余力があるうちに『定番』を作りにいけ

2023年10月09日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/630866

余力があるうちに『定番』を作りにいけ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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美味しいコーヒーに出会ってしまったから『CHIMNEY COFFEE 』を立ち上げた

 
僕が勤めている『CHIMNEY TOWN』はエンターテイメントを生業としている会社なんですけども、持ち前の「いっちょ噛み精神」が高じて、エンタメ以外の事業も色々やっているんです。
 
その中の一つに『CHIMNEY COFFEE』というコーヒー事業がありまして、現在、渋谷で2店舗経営しています。
 
お世辞抜きに、僕がこれまで飲んできたコーヒーの中で一番美味しいコーヒーを提供させていただいていて…というか、厳密にいうと「コーヒー屋さんをやろう!」というスタートではなくて、「こんなに美味しいコーヒーに出会ってしまった以上、コーヒー屋さんをやるしかないじゃん」という感じで、『商品』が先にあった珍しいパターンです。
 
これが他のコーヒー屋さんのコーヒーより美味しくなかったら、当たり前ですが、コーヒー事業なんて立ち上げてなかったですが、他のどのコーヒーよりも美味しかったから、根負けする形で立ち上げたのが『CHIMNEY COFFEE 』です。
 
ちなみに、オンラインショップでも買えますが、オーツミルクで割る『CHIMNEY COFFEE』のカフェ・オ・レベースを僕は毎朝飲んでいます。
 
本当にビックリするぐらい美味しいので、一度、試してみてください。
 
あと、贈り物で贈ったら、死ぬほど喜ばれます。
 
▼『CHIMNEY COFFEE』のカフェ・オ・レベースはコチラ↓

COFFEE

https://chimney-coffee.com/collections/coffee

 
 

「凡事徹底」を続けた結果、昨日は過去最高の売上に!

 
さて。
 
この『CHIMNEY COFFEE』は、渋谷の1号店がオープンしたのが2年前で、その時はVoicyでも「渋谷にコーヒー屋さんがオープンします!」みたいなアナウンスをしつこくしていただろうし、それこそお祭り的なオープニングボーナスはあったと思うのですが、実は、『CHIMNEY COFFEE』は昨日が過去最高の売上だったそうです。
 
何か派手な宣伝をうったわけでもなく、インフルエンサーが来店して、そのことを発信してくれたわけでもありません。
 
「やるべきことをやって、やっちゃいけないことをやらない」という当たり前をコツコツと続けた結果、過去最高の売上となりました。
 
これは結構徹底したんです。
 
現場スタッフが、すぐに変化球を投げようとするから、「そんなものは要らない。奇襲は弱者(持たざる者)の戦略だ」と。
 
「味で勝ってて、立地で勝ってるんだから、普通のことを普通にやれば普通に勝てる」と口酸っぱく言って、今に至ります。
 
本当に派手なことや、目新しいことは一つもやっていなくて、勝因は、ごく平凡なことを徹底してやり抜くという「凡事徹底」です。
 
「続けたこと」が誰かにとっての定番となり、人が人を呼び、今回の結果に繋がりました。
 
 

ずっと届け続けたから、絵本の発行部数が『73万部』

 
似たような話がもう一つだけあって…この度、絵本『えんとつ町のプペル』の増刷が決定しまして、これで【66刷】、発行部数は【73万部】となりました。
 
『えんとつ町のプペル』を作る時の「定番を作る!」という覚悟は未だ薄れることはなく、届けるほどに絵本の「持久力」を知り、応援してくださる皆様への感謝が深まるばかりですが、この結果に至るまでには、雑音もたくさんあったんです。
 
「いつまで、一つの作品にシガんどんねん」という。
 
裏返すと「いいかげん、新しいことをやれや」というメッセージですね。
 
こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、この国でキングコング西野亮廣に対して、説得力(実績)を持って「新しいことに挑戦しろよ」と言える人って、あんまりいないと思うのですが、『えんとつ町のプペル』だけに目を向けた時に、「ずっと同じ作品を取り扱っている」となるのかもしれません。
 
ただ、ずっと届け続けないと、このご時世、絵本が『73万部』も売れることって無いんです。 
 
なのに、その過程では「いつまでやっとんねん」という声がある。
 
もしかすると、「いつまでもやれるコンテンツ」に対する嫉妬なのかもしれません。
 
ただ思うのは、それが嫉妬であろうと、そういった雑音に潰された「続けていれば『定番』になるかもしれなかった作品(商品)」は、これまでにたくさんあっただろうな…ということ。
 
「変化球に憧れ、ストレートを安く見積もる価値観」や、「一つの作品・商品・サービスを届け続けることを『サボっている』と捉えてしまう価値観」、そういったモノに潰された可能性はこれまでたくさんあったのだと思います。
 
皆さんの可能性が、そんなものに潰されて欲しくないなぁと思ったので、今日はこんな話をさせていただきました。
 
新しいものにアンテナを立て続けることは絶対に大切なんだけれど、同時に「新しいものは古くなる」という原理原則を押さえて、「余力があるうちに定番を作っておく」という賢さを持っておくといいかもしれません。
 
 

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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】 LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
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