【西野亮廣】「事前の告知」は、「クリエイターの努力を無駄にしない」というリーダーの覚悟の表れであり、日頃応援してくださっているお客様への誠意

2023年04月23日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2023年4月21日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

チームメンバーの頑張りを殺すリーダー

 
昨日、CHIMNEY TOWN DAOから『バンドザウルス』の新しいNFT「TAMAGO」がリリースされたそうです。
「え? 知らなかった!」という方が95%だと思いますが、僕もリリース20分前に聞きました。
つまり、世間の認知度はほぼ0%です。
#どこで売ってるの?
 
これによって「TAMAGO」というプロジェクトは失敗に終わりますが、CHIMNEY COFFEEが渋谷でアパレルショップを出店する時しかり、CHIMNEYの若手の「告知しない(直前になって慌てて告知をする)」は伝統芸のようになっています。
 
昔から僕らを応援してくれる皆様の気持ちを代弁させていただくと、
「西野さんがプロジェクトを仕掛ける時は何ヵ月も前から何度も何度も『発売日』を丁寧に告知して、そして『早い段階から告知することの重要性』を何度も説明しているのに、なんで西野さんの近くにいるCHIMNEYの若手は毎回毎回告知をサボるの?」
といったところだと思います。
これに関しては、CHIMNEYスタッフの読解力と記憶力が壊滅していること(&CHIMNEYのシステムエラー)が原因だと思います。
ただ、これはCHIMNEY TOWNに限った話ではなくて、いろんなチームでも起きている問題だとも思います。
(※CHIMNEY TOWNは「出せばある程度売れる」というアドバンテージがあるから、他社よりも余計に、若手が『宣伝』をナメてしまう…というのはあるけれど)
 
これにはやはり【前もってキチンと告知をすることの重要性】を“あらためて”理解する必要がありそうです。
 
「告知無し」「直前の告知」のリスクについては過去にお話ししたとおり。
「どの宣伝が効くのか?」を知る期間(宣伝方法を改善する期間)が必要…などなどです。
【関連記事『「集客」を骨の髄までナメきっているバカ』】
今日は、過去にもお話しした話以外で、「事前告知の重要性」についてお話ししたいと思います。
 
 

広告はオセロのように仕掛ける

 
(※ここでお話しするのは、15席で満席になるような小規模のイベントの場合は除きます)
「発売日を事前告知しない」が成立するのは、「発売日を事前に告知しないこと」がニュースになる(面白いノリが発生する)場合のみで、基本的には「事前に情報を共有しておいて、コミュニティーの熱を高めて高めて…発売日にドン!と売る」が販売の鉄則です。
 
では、何故、発売日を合わせた方がいいのか?
 
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

【西野亮廣】「事前の告知」は、「クリエイターの努力を無駄にしない」というリーダーの覚悟の表れであり、日頃応援してくださっているお客様への誠意

https://goetheweb.jp/person/article/20230421-nishino-90

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