【西野亮廣】意外!? リモートワークが当たり前の時代に、西野が「オフィスは必要!」と考える本当の理由とは―『夢と金』20万部突破のチーム論

2023年10月08日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2023年10月6日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

リモートワークの共有不足

 
先日、ウチのスタッフを叱りました。
僕がスタッフを叱ることはよくあることなので、この連載をお読みの皆様は深刻に捉えないでいただきたいです。
そして、もし、この記事を読んだスタッフが凹んで気持ちを切り替えなかったり、ヘソを曲げたりしたら、僕は絶対に許さないことを先にお伝えしておきます。
#学校じゃないので
 
さて。
何に対して叱ったかというと、端的に言うと、「リモートワークの共有不足」です。
 
今って、会社(オフィス)に行かなくても仕事ができるじゃないですか?
それこそ僕なんて、CHIMNEY TOWNのオフィスに行くことは年に一度ぐらいで、それもオフィス見学みたいなもんで、オフィスで仕事をしたことは一度もありません。
僕は基本、自宅アトリエで仕事をしています。
僕がオフィスに行くと(移動時間が無駄になって)生産力が落ちるからです。
 
今は、僕と同じように、リモートワークを当たり前にしている人は少なくないと思います。
こうなってくると、「オフィスって要らないんじゃないか?」という話になりがちなのですが、僕は「オフィスは必要!」と思っている派です。
そのことについて今日はお話しします。
 
 

リモートワークを選ぶ時に大切にしなきゃいけないのは…

 
「会社(オフィス)に行く理由」はいくつかあって、チームとして、ここを共有しておいた方がイイと思うのですが、まず、「監視されないと働けないヤツがいる」ということですね。
 
皆が皆、自分で考えて価値創造に向かって走れるわけじゃなくて、「あれをしろ!」「これをしろ!」と指示されないと動けない(価値を作れない)人は全然いるし、サボれる環境があれば、とことんサボるヤツは全然いるんですね。
 
「自ら苦労に向かえる人」というのは、その先に待っているリターンをイメージできている人で、そういうものがイメージできていない人は、なるべく苦労から逃げようとする。
働く理由の真ん中に「給料」があって、「どれだけ働いても給料が同じなのだから、なるべく働きたくない」という考えを持っている。
 
こういう人が大半だから、面倒臭いですが、手を動かしているか否かを監視する「オフィス」というシステムは必要なんです。
 
ただ、今話したのって、「会社と社員」あるいは「上司と部下」という関係上の話だと思うんです。
「監視しないとサボるヤツがいるから、監視する仕組みとして『オフィス』は必要だよね」という。
 
今日、お話ししたいのは(先日、スタッフを叱った内容は)そうじゃなくて、「上下関係」じゃなくて、「横関係」に目を向けろ…という話です。
 
(続きはこちらから【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】

【西野亮廣】意外!? リモートワークが当たり前の時代に、西野が「オフィスは必要!」と考える本当の理由とは―『夢と金』20万部突破のチーム論

https://goetheweb.jp/person/article/20231006-nishino-114

シェアする