面白い人には『預ける』が一番

2023年01月18日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/456389

コミュニケーションが苦手な人は、どう立ち回ればいいのか? | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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下手だったゲスト出演が、ある時から急に楽しくなった

 
テレビ出演の話から始まって、コミュニケーションの話をしたいと思います。
 
僕たちキングコングは、幸か不幸かスタートダッシュが決まって(超ロケットスタートで)、高校卒業と同時に吉本興業の養成所に入ったのですが、19歳の時(養成所在学中)にはもうテレビに出させてもらっていたんです。
 
そして、大阪で1年ぐらいやらせてもらって、20歳の時に『はねるのトびら』がスタートしました。
 
『はねるのトびら』が始まった頃は、他にもレギュラー番組、冠番組を持たせてもらっていたわけですが、こないだまで高校生だったわけですから、いかんせん経験値が少ないんですね。
 
どの番組に行っても一番下で、『はねるのトびら』でも一番後輩だったんです。
 
で、これもキングコングの弱いところなんですけども、デビューの時から番組MCをやらせてもらっていたので、ゲストに出る時の立ち振る舞いが死ぬほど下手なんです(笑)。
 
今でも、二人でどこかに出て行った時は、上手くできてないですよね。
 
まぁ、大体は梶原さんが事故ってるんですけども。
 
 
コンビでのゲスト出演は今でも死ぬほどヘタクソなんですけど、僕単独でどこかに出ていくことに関しては、ある時から、かなりラクになったというか、楽しくなったんですね。
 
今は、プレイヤーとして表に出ていくことは減りましたが、別に出るのが嫌だとかいうわけじゃなくて、「出る」となると、毎回、メチャクチャ楽しいんです。
 
「ゴッドタン」も「あちこちオードリー」も「本音でハシゴ酒」も「しゃべくり007」も、来週放送の「行列ができる相談所」も、とくに大きなプレッシャーもなく、ただただ楽しいんです。
 
もともとは、こんなに楽しめるヤツじゃなかったんですけど、ある時から急に。
 
 

ゲスト出演が楽しくなったキッカケは「アメトーーク」と「ゴッドタン」

 
キッカケは「アメトーーク」と「ゴッドタン」だと思うのですが、それまでは、どこに行くにも準備をしていたんです。
 
「こうきたら、こう返して」みたいな。
 
エピソードもガチガチに用意していってました。
 
でも、それだと、60点ぐらいはとれて、まぁ、大事故は無いのですが、100点はとれないんですね。
 
「ゲストで出ていって爆笑をとった」という記憶って、本当に無いんです。
 
「アメトーーク」は東野さんが「すごいぞ!西野先生」という企画をしてくださって、「ゴッドタン」は、「VS劇団ひとりシリーズ」ですよね。
 
とにかく、先輩方が西野をタコ殴りにするという企画でしたので、もう、預けてみたんです。
 
ハンドルは、先輩方にお渡しして、ハンドルが切られるがままに、走ってみたんですね。
 
そうすると、時々、ビックリするぐらいスベッたりするんですけども、それって、一人でハンドルを切って、一人で走って、一人で事故ったわけじゃなくて、皆でスベッているので、「皆で取り返そう」となるんですね。
 
で、やっぱり、そこは「さすが先輩」で、巻き返し力みたいなのがハンパないので、なんとかしてくださるんですね。
 
僕は、それに乗っかってるだけです。
 
そういうことをやるうちに、ゲストで出ていくのが楽しくなってきちゃって、たぶん、昔よりも少しは上手く立ち回れるようになった気がします。
 
 

その場に面白い人がいたら、身を委ねるのが一番イイ

 
なんか、これって、すっごく大事なことで、僕がMCなんかをやらせていただく時に、一番、面倒くさい(厄介)なのが、「身を預けない人」で、任せてくれさえすれば、なんとでもするのに、ガチガチにプランを固めて来られて、流れと全然関係のない球を投げられると、やっぱり少し違和感が出ちゃうんですね。
 
よく、コミュニケーション能力の低い人が「どうやって話せばいいか分からない」みたいな悩みを持っていたりするじゃないですか?
 
それって、「オフェンス脳」というか、「自分が何かをしなければならない」という気持ちが強いと思うんですけども、結論、同じ現場に面白い人がいたら、下手にアレコレ考えて、下手なプランを立てていくよりも、面白い人に身を任せるのが一番良いと思います。
 
「変に狙わずに、聞かれたことに答える」が一番良い。
 
あとは、「笑顔で話を聞く」が一番。
 
そうすると、「自分ってこんなに面白いんだっけ?」と思えるぐらいのところまで、持っていってくれるので。
 
料理とかと同じで、お母さんが料理を作っている時に、何か結果を出そうと思って、料理のことをよく分かってないヤツが、横から見よう見まねで調味料をぶっかけたりすると、ヤバイことになるじゃないですか?
 
やっぱり「餅は餅屋」で、その場に面白い人がいたら、その人に身を委ねるのが一番イイ。
 
下手に何かを仕掛けない。
 
それがイイと思います。
 
 

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