クリエイティブに必要なのは「締切」
(※今日の配信はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/420751
まだ何者でもないうちは『次回に続く』は使うな | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/420751
11月8日投稿「お前さ…『働く』ってどういう意味か分かってる?」を公開
オンラインサロンに投稿した記事は基本「口外禁止」なのですが、それを続けていると、「中で怪しいことがおこなわれてるんじゃないの?」「いかがわしい組織なんじゃないの?」という疑いがかけられてしまうので、今日は特別に、11月8日に投稿した記事「お前さ…『働く』ってどういう意味か分かってる?」を公開しようと思います。
サロンではこんな感じの記事が毎日投稿されております。
興味がある方は、是非、参加してみてください。
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino
というテーマで、新入社員さんに向けて、お話ししたいと思います。
#法人会員向けコンテンツ
若手スタッフの皆様は心して聞いてください。
※この記事は1年後も公開しないでください
▼ 自分で考えて動かない人材は要らない
会社の経営者さんや上司が「パワハラ扱い」されるリスクから、なかなか言えない本音を西野が代弁する回です。
今、僕には「チーフマネージャー」と「現場マネージャー」という二人のマネージャーがついているのですが、昨日、「現場マネージャー」には違う部署に異動していただきました。
先に言っておきますが、「人格どうのこうの」の話ではありません。
人としては、すごくイイ子だと思います。
ただ、プロの現場にいていい子ではないので、外れていただきました。
今回の「現場マネージャー」さんがどんな動きをするのかをジッと見ていたのですが、その子が毎回現場でやっていた仕事は「ジュースを買う」と「タクシーを止める」のみ。
それは僕の小学1年生の甥っ子でもできる内容だし、皆さんもご存知だと思いますが、「ジュースを買う」のも「タクシーを止める」のも、人を介すと、余計に時間と手間がかかります。
今は「自動販売機」というものがあって「タクシーアプリ」というものがあるので、「ジュースを買う」も「タクシーを止める」も、「人間がやる仕事」じゃないんですね。
「マネージャーの仕事」というのは担当する人間によって変わってきますが、西野亮廣のマネージャーをするのであれば、現場にいる関係者と積極的にコミュニケーションをとって、「次の『面白い』の種を蒔いておく」など、いろいろとやりようはありそうです。
それこそ、先日、ハリウッドでおこなわれた映画祭の楽屋や、レレプションパーティーなどでは、いろんな国の、いろんなプレイヤーの「マネージャーにあたる人」が、次から次へと話しかけてきて(名刺を渡してきて)、「また、何かあれば…」と、自分が担当しているプレイヤーのプレゼンを展開していました。
現場に来て、最初から最後まで突っ立ていて、「ジュースを買いました!」「タクシーを止めときます!」を仕事だと思ってやっている人間は僕のチームには必要ありません。
そんな「現場マネージャー」も問題ですし、
その「現場マネージャー」を教育していない「チーフマネージャー」にも「会社」にも問題があると判断して、今回は現場から外れていただきました。
こういうことを日本でやると「冷たい!」「ひどい!」という声が上がりますが、「寝ボケたこと言ってんじゃねーよ」というのが今日の内容です。
▼ 「会社」は学びに来る場所じゃない
会社に雇われていたら「人件費」について少しバカになっちゃうと思うので、生々しい話をします。
「ジュースを買って、タクシーを止めてくれるマネージャー」を雇うのに、月30万円がかかったとします。
「30万円」とは、一体どれぐらいのお金でしょうか?
「30万円」を作る為には、何を、どれぐらい売ればいいのでしょうか?
たとえば「一冊2000円」の絵本の場合、著者印税が10%ならば、一冊販売した時に、こちらが受けとるお金は「200円」です。
これで30万円を稼ごうと思ったら、絵本を「1500冊」売らないといけません。
絵本を1500冊売って、ようやく「ジュースを買って、タクシーを止めてくれるマネージャー」を一人雇えるわけですね。
ちなみに、30万円あれば、「一冊2000円の絵本」を150冊買えるわけですから、「ジュースを買って、タクシーを止めてくれるマネージャー」さえ雇わなければ、毎月150名の子供達に絵本をプレゼントし続けることができます。
年間で「1800冊」です。
これが会社から貰っている「30万円」の価値です。
目が覚めましたか?
以前、ミュージカル俳優の吉原光夫さんが、ミュージカル『えんとつ町のプペル』のプロデューサーの瀬戸口に軽く注意したことがありました。
「勉強になります!」「勉強になりました!」という瀬戸口に対して、「その言葉に悪気がないことも、セトちゃんが前向きなことも知っているけど……俺は、キミに勉強を教える為に存在してるわけじゃないんだよ」と。
俗世間だと、この辺りがナアナアになりがちですが、エンタメのプロの現場では、互いに与え合える関係が築けないと、一緒にいれないんですね。
どれだけイイ奴であろうと、チームにメリットを与えることができないと即日「クビ」です。
以前、女優の宮沢りえさんが「一生オーディションをしています」と言っていたのですが、本当にその通りで、大スターであろうと、大女優であろうと、チームにメリットを与えることができない人材は秒でクビを切られるんですね。
「日本の会社は社員をクビにできないから安心」とか言っている人がいますが、あんなのは問題を後回しにしているだけで、実際のところ会社は「使えない人材」をキチンと隅に追いやるし、居づらい環境を作って、希望退職する方向に持っていっています。
あたり前ですが、「価値を生む」という問題を後回しにした「自分で考えて動くことができない50代」に再就職の道はありません。
会社からすると、そんな面倒臭い50代を雇う理由は一つもないので。
なので「自分から価値を生もうとしない人材」を見て見ぬフリをするというのは残酷だなぁといつも思います。
その子の30年後のことはどうだっていいのでしょう。
いいか、よく聞け。そこの若手。
#ここからは口が悪いゾーン
「会社」は学校じゃない。
「会社」はキミの介護施設でもない。
「勉強になりました!」で終わらせるならば、お金を払わなきゃいけないのは、むしろキミの方だ。
学校でも、塾でも、そうだったろ?
世の中は全て「等価交換」だ。
何を買う時はお金を払うし、
お金を受け取った時は、何かを与えるのが、この世界のルールだ。
パン屋に行って、パン屋からお金を貰って、パンを持って買えるヤツがどこにいる?
「会社」からお金を受け取っているのであれば、キミのゴールは「会社から学ぶこと」じゃない。
「会社に貢献すること」だ。
自分から価値を生め。
人間にしか生めない価値を。
残酷な現実を一つだけ言っておくと、キミが日本の学校で学んだほとんどのことは、テクノロジーに置き換えられる。
このサロン記事を読んでいたら、知ってるだろう?
レンタルスペース「キンコン西野の家」には管理人がいない。
理由は、テクノロジーによって、そこで働く人が要らなくなったからだ。
この運動は、あらゆるシーンで起きている。
突っ立ってないで、
指示を待ってないで、
自分で頭を使って、手を動かして、価値を生んで、
自分がチーム(会社)に必要な理由を作れ。
これが「会社」だ。
覚えておくといいよ。
現場からは以上です。
====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
★iPhoneの場合 →画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合 →画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】 LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓
\海外発行のカードが利用できるようになりました/
https://salon.jp/nishino
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino
▼Instagram版はコチラ↓
https://nishino73.thebase.in/items/57388605