株式会社CHIMNEY TOWNと株式会社幻冬舎で『パートナーシップ契約』を締結
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『令和の虎』の知識マウントについて | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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『令和の虎』の知識マウントについて、西野さんの見解は?
【Q】
『令和の虎』で、虎である「あお社長」が志願者に質問攻めをした結果、番組主催の「岩井社長」から「空気が悪くなるから、知識マウントをとるな」と延々とブチギレられていました。
この件に関して、西野さんの見解を聞かせてください。
【A】
観てないので、あまり勝手なことは言えないのですが、僕からは「ハッキリさせた方がいいのかなぁ」と思ったのは3つです。
一つ目は『番組の目的』について。
『志願者の事業を本気で成功に導く(あるいは見込みがない志願者はキチンと落とす)番組』を作りたいのか、それとも『お金をチラつかせただけの馴れ合いのバラエティー番組』を作りたいのか?
前者なら、あお社長に軍配が上がるし、後者なら岩井社長に軍配があがる。
二つ目は『誰がお金を出すのか?』という点。
出資であれ、融資であれ、あお社長がお金を出すのであれば、当然、納得がいくまで質問する権利はあると思います。
一方で、岩井社長のキャラクターは『マネーの虎』から存じ上げているのですが、すごく熱くて、人情家で、ときどき感情が先走るところがあって、個人的にはそれが凄く素敵だと思っているのですが、「延々とブチギレていた」ということは話が平行線だったわけで、たぶん、いくつか言葉が足りなかったんじゃないかなぁと思います。
たとえば、お味噌汁って味見するじゃないですか?
味見する時に、鍋一杯を飲まないですよね?
せいぜい、スプーン一杯だけ。
スプーン一杯で、鍋の中にある味噌汁の味が分かるじゃないですか?
みたいな感じで、おそらく、あお社長の最初の質問に志願者の方が上手く答えられなかったと思うんですね。
この時、あお社長が考えなきゃいけないのは、「この質問が答えられないってことは、今回の志願者さんは、アレと、アレと、アレと、そんでもって、あのことも、よく分かってらっしゃらないだろうな」という先回りと、気遣いで、「もちろん、あお社長には全部聞く権利はあるけれど、全部聞く必要はないよね」「それって、味噌汁の味見で鍋一杯分を飲みほそうとしてるよね?」…ということを岩井社長が理路整然と説明すれば、20秒ぐらいで終わった話なのかなぁと思いますが、終わらないから、番組として面白い。
これが二つ目。
三つ目は、「岩井社長が、あお社長にブリギレていた」という少なすぎる情報で、これだけの、「それっぽい答え」を返した西野を高く評価してください…ということ。
令和の虎、志願者として話があれば出る?出ない?
【Q】
令和の虎の志願者として話があれば出ますか? 出ませんか?
理由も併せて聞かせてください。
【A】
出ません。
理由は、出していただくお金の桁が3桁ぐらい足りないから。
最近「あ、いいな」と思ったことは?
【Q】
西野さんが最近「あ、いいな」と思ったこと(モノ)は何ですか?
【A】
あ〜、これ、お世辞でも何でもなく、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演の雰囲気ですね。
細かい話をすると、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演というのは、大阪にある「インプレス」という会社さんが、CHIMNEYTOWNから上演権を買っておこなうもので、僕らはクリエイティブに直接タッチしていないんですけども、ただ、東京公演で演出助手を務めてくださったMOEKOさん(メチャクチャ優秀!)が、演出監修という形で入っていたりしてるので、稽古場の様子をチョコチョコと共有してくださるのですが…この稽古場の空気がもうメチャクチャいいんですね。
エネルギーに満ち溢れている。
これは舞台に限った話じゃなくて、会社でもそうなんですけども、「チームがのっている時」って、もう目で見て分かるんです。
タレントさんでも、脂がのっている時期って、もうオーラが別物なんです。
大阪公演の稽古の様子とかは、SNSとかでも流れているので、一度チェックして見てください。
「ああ、これは良いモノができあがるんだろうな」というのは一発で分かる。
あと、頑張らなきゃいけないのは「プロデュース」の方かも。
オンライン配信とかもあるんですけども、そのアナウンスが弱かったりするので、そこはキチンをやった方がいいのかなぁと。
クリエイティブチームが生み出しているあのマグマのようなものは、一滴残らず、絶対に届けてあげなきゃダメ。
そこにも「凄み」が出てきたら、大変なカンパニーになると思います。
ちなみに、昨日、ブロードウェイのリーディング公演でプペル役を演じてくれたキャストさんから「大阪公演に行きたい!」と連絡がありました。
たぶん、飛行機に乗ってやってくると思います。
彼もインスタか何かで稽古風景を観て、そのエネルギーを感じとったのかもしれません。
ハードルを上げて申し訳ないですが、ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演はメチャクチャ期待してもらってイイと思います。
僕も観に行きます。
https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2224382&rlsCd=001
「苦手な人」は?
【Q】
誰でもウエルカムな西野さんの「苦手な人」を教えてください。
【A】
周りが気を遣う自虐をする人。
NFTのロイヤリティー騒ぎの内容を優しく教えて!
【Q】
Twitterで流れてきたNFTのロイヤリティー(?)騒ぎの内容がよく分かりません。
優しく教えてください。
【A】
たとえば、ある作品がAさんに100円で売れたとするじゃないですか?
作者の元には当然、100円が入るよね?
NFTというのはココからが面白くて、AさんがBさんに、その作品を120円で売ったとする。「転売」と呼ばれるヤツです。
その時、120円の(たとえば)10%が作者に入るんです。
BさんがCさんに150円で売ったら、またその150円の10%が作者に入る。
この転売時に発生している10%(転売手数料)を「ロイヤリティー」と呼ぶんだけど、こういう仕組みになってるので、作者からすると「転売」してもらった方が嬉しいんです。
「転売、アカン!」というこれまでの世界観とは真逆なんですね。
ところが、ここに来て、作者にロイヤリティー(転売手数料)を払わなくてもいい市場がポコポコ出てきて、「買う側」からすると、ちょっと安く買えたりするもんだから、その市場が人気なんです。
ただ、作者からすると、その市場で自分の作品が売り買いされても、ロイヤリティー(転売手数料)が入らないもんだから、「おいおい、ちょっと待ってよ!」となっているのが今です。
ただ、「作者にロイヤリティーを支払おうよ」と言っている市場もあって、なんなら、そういう市場を「自分達で作っちゃおう」という動きもあって…「さぁ、どうなる?」といったところ。
作者にロイヤリティーが支払われない少し安い市場と、作者にロイヤリティーが支払われる少し高い市場が並ぶ世界線で、作者がやらなきゃいけないことはシンプルで「愛される作品(応援される作品)を愚直に作って、作者・作品ファンを作ることだと思います。
投機筋は安く買って高く売ろうとしますが、ファンは応援になるように買おうとするので。
難しい話じゃないです。
皆さんがアーティストのライブを観に行った時に、ライブタオルとかを買われると思うのですが、あれ、普通のタオルよりチョット高いじゃないですか?
でも、「このグッズの売り上げが推しの生活を支えている」と分かっているから、その値段に納得して買っている。
あんな感じです。
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