後輩を作るのは自分にとってプラスだよね

2021年10月04日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/217427

後輩に仕事を任せることで成長できる | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/217427

今日は、「後輩を作るのは自分にとってプラスだよね」というテーマでお話しさせていただきたいと思います。

お知らせ!ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』稽古場生配信!


本題に入る前にお知らせをさせてください。

今年の11月におこなうファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の全キャストが一堂に会する「初台本読み合わせ」を生配信することが決定しました。

配信日時は10月10日(日)13時30分から。

 


日曜日とはいえ、その時間に立ち会えない方もいらっしゃると思うので、少しの間だけアーカイブも残ります。

生配信の参加チケットは1300円です。

興味がある方は『えんとつ町のプペル 稽古場を覗き見』で検索してみてください。

【稽古場を覗き見!】演出・西野亮廣+全キャストによる初台本読み合わせを生配信 | えんとつ町プペル

https://meets.ltd/poupelle/ticket_1010

すでに稽古は始まっているのですが、稽古場にキャスト&スタッフ(もちろん僕も)全員が集合するのは、この日が始めてです。

なんか、サラッと告知していますが、「日本のミュージカルスターが集まって、台本の読み合わせを生配信する」というのは、業界的には大事件で、「そんなの出しちゃって、いいの?」というところです。

ただ、作品が出来上がっていくところを共有できるのは、同じ時代を生きた人だけの特権だし、本番を観られる方にも「あれが、こうなったんだ」という楽しみが生まれるかなぁと思って、業界の超超タブーに挑戦してみました。


このメンバーでおこうなうのは一生に一度しかないメチャクチャ貴重な回なので、是非、ご参加ください。

あと、稽古場でまぁまぁ真面目に働いている僕の様子もお楽しみいただけると嬉しいです。

開催は10月10日でございます。

宜しくお願いします。

 

お知らせ!『映画 えんとつ町のプペル』復活上映 & DVD&Blu-ray発売! 


そして、もう一点。

『映画 えんとつ町のプペル』に関するお知らせです。

10月22日〜10月31日に『映画 えんとつ町のプペル』が劇場に帰ってきます。

ハロウィン限定復活上映でございます。

HELLO MOVIE」というアプリをダウンロードしていただけると、劇場で、キングコングの副音声なんかも聴けちゃいます。

映画の映像を見ながら、キングコングが二人で1時間40分喋り倒しています。

多分、映画の内容は入ってこないと思いますので、くれぐれも、もう何度も観た方にオススメします。

映画であり、ハロウィンイベントなので、泣いても笑っても上映は10月31日にキッパリと終了します。


そして「映画館に行けないよ〜」という方に向けて、『映画 えんとつ町のプペル』のDVD&Blu-rayの発売が決定しました。

https://www.amazon.co.jp/s?hidden-keywords=B09GNX2HZD%7CB09GNWR6JR%7CB09GNYHR4Y%7CB09GNXQQ62

Loppi &HMVさん、Amazonさん、楽天ブックスさん等で販売していますが、それぞれ特典が違いますので、詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。

DVD&ブルーレイ 11月3日(水)発売決定! | プペル新聞 | 『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト

https://poupelle.com/news/?p=1035

宜しくお願いします。

後輩を持つと、何かとイイよね


そんなこんなで本題に入ります。

今日は、「後輩(部下)を持つと、何かとイイよね」というテーマでお話しします。

昨日は、僕が働いているCHIMNEYTOWNという会社でZOOM飲み会がありました。

社長から社員、果てはインターン生までが参加する飲み会です。

といっても、ウチは小さな会社ですので、せいぜい7人ぐらいです。

もう少し詳しく言うと、そのうち一人はミュージカル『えんとつ町のプペル』を運営する「(株)CHIMNEY TOWN USA」という会社の代表で、もう一人は、まもなく渋谷にオープンするコーヒーショップ『 CHIMNEY COFFEE』を運営する「(株) CHIMNEY COFFEE」という会社の代表です。

彼らは彼らで、それぞれチームを抱えていたりします。

入社まもなく独立をそそのかしてみたところ、ものの1〜2年で自分達の会社を作っちゃったパターンです。

僕は僕で、絵本を作ったり、映画を作ったりして、そっちはそっちのチームで動いているので、同じ会社の人間なのに、あまり会うことがないんです。

なので、昨日は「最近、そっちは、どんな感じ?」という感じの会でした。

ナンジャカンジャで飲み会は2時間ぐらいあって、後輩が今やっているお仕事を聞いていると、「ああ、後輩を持つのっていいな」と思ったんですけど……そう思った理由は二つで、一つは「できない理由を知れる」ということ。

僕が「電子レンジを扱えない」理由


人それぞれ得意不得意があるじゃないですか?

たとえば、僕は「電子レンジ」を上手に扱えないんです。

今、「『電子レンジを扱えない』って、どういうこと?」と思ったでしょ?

なんかウチの電子レンジはスタートボタンを押すと、基本設定が「1分間温める」ことになっているのですが、モノによっては2分ぐらい温めなきゃいけないものもあるじゃないですか?

そういう時は、いつも1分間温めて、「ピー!」という終了合図を聞いて、一旦、電子レンジの蓋を開けて、閉めて、もう一度スタートボタンを押して、追加で1分間温めています。

たぶん、時間を調整して、「2分間温める」ができるハズなのですが、西野はそれをしようとしないんですね。

理由を聞かれたら、「その設定を覚えるのが面倒くさいから」と答えると思うのですが、どう考えたって、毎回、「1分間温める」を2回やる方が面倒くさいじゃないですか?

理屈で話を進めると、僕が圧倒的に間違っているのですが、できないもんはできないんです。

「なんでできないの?」と聞かれた時に、よくないのは、そこに何か「それっぽい理由(できない理由)」をつけてしまうことですね。

これは悪手で、そこで「それっぽい理由」をつけてしまうと、システムを組む側はその原因となっている部分を改善しようとする。

でも、本当は、「できないもんは、できない」「やりたくない」というところだと思っています。

後輩と話していて思うのは、5〜6分で終わる仕事に数週間かけちゃう子とか平気でいるんですね。

そこで僕は、問い詰めているわけでもなく、シンプルな疑問として、「なんで、その仕事に、そんなに時間がかかるの?」と聞くわけですが、その時そこには「できない原因」が明確にある場合と、「できないもんはできないんです」という場合の二つがあることが分かってくる。

前者は絡まっている部分の解き方を教えてあげたらいいし、後者は持ち場を変えてあげたらいい。

面白いのは後者で、僕が「電子レンジ」を扱えないように、「たった、そんなことができない人だっている」ということが分かる。

仕事を任せて、こういうヒアリングを細かくしていかない限り、僕らは「自分ができることは他人もできる」とついつい思っちゃうのですが、そんなことないんですね。

これをたくさん知ることで、「誰にどの仕事を任せればプロジェクトがうまく回るのか?」の精度が上がるので、それを正直に教えてくれる後輩の存在は大きいなぁと思いました。

「できるようになった仕事」を後輩にあげちゃった結果…


あともう一つは、「後輩に仕事を渡す」と前提で生きると、「いつまでも、その仕事に執着できない」というのがある。

一人で生きていると、僕なんかは気持ちが弱い人間だから、少しでも気を抜くと、「自分ができるようになった仕事」を手放さないですね。

そうすると、勝ちパターンにドップリと浸かることになるので、挑戦が遠のいてしまうというか、「挑戦」に理由が必要になってくる。

だけど、「できるようになった仕事」を後輩にあげちゃうと、自分は強制的に次の仕事にチャレンジしなきゃいけなくなるじゃないですか?

それが最高だなぁと思いました。そんなこんなで後輩に仕事をあげまくった結果、自分の仕事がなくなってしまって、新しい仕事にチャレンジすることになりました。

明日の朝に僕が次に挑む大きなプロジェクトの発表がありますので、お楽しみに。


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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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