クリエイティブに必要なのは「締切」
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『コンセプトのある町』が今アツい理由 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は「『コンセプトのある町』が面白い理由」というテーマでお話ししたいと思います。
もしかすると、今日の内容は一回では理解仕切れないかもしれないので、後日、聴きなおしてください。
本題に入る前にお知らせです。
お知らせ!キンコン西野と学ぶオンライン勉強会『DAO』って何?」参加者1万1300名突破
コチラはすでにアーカイブ配信となっているのですが、「キンコン西野と学ぶオンライン勉強会『DAO』って何?」の参加者が、「1万1300名」を突破しました。
コチラは、ブロックチェーンに詳しいエンジニアが、
技術に詳しくないスタッフ、そしてお客さんにわかりやすく説明する
ビットコインやブロックチェーンの初心者に優しい勉強会となっております。
内容は、ビットコインをはじめとして、ブロックチェーンやNFTについて簡単にまとめた(復習した)あと、「DAO(自律分散型組織)」について勉強します。
仕組みを学ぶための勉強会ですので、「儲かる」とかそういう話は一切ありません。
仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーンの未来について興味がある方は、ぜひご参加ください!
チケットは800円です。
参加ご希望の方は、「キンコン西野 DAO」で検索してみてください。
よろしくお願いします。
お知らせ!【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』参加者1700名突破
そして、もう一点。
5月21日の20時から開催するオンライン勉強会『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』の参加者が「1700名」を突破しました。
僕は、自分で会社を起こして、資金繰りをして、作品や商品を作って、売って、従業員を雇って…という活動をしているのですが、この活動は「お金」の問題と常に隣合わせなんです。
そして、そこでは「お金の勉強をしていない人の弱さ」を見る。
お金の勉強をしていない人が、自分や、まわりの人達を不幸にしていく様を、まざまざと見るんです。
やっぱりこのあたりの心配は拭えないので、今回、久しぶりに手を挙げてみました。
こちらはFacebookグループを使った勉強会になるので、参加者の方の声を拾いながら、授業を進めて行きたいと思います。
アーカイブは6月30日まで残りますので、当日参加できない人でもお楽しみいただけます。
チケットは「800円」です。
参加ご希望の方は『BASE 煙突屋』で検索してください。
『主人公の集客力』と『背景の集客力』の比率
そんなこんなで本題です。
今日は「『コンセプトのある町』が面白い理由」というテーマでお話ししたいと思います。
この話は、オンラインサロンで数年前から話していたことなんですけども、いよいよ具体的になってきたなぁという印象です。
ちなみに、オンラインサロンは現在メンテナンス中の為、入会手続きができなくなっております。
ご迷惑おかけして申し訳ございません。
またメンテナンスが済み次第、ご報告させていただきます。
さて。
「『コンセプトのある町』が面白い」という話なんですけども、僕が「町が面白い」とか言い出したのが10年ほど前で、あの時から今日まで、本当にいろんな実験を繰り返してきたんです。
その中で、段々と確信に変わっていった…という感じだと思うのですが、たとえば数年前に『VR』という技術(選択肢)が出てきたじゃないですか?
僕、『名探偵コナン』が大好きなんですけども、『名探偵コナンVR』って、あんまりイメージ湧かなくないですか?
僕は『クレヨンしんちゃん』も大大大好きなのですが、『クレヨンしんちゃんVR』というのが出ても、たぶん僕、「試してみたい!」とは思わないんです。
やっぱり、これもイメージが湧かないから。
なぜこんなことになっているかというと、『名探偵コナン』や『クレヨンしんちゃん』は、「主人公を観るエンタメ」だから…もっと具体的にいうと、「主人公の集客力」と「背景の集客力」の比率が「ほぼ10:0」だからだと思うんですね。
いや、もちろん『名探偵コナン』の背景も、『クレヨンしんちゃん』の背景も、本当に素晴らしいと思うのですが、あくまでそれは「主人公を際立たせること」を目的としている。
なので、VRゴーグルで「コナン君」や「しんちゃん」を観ても、「これ、VRで見る必要ある?」となるし、「コナン君」や「しんちゃん」がそこにいなかったら、『名探偵コナンVR』や『クレヨンしんちゃんVR』ということが認識できない。
「主人公の集客力」と「背景の集客力」の比率が「ほぼ10:0」のエンタメ(主人公を観るエンタメ)って、グッズ化はしやすいのですが、お客さんが「主人公になるエンタメ(サービス)」とは相性があまり良くないんですね。
そこで、『えんとつ町のプペル』を作る時に、スタッフさんやサロンメンバーさんに「『主人公の集客力』と『背景の集客力』の比率を3:7ぐらいにしよう」と言ったんです。
ちなみに、僕も大好きなチームラボは「0:10」ですね。
背景や世界観がメインディシュになっています。
僕は「3:7」ぐらいが丁度良いかなぁと思っています。
主人公も描くけど、背景もキチンと描く。
そうすると『えんとつ町VR』が成立する。
『えんとつ町VR』はちょっと体験してみたいじゃないですか。
先日、うちの若手スタッフが作ってましたけど、凄かったです。
一度、どこかで試してみてください。
主人公になる切符が渡されている時代の町
話を戻すと、VRあたりから、「主人公を観に行くエンタメ」じゃなくて、「お客さんが主人公になるエンタメ」を強く意識し始めて、そして、時代もどんどんそっちに傾いていったんですね。
SNSがモロにそうですし、今なんて、一般の方でも普通に自分が主役の動画メディアを持って「ハイサイまいど!」とか言ってるじゃないですか。
皆に、主人公になる切符が渡されている時代です。
で、世間的にはノーマークですが、自分の中で象徴的な出来事が数年前にあって…会社名を『(株)にしのあきひろ』から、『(株)CHIMNEY TOWN』に変更したんです。
これは要するに、「僕たちのメインコンテンツは、『西野亮廣』ではなくて、『町』だ!」というメッセージですね。
自分の中にある「理想の町」を探った時に、やっぱり「コンセプトのある町が良いなぁ」という結論になったんです。
『CHIMNEY TOWN』って、つまりは「えんとつ町」なわけですが、煙突があると、皆、一度は見上げるじゃないですか?
なので町のコンセプトは「look up」で、そういうコンセプトを好む人達が集まる場所にしようと思ったんです。
そこから修正を繰り返しながら、手探りで「コンセプトのある町」を作っていると、これがまぁ、時代とイチイチ、ハマるんです。
コンセプトがある町に集まっているのがオンラインサロン
オンラインサロンなんて、それの最たるもので、ウチのオンラインサロンメンバーさんは、オンラインサロンメンバーさん同士で、オンラインサロンメンバーさんのお店に集まって飲んだり、時に、一緒に事業を立ち上げたりしているんですけども、その時、そこに僕はいないし、僕の話題もしていない。
「ファンクラブのオフ会」とは一線を画しているんです。
彼らは、主人公に会いに行っているわけではなくて、コンセプト(コンセプトがある町)に集まってるんですね。
で、ついには『DAO』です。
いよいよ『CHIMNEYTOWN DAO』がスタートするということで、今、オンラインサロン内は湧いていますが、『DAO』なんて、コンセプトがある町そのものです。
コンセプトがある町の町内会みたいなノリです。
そこには「中央」がない。主人公は「自分」なんです。
伝わるか分からないけど。
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