心が大きく動いた、たった20秒の動画

2023年09月09日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/609078

心が大きく動いた、たった20秒の動画 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/609078

 
 

プペルバレエには演出でも製作総指揮でも運営でも西野は入っていない

 
9月23日(土)と9月24日(日)に、新宿文化センターで、バレエ『えんとつ町のプペル』があります。
 
誤解が無いように、まずはココをキチンとお伝えしておきたいのですが、こちらの公演はCHIMNEY TOWNが主催する公演じゃありません。
 
絡み方としては「原作・脚本」、そして「えんとつ町のプペル」と「グリンゴ」の2曲の作曲といったところで、それ以上でもそれ以下でもありません。
 
これは何も「俺、知らねーよ」と突き放しているわけじゃなくて、ここをキチンと線引きしておくことがメチャクチャ重要で、お客さんにも理解していただくことがメチャクチャ重要なんです。
 
というのも、自分達の公演でもないのに(原作・脚本を提供しただけなのに)、結果的に公演の責任を背負わされたりすることがあって、それこそ、去年あったミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演(※運営会社はCHIMNEY TOWNじゃありません)は本当に大変な目に遭いました。
 
僕の人生の中で1、2を争うレベルの巻き込み事故です。
 
だからこそ、IP(作品)の取り扱いはキチンとしておきたくて、「プペルバレエに関しては、演出で参加しているわけでも、製作総指揮で参加しているわけでも、運営で入っている訳でもありませんよ」ということを、まずはお伝えしておきます。
 
 

僕は「2幕モノ」が好きじゃない

 
その上で、プペルバレエの話をフラットにしたいのですが、「本当にフラットな西野評ですよ」ということを信じてもらう為に、「好きじゃない部分」もハッキリとお伝えすると、これはバレエに限った話じゃないのですが、僕は「2幕モノ」が好きじゃありません。
 
「2幕モノ」というのは、「前半があって、休憩があって、後半」という構成の舞台のことです。
 
2幕モノの舞台を観た時というのは、いつも「長いな」と「作り手のエゴが過ぎるな」と、「それを1幕の1時間半におさめてよ」と「休憩時間にグッズを買わせる為ですか?」という感想しか残らないんです。
 
やっぱ、途中(休憩時間)で現実に戻されるのが、すっごく嫌なんです。
 
こればっかりは好みの問題なので、どうしようもない。
 
プペルバレエは2幕モノ(トータル2時間)なのですが、なので、その部分に関しては好きじゃないです。
 
くれぐれも作品やキャストやクリエイターが好きじゃないわけじゃなくて、「2幕モノが好きじゃない」という話です。
 
ココはすっごく大事な部分なので、誤った解釈はしないでください。あと、切り取らないでください。
 
これからお話しする話が「嘘」や「エコ贔屓」じゃないということを信じてもらう為に、「好きじゃない部分」を正直にお話ししました。
 
 

プペルバレエの動画が、お世辞抜きでメチャクチャいい

 
その上で、今日の話を聞いていただきたいのですが、僕が知っているプペルバレエのクリエイティブに関する情報は、お客さんとほぼ一緒で、バレエ『えんとつ町のプペル』の公式ツイッター(公式X)に出ているものです。
 
ただ、バレエ『えんとつ町のプペル』の公式ツイッターをフォローされていない方もたくさんいらっしゃると思うので、ここでお話しさせていただきますが、公式ツイッターに上がっているプペルバレエの動画がメチャクチャいいんです。
 
お世辞抜きで本当にイイ!
 
僅か20秒ぐらいの動画なんですけども、劇中の、いろんなシーンの踊りと音楽が日替わりで流れてくるんです。
 
これが本当にイイのっ!
 
踊りも、音楽も、衣装も、メチャクチャ素敵です。
 
これは絶対に観に行きたいですね。この言葉に嘘はありません。
 
これはね…運営(プロデューサー)が頑張らなきゃいけない!
 
こんなに素晴らしい振り付けが、こんなに素晴らしい踊りが、こんなに素晴らしい音楽が、こんなに素晴らしい衣装と美術が、「世間の皆様に見つからない」ということは絶対にあってはいけない。
 
これは、なんとしてでも届けなきゃいけないお仕事です。
 
いや、ホントに。
 
プペルバレエのプロデューサーさんにプレッシャーをかけるようだけど、僕がプロデューサーだったら、どんな手を使ってでも絶対に届けきります。
 
ツイッターのタイムラインに流れてくる僅か20秒の動画ですけれど、そんなこと(プロデューサーさん、絶対に頑張れよ!)を思わせてくれる強さがありました。
 
ちょっと一度、バレエ『えんとつ町のプペル』の公式ツイッターを観てみてください。
 
今日の僕の言葉に嘘や誇張が1ミリも混じっていないことがすぐに分かると思います。
 
僕自身、今、お仕事が本当にバタバタしていて、なかなか時間を作れない(友達からの舞台のお誘いもことごとく参加できていない)のですが、プペルバレエはどうにかして行きたいです。
 
自分が作っている舞台じゃないし、リハーサル風景を最初から最後まで観たわけでもないので、責任は背負えませんが、あの20秒の動画を見て、「一人でも多くの方に劇場に足を運んでもらいたいな」と思いました。
 
プペルバレエは9月23日(土)と9月24日(日)、新宿文化センターであります。
お時間合えば、是非。
 
 
バレエ『えんとつ町のプペル』の公式HPはコチラ↓
https://poupelle-ballet.com/

 
 

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