僕が愛してやまない「シェアサイクル」

2021年06月29日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラから↓)
https://voicy.jp/channel/941/172139

「シェアサイクル」の台数の調整って、どうやってるの? | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/172139

 
今日は僕が愛してやまない「シェアサイクル」について熱く語ります!
 
 
 
本題に入る前にお知らせをさせてください。
 
 

お知らせ!西野の絵本最新作が発売!

 
僕の絵本最新作『みにくいマルコ 〜えんとつ町に咲いた花〜』が発売となりました。
 
(※こちら→)みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~ | にしの あきひろ |本 | 通販 | Amazon


 
 
 
 
 
今回の物語は『映画 えんとつ町のプぺル』から3年後の「えんとつ町」が舞台です。
 
時代が大きく変わって、職を失った主人公のマルコが、次の仕事場に選んだのが見世物小屋なのですが、そこで、ある女性と出会い、これがもう、大変なことになっちゃいます。
 
恋物語がベースになっていますが、今の僕の気持ちを反映させていて、ラストシーンは僕の本音でもあります。
 
 
 
その辺りの事情も踏まえて読んでいただけると嬉しいです。
 
是非、手にとって読んでみてください。
 
 
 
そして、こちらの作品はサイン本のご予約も承っておりまして、お求めの方は『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。
 
 
 
コチラのオンラインショップでは『みにくいマルコ』以外のサイン本も並べているのですが、僕が本当に毎朝、サインをせっせと入れて、梱包して、配送に励んでおります。もう内職中の内職です。
 
 
 
(※こちら→)https://nishino.thebase.in/items/28763178

みにくいマルコ | キンコン西野のサイン本屋さん powered by BASE

https://nishino.thebase.in/items/28763178

 
 
 
よろしくお願いします。
 
 
 
 
 
そして、お知らせがもう一つあります。
 
 

お知らせ!美容室NORA広江さんと対談


 
月に2度、僕の友達を僕の自宅に招いて、呑みながら語り明かす『スナック西野』という月額590円のYouTubeのメンバーシップをやっております。
 
 
 
ただ呑んでるだけっちゃあ、呑んでるだけなのですが、お越しになられるのが各業界のトップランナーの方々で、そういう人達は、呑みの席の話が一番面白いんです。
 
なぜなら、まだ世に出していないプロジェクトだったり、世に出しているプロジェクトの裏話だったりするので、早いし、本質的なんですね。
 
 
 
今週のゲストは美容室NORA代表の広江一也さんです。
 
いろんな実店舗オーナーさんが悲鳴をあげているコロナ禍で、あらたに5店舗をオープンされたNORAさんですが、一体、なぜ、そんなことが可能だったのか?
机上論ではなく、現場の生の話を聞かせていただきました。
 
メチャクチャ勉強になる回となったので、是非、ご覧ください。
 
 
 
興味がある方は僕の公式YouTubeチャンネル『西野亮廣エンタメ研究所』の画面下にある「メンバーになる」をクリックしてみてください。
 
「スナック西野」は隔週土曜日放送です。
 
 
 
(※コチラ→) https://www.youtube.com/channel/UCOy5sLcFLqYNqZ1iurp4dCg/join
 
 
 
 
 
そんなこんなで、本題です。
 
 

 

パリでの移動定番は、電動キックボード

 
 
 
 
2021年にまさかの「シェアサイクル」のお話です。
 
シェアサイクルに対する、ちょっとした疑問もあったので、そのあたりの話も。。
 
 
 
 
 
ジャパンエキスポやら、エッフェル塔の個展やらで、「パリ」とは何かと縁があって、ちょこちょこ行かせていただいています。
 
パリでの移動手段は、(街並みや空気を味わいたいので)電車やタクシーではなく、もっぱら「ライム」という電動キックボードです。
 
セーヌ川沿いに道路がず〜っと続いているので、そこを電動キックボードでビュンと行くのが、まぁ気持ち良い。
  
 
 
専用のアプリをダウンロードして、地図を開けば、近くに乗り捨てられている電動キックボードの場所を教えてもらえて、そこから乗ることができます。
 
驚くべきは、その台数です。
 
 
 
正確な台数は知りませんが、今いる場所の近所には大体停まっているので、すんごい数なんだと思います。
 
当然、数が多ければ多いほど、使い勝手がよくなるわけで…日本で、ここまで持っていくには、安全性の問題やら何やらで、なかなか苦労も多そうです。
 
 

⽥舎者の西野がハマったシェアサイクル

 
 
 
そんな中、私、西野が最近ハマっているのが「シェアサイクル」です。
 
東京に住んでいると、自然と目に入ってくるのですが、これまで、なかなか利用する機会もなかったんです。
 
ところが、コロナがやってきて、電車やタクシーはチョット…みたいな雰囲気になったじゃないですか?
 
 
 
去年の夏のタクシーはコロナの影響で「エアコンを付けない」という判断しているタクシーも少なくなくて(むしろ、窓を開けて、エアコンをガンガン効かせた方がいい?)、蒸し暑さと格闘していました。
 
 
 
そんな中、救世主として登場したのが、もう何年も見て見ぬフリをしていた「シェアサイクル」です。
 
 
 
とっくの昔から利用されている方からすると、「何を今さら、熱く語ってんだ」と思われるかもしれませんが、兵庫県川西市出身の田舎者が今日は語らせてください。
 
 
 
「シェアサイクル」って、メッチャ便利!
 
 

運営会社の皆様の努⼒もお⾒事!

 
5年前のシェアサイクル事情を僕は知らないのですが、おそらく日々のアップデートで、便利になったんでしょうね。
 
 
 
アプリをダウンロードして、地図を開いたら、電動自転車が停まっている「ポート」と呼ばれる駐輪場がバババッと出てくるわけですが、それが東京だと、今は結構な数です。
 
 
 
僕が見て見ぬフリをしている間に、ポートと電動自転車の数をジワジワと増やしていたのだと思います。
 
おかげで、今いる場所から、2〜3分歩けば、サクッと乗ることができます。
 
 
 
調べてみると、嘘か誠か、昔は、電池の残量がスマホに表示されていなかったみたいで、ポートに行ってから、「なんだよ、電池がねぇじゃねぇか」みたいなこともあったそうですが、今は、勿論解消されております。
 
運営会社の皆様のたゆまぬ努力に感謝しかございません。
 
 
 
すっかりヘビーユーザーと化したわけですが、昨日、シェアサイクルに対する一つの疑問が生まれました。
 
 
 
僕は酒飲みなので、「酒場までシェアサイクルで行って、お酒を飲んで、別の交通手段で家に帰ってくる」という運動を繰り返しているのですが、「ちょっと待てよ」と。
 
たとえば、家の近所からシェアサイクルで、オフィスまで行って、仕事をして、帰りにシェアサイクルで帰ってきたら、シェアサイクルの位置が元に戻るわけですから、プラマイゼロですよね?
 
 
 
ですが、お酒を呑む時、僕は「行き」だけシェアサイクルを利用してるんです。
 
酒場から家までは乗って帰ってこないんです。
 
つまり、自転車が、元あった場所に戻ってないんです。
 
 
 
そうすると、僕みたいな奴がたくさんいた時に、酒場の周りにシェアサイクルがたまっちゃうんじゃないか?
 
そんな疑問が湧いてきました。
 
「どうやって、バランスをとっているんだ?」と。
 
 
 
気になって調べてみたら、これが見事でした。
 
利用者のデータを全部とっていて、AIで管理していて(ごめんなざい。ぶっちゃけ、どの部分をAIで管理しているかは分かりませんが)、かなり正確に「どこから、どこに、どれぐらいの自転車が移動するか?」という予測がたっているんですって。
 
 
 
つまり、
 
 
 
僕みたいな酒飲みが家から五反田の酒場までシェアサイクルで向かって、帰りは乗って帰らない…ということを平均週2ペースで繰り返していることなんて、とっくに折り込み済みで(※酒を呑んでいるかどうかはバレてませんが)、それに合わせて、自転車をトラックに積んで再配置しているそうです。
 
 
 
「A地点に集まった自転車を、夜の間にB地点に20台移動させておけば、上手く回るよね」という答えが出ている。
 
もう、「AI様、ありがとうございます」ですよ。
 
 
 
あと気になったのは「充電」です。
 
 
 
「どのタイミングで充電してるの?」という。
 
これも見事で…電池が無くなった自転車を回収して、充電しているわけではないんです。
 
電池が無くなっている自転車の位置は把握できているわけですから、そこに行って、「バッテリーだけ」を取り替えてるんですって。
 
言われてみれば、「そりゃそうか」なのですが、言われなきゃ分からないですよね。
 
 
 
これも、運営会社さんの日々のアップデートの賜物で、「これまで見て見ぬフリをしてきて、ごめんなさい」という意味を込めて、今日、お話させていただきました。
 
 
 
シェアサイクルを是非、ご利用ください。
 
#お前は誰やねん
 

https://docomo-cycle.jp/tokyo-project/index.html

 

 

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