日本の映画業界の今

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「オリジナル作品の企画が通らない…」日本映画業界の今 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「オリジナル作品」は虫の息
今日は日本の映画界の現状と、「そこに対して、自分はどう向き合っていくのか?」という部分についてお話しさせていただきます。
製作に4年半を費やした『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』が、いよいよ明日公開されます。
前作の公開が2020年12月だったわけですが、この間に『えんとつ町のプペル』のことを知ってくれた人、好きになってくれた人、あるいは、この間に『えんとつ町のプペル』への興味を失った人、それより何より昔も今も西野亮廣のことが嫌いな人…いろんな人がいると思いますが、明日だけは一旦そういうことを抜きにして、映画館に来ていただきたいです。
今、日本の映画業界は、世界の映画業界と少し(というか、かなり)状況が違っていて、コロナ以降、完全にV字回復を遂げたどころか、2025年の日本の映画の興行収入は歴代最高2744億円を記録するという大変なことになっています。
時代(Netflixやアマプラのような配信メディア)に食われているのかと思いきや、とんでもない。
思いの外、日本映画はオラオラやっています。
ただ、全体で見るとそうなのですが、細かく見ていくと、『鬼滅の刃』や『国宝』や『チェーンソーマン』に見られるように、「お客さんが特定の作品に集中している」という現象は加速していて、上位数本の作品が日本映画の興行収入のほとんどを担っているのが現状です。
パレートの法則だと「売り上げの8割は、2割の顧客が支える」といったところですが、日本映画の場合は、それよりも極端かもしれません。
そういうデータが出ているだけに、日本で映画の企画を通す難易度というのは本当に上がっていて、前まで「鉄板」とされていた「テレビシリーズからの映画化」も最近は厳しくなってきていて、とりわけ「オリジナル作品」は虫の息で、大物監督の企画であろうと通らないし、企画が通って作り上げたところで、上映してくれる映画館はなかなかありません。
「地方の映画館で1週間だけ上映」というのが「オリジナル作品」の基本的な扱われ方なので、『えんとつ町のプペル』を全国330館以上で上映してくださっているのは異例中の異例で、こんなことは今の時代、特にありえない。
選択肢のある世界を残したい
ちょっと生々しい話をすると、細田守監督の『果てしなきスカーレット』が興行的に振るわなかった時に「日本のアニメ映画は、漫画からのテレビアニメシリーズじゃないと厳しい」みたいな空気が流れまして、その頃から、先輩方からは「ここで、お前が食い止めなかったら、ベンチャーの夢が終わるぞ」と脅されております。
ここで、まさか「昔は良かった」というつもりはありません。
だけれど、僕が物心ついた頃から、つい7〜8年前までは、とくに漫画連載もされていない、テレビシリーズでもない、一話完結のオリジナルアニメーション作品が普通に劇場に並んでいたんです。
その文化を牽引していたのが、ジブリや、細田守監督や、新海誠監督だったと思うのですが、それ以外にも、定期的にあって、「お?なんだ、この映画。ちょっと観に行ってみようかな?」みたいな選択肢があったんですね。
中には、ストーリーがハチャメチャで「これ、何の話やねん」という作品もあったのですが、それも面白かったんです。
個人的な話をすると、作品ごとの絵柄が今以上に違ったのも面白かった。
少年ジャンプで育った僕からすると、少年ジャンプ発の作品が映画になるのは嬉しすぎるのですが、それとは全く毛色が違う…たとえば『鉄コン筋クリート』(原作:松本太洋)の映画化も嬉しかったです。
僕は、たとえば「芸人とはかくあるべし」とか「アニメーションは、こうでなければならない」みたいな感じで、可能性や選択肢を狭めてしまうノリが少し苦手で、「アレもいいし、コレもいい」という世界の方が好きなんです。
それでいうと、少し前の時代の映画業界の方が選択肢があったように思うので、そういった(選択肢のある)世界を残したいなぁと思います。
先輩方からの「ここで、お前が踏ん張らないと」という脅しは、シャレじゃなくて、たぶん本当に、ここで僕らが結果を出さないと、「もう、漫画連載やテレビシリーズしているもの以外はやめておこう」という結論に向かってしまうと思うので、本気で踏ん張りたいと思います。
今日は、これから『ラヴィット』(TBS)に生出演して、夜は今年一番笑った『アメトーク』(テレ朝)の放送。
そして、日を跨いだら、いよいよ『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の公開日です。
緊張してまいりました。
僕一人だと潰れてしまうので応援よろしくお願いします。
▼『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』2026年春、公開記念🎩
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