【再生回数500万回突破!】ヒット企画の裏にある違和感を無視しない

2024年09月16日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/6064668

【500万再生突破!】ヒット企画の裏にある違和感を無視しない | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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生まれて初めてYouTubeを当てにいっています

 
今、自分がいるステージをザックリとお伝えすると、日本とアメリカでミュージカルを作っておりまして、それと同時に長編アニメーションも作っています。
 
それ以外にも会社の事業をいくつか同時進行で走らせているのですが、やっぱり無視できないのがこのメガトン級のエンタメの3本セットです。
 
しかもリリースの時期が2025年〜2026年に集中しておりまして、制作現場はシッチャカメッチャカで、まぁ今も締切には追われているのですが、なんというか「骨組み」部分はできあがっているんです。
 
たとえばブロードウェイ戦でいえば、向こうのクリエイター(しかもトップクリエイター)が揃わないと始まらないわけですが、こちらに関しては去年から走り回りまして、毎月レベルでニューヨークに飛んで、鬼のドブ板営業を繰り返して、ハッタリでも何でもなく「今のブロードウェイのベストメンバーじゃないか?」というぐらいのメンバーが揃いまして、「よし、行くぞ!」という感じになっております。
 
コロナ前にスタートしたプロジェクトなので、ここに来るまでに4〜5年かかりました。
 
メンバーが揃ったので、後は試合で結果を出すだけです。
 
日本のミュージカルも、長編映画も、まだまだまだまだ制作物は大量に残っておりますし、締切も本気でヤバイ感じになっていますが、まぁ、人も資材も揃ったので、「制作現場が止まっている」ということはなく、こちらも「後は試合で結果を出すだけ」というステージにきています。
 
泣いても笑っても遅かれ早かれコンテンツが完成することは決まっているので、こうなってくると次にやることは完成させたコンテンツを一人でも多くの人に届ける為の仕組みづくりで、それもあって、先週から「動画(主にYouTube)」と向き合っています。
 
広告費を払って届けてもらうよりも、自分達がメディアになった方が色々と信頼できるので、(包み隠さずに言いますが)生まれて初めてYouTubeを当てにいっています。
 
そんな中、先週からスタートしたファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の密着ドキュメンタリーですが、再生回数で言うと第一話が60万回で、一昨日公開された第二話が20万回です。
 
で、ちょうど1週間前にショート動画(本編の切り抜き)をアップしたのですが、こちらが結構バズって、今、再生回数が【500万回】を突破しています。

※コチラ→https://www.youtube.com/shorts/dCmRl-bUDOA
 
TikTokの方も4日前ぐらいにアップした動画がありまして、こちらは【130万回】を突破しました。
 
現時点で言えることは、「来年の夏に上演する本公演よりも、密着ドキュメンタリーの方がお客さんが多い」という逆転現象が起きているのですが、これはまぁ、そういうもんだと思います。
 
僕らがYouTubeをハックする為の施策のアレやコレはオンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の方で全て包み隠さず共有させていただいているので、動画マーケティングに興味がある方は是非オンラインサロンに入会してください。
 
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「ネーミング」って大事だよね

 
とまぁ、なんか偉そうに語っておりますが、僕らが「動画」と真面目に向き合い出したのはつい最近の話なので、まだまだ分からないことだらけで、1本目のショート動画にしたって、ただのマグレ当たりで、このメガヒットを再現できるだけの力はまだまだ持ち合わせておりません。
 
動画業界では新人も新人なので、先輩方のアドバイスを聞きながらブリブリやっていこうと思うのですが、(これはどの業界に行ってもそうですが)新人とかベテランとか関係無しに、「利害関係のない人が自然と口にする言葉」には細心の注意を払っておこうと思っておりまして、先日、いつもお世話になっているパーソナルジムのトレーナーさんが「西野さん、YouTubeの密着のヤツ、観てます」とおっしゃったんです。
 
その時に少し違和感を覚えたのですが、やっぱり「YouTubeの密着のヤツ」と言わせているようじゃ負けだと思うんです。
 
「話題の拡散に少しブレーキがかかってしまう」というか。
 
「昨日のブレイキングダウン見た?」はいいけど、「昨日の、喧嘩自慢同士が罵りあって、最後には1分間で戦うヤツ見た?」だと、なんかもう言い出す方も面倒臭いじゃないですか?
 
「ネーミングの強さ」は明らかにあって、「佐村河内」も「サムラゴーチ」だったから、あれだけ皆が口にして話題が拡散したと思うんです。皆、あの名字を聞いたとき、一回は口にしてみたかったじゃないですか?
 
「サムラゴーチ」って、「ドモホルンリンクル」とか「ヴィダルサスーン」の棚に並んでるでしょ?
 
あれ「佐藤守」だったら、あそこまで拡散してなかったと思います。
 
「オボカタさん」もそうですね。
 
そう考えると、「YouTubeの密着のヤツ」はなんかもう絶対にダメな気がしてきて、もっと皆が簡単に口にできて、かつ企画趣旨が伝わるタイトルが良いんじゃないかと思って、ひとまず、動画のハッシュタグに 「#BackStage」「#バックステージ」と入れてみました。
 
これで、皆が「バックステージ」「バックステージ」と言い始めたら、それをそのまま企画タイトルにしてやろうかと思います。
 
話をおさらいすると、「利害関係のない人がポロっと口にした言葉」には耳を傾けるということと、「違和感をほったらかしにしない」ということと、「ネーミングって大事だよね」というお話でした。
 
ちなみに、タイトル候補を「#BackStage」にした理由に関しては黒西野のエグすぎる狙いがあるので、こちらは今日のオンラインサロンの方でお話しします。
 
お楽しみに!
 
 

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