイベントを仕掛けると、こんな感じになりますよ」というポートフォリオ作りと、あとは信用の獲得・信頼関係の構築が最大のミッションだったので、短い期間ではありましたが「やる」という判断をさせていただきました。
 
これも1年前から申請を出していれば、もしかすると、来年は期間を延長できるかもしれないので、期待しておいてください。
 
 

「お客さん目線」で自分達のコンテンツを見る

 
次に「少し面白いデータ」も取れたので、共有させていただきます。
 
今回のインスタレーションは、「説明」を極限まで減らしたんですね。
 
「説明」や「言語」が必要なものを作ってしまうと、この先、海外展開する時に、必ずブレーキがかかってしまうので、シンプルに「ビジュアル一本勝負」で、「キモい!でも、ちょっと観てみたい!」とならなかったら僕らの負けでした。
 
ところが、インスタレーションがオープンした時に、誰からの指示なのか、会場の入り口にボランティアスタッフさんが立っていて、「入り口、こちらですよ〜」と案内していたんです。
 
そんなことをしてしまったら、せっかくのインスタレーションが「発表会」になってしまうし、「俺たちが作ったものを見てください」になってしまって、それより何より、入り口に人が立っていたら余計に入りにくいじゃないですか?
 
フラッと立ち寄った洋服屋さんで、店員が話しかけてきたら、もう店を出たくなりません?
 
というか、「話しかけるぞ!」というオーラを入り口で出されたら、そもそも店の中に入らないですよね?
 
「押しつけ感」が出ちゃうというか。
 
そもそも「入り口こちらですよ〜」と口で説明している時点で負けで、「どうやら、こっちが入り口なんだな」とお客さんに感じさせるレイアウトを組むことが重要で、お客さんの流れを見て手直ししなきゃいけない部分は、そこなんです。
 
こういうのを「アフォーダンス」と呼んだりするのですが、男子トイレの小便器の横で「オシッコを飛ばさないでください」と叫ぶのではなくて、小便器の真ん中に「ダーツの的」のようなシールを貼るんです。
 
そうすれば、男はそこを狙うから。
 
「静かにしてください!静かにしてください!」と叫び続けるのではなくて、照明をロウソクに替えるんです。
 
そうすれば、なんか声を殺しながら喋るようになるから。
 
ここでのエラーは現場にいる人間が「入り口に人を立てた方が、人がたくさん呼べる」と思っていたことと、「アフォーダンス」の発想がなかったこと。
 
というわけで、すぐに「入り口に門番のように立っているボランティアスタッフさん」に退いてもらうように指示を出して、退いてもらった途端、お客さんが次から次へと入り始めました。
 
ここに「人」は要らないんです。
 
このミスは、結構、いろんなクリエイターやサービス提供者がやりがちで、お客さんにつきっきりで接客すればいいわけでも、なんでもかんでも丁寧に見せりゃいいわけでもなく、大切なのは「お客さん目線」で自分達のコンテンツを見ること。
 
ここが大事かなぁと思います。
 
今回とれた様々なデータを活かして、来年、さらにパワーアップした祭りをお届けしたいと思います。
 
 

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CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
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