アホみたいな靴下が1日で1000足売れた理由
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/216314
【神回】「日本人はディベートが下手」は本当か?【西野撃沈】 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は、「ディベートができない日本人」というテーマについて、お話しします。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
お知らせ!生配信!ミュージカル『えんとつ町のプペル』初台本読み合わせ
今年の11月におこなうファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の全キャストが一堂に会する「初台本読み合わせ」を生配信することが決定しました。
配信日時は10月10日(日)13時30分から。
日曜日とはいえ、その時間に立ち会えない方もいらっしゃると思うので、少しの間だけアーカイブも残ります。
生配信の参加チケットは1300円です。
興味がある方は『えんとつ町のプペル 稽古場を覗き見』で検索してみてください。
【稽古場を覗き見!】演出・西野亮廣+全キャストによる初台本読み合わせを生配信 | えんとつ町プペル
https://meets.ltd/poupelle/ticket_1010
すでに稽古は始まっているのですが、稽古場にキャスト&スタッフ(もちろん僕も)全員が集合するのは、この日が始めてです。
なんか、サラッと告知していますが、「日本のミュージカルスターが集まって、台本の読み合わせを生配信する」というのは、業界的には大事件で、「そんなの出しちゃって、いいの?」というところです。
ただ、作品が出来上がっていくところを共有できるのは、同じ時代を生きた人だけの特権だし、本番を観られる方にも「あれが、こうなったんだ」という楽しみが生まれるかなぁと思って、業界の超超タブーに挑戦してみました。
このメンバーでおこうなうのは一生に一度しかないメチャクチャ貴重な回なので、是非、ご参加ください。
開催は10月10日でございます。
宜しくお願いします。
お知らせ!『映画 えんとつ町のプペル』復活上映 & DVD&Blu-ray発売!
そして、もう一点。
『映画 えんとつ町のプペル』に関するお知らせです。
10月22日〜10月31日に『映画 えんとつ町のプペル』が劇場に帰ってきます。
ハロウィン限定復活上映でございます。
「HELLO MOVIE」というアプリをダウンロードしていただけると、劇場で、キングコングの副音声なんかも聴けちゃいます。
映画の映像を見ながら、キングコングが二人で1時間40分喋り倒しています。
多分、映画の内容は入ってこないと思いますので、くれぐれも、もう何度も観た方にオススメします。
映画であり、ハロウィンイベントなので、泣いても笑っても上映は10月31日にキッパリと終了します。
そして「映画館に行けないよ〜」という方に向けて、『映画 えんとつ町のプペル』のDVD&Blu-rayの発売が決定しました。
https://www.amazon.co.jp/s?hidden-keywords=B09GNX2HZD%7CB09GNWR6JR%7CB09GNYHR4Y%7CB09GNXQQ62
Loppi &HMVさん、Amazonさん、楽天ブックスさん等で販売していますが、それぞれ特典が違いますので、詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。
DVD&ブルーレイ 11月3日(水)発売決定! | プペル新聞 | 『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト
https://poupelle.com/news/?p=1035
宜しくお願いします。
実感!議論ができない人が意外と多い
そんなこんなで、本題です。
今日は、最近、僕がまぁまぁ驚いたコトを共有したいと思います。
驚いたし、興味深くもあった内容です。
以前、Voicyで「『1万件の件のメールを返信して』という仕事を渡されたら、テンパるか?」
という、いわゆる「ディベートのお題」を出させていただいたんですね。
僕は、「テンパる理由が本当に分からない派」なので、「テンパる派」の人の言い分を聞きたかったんです。
で、議論をすることで、お互いの考えを浮き彫りにすることが目的なので、答えは別にどちらでもいいのですが、この時に本当にビックリしたのは、「議論ができない人が意外と多い」ということでした。
昔から、「日本人はディベートが苦手」と言われていましたが、実際、身の回りでそう感じたこともなかったので、あまり実感が湧かなかったのですが、今回は、すっごく感じました。
ディベートの基本のキは「前提を変えない」!
中でも、一番、ビックリしたのが、「前提を変えてしまう」ということです。
たとえば、「米は美味しいか?美味しくないか?」というディベートのテーマがあったとする。
こういう時って、たとえば「美味しい派」の人が、
「ナンジャカンジャ言って、米が一番食べられているから、美味しい」
と言って、「美味しくない派」の人が、
「『一番食べられている=美味しい』という理屈だったら、世界では一番食べられているわけでもないので、美味しく無い」
と返す。
これが、ディベートじゃないですか?
デイベートのルールとしては、あくまで「相手と同じ条件」。
ここは絶対に変えちゃ、ダメですよね?
この時に、「いや、僕さっきラーメン食べちゃってお腹いっぱいなので、たぶん、美味しく食べれないです」という人が出てきたら、完全にアウトですよね。
いやいや、個々人の体調を加味したら、そりゃ運動した直後でお腹がペコペコだったら、美味ししい、今、高熱でうなされている人は美味しくない。
それだと議論にならないじゃないじゃないですか?
それとか…「ナンジャカンジャ言って、米が一番食べられているから、美味しい」という言い分に対して、「米はどうか分からないけど、私は、ブルーチーズは苦手ですね」と返してきたら、もう恐怖でしょ?
いやいやいやいや、「今、米が美味しいかどうか?」の話をしているの!
ブルーチーズの話は、してない!
「前提を変えない」はディベートの基本のキで、前提を変えてしまったら、そりゃ答えが無限に生まれてしまう。
なんでディベートをしているのに、条件を変えちゃうの?
こんなことは、皆、分かっているものだと思っていたんです。
でも、違うんです。
「『1万件のメールを返す』という仕事を渡されたらテンパるか、否か?」というお題に対して返ってきた答えが、「メール一万件だけなら楽勝です。ただ、毎日別の仕事が外からどんどん入ってくるのが現実です」……そんなことは訊いてないっ!!
「『1万件のメールを返す』という仕事を渡されたらテンパるか、否か?」と訊いています。
なぜ、そこに条件を付け加える?
そんなこと言い出したら、僕は1万件のメールを返している途中に、大地震が起きたらテンパる。
だけど、「もしもメールを返しているうちに大地震が起きたら」なんて訊いてない。
で、僕はね、先日のお題を出した時に、「『一万件のメール』じゃなくて、『一万羽の折り鶴』の方で、お題を出せばよかった」と言ったんです。
お相手がある仕事だと、お相手によって面倒が増える場合があるので。
「メール」あらため、「折り鶴」だと。
これ、今、後付けしているわけじゃないですよ?
その時に、言ったことですよ?
要するに、「『自分がやれば確実に終わる仕事(外的要因がない仕事)』において、テンパるのは何故なのか?」と、「アンコントロールな仕事ではなくて、自分が完全にコントロールできる仕事において、テンパるのは何故なのだ?」と、そう投げかけたところ、返ってきたコメントが「時と場合によりますね」……時と場合を変えちゃダメじゃん!
なんで、ディベートをしているのに、条件を変えちゃうの?
時と場合を変えちゃうと、全員の答えが変わる!!
そりゃ、試合直前の朝倉未来さんに、一万件のメールを返信する仕事を渡したら、テンパる!
これ、僕が変なこと言ってるんですかね?
あまりにも、そういったコメントが多かったので、だんだん自信が無くなってきました。
また、皆さんのご意見をお聞かせください。
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