【西野亮廣】未来は「世界戦の先」にある。ただし、”一人で活動”していたら、あなたに勝ち目はない!

2022年10月16日

※この記事は、2022年10月14日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

一人じゃ勝てないことを受け入れないとヤバイ

仕事柄、日本と海外(主にアメリカ)の創作物をゼロ距離で見る機会が多いのですが、トップクリエイター達は「強い作品を生み出す最新の工場」を完成させ、工場生産でヒット作を量産している一方で、泡沫クリエイター達は今日も自力(手作業)で作品を生み出しています。
今のやり方を続ける以上、もう、この差は埋まらないどころか、開く一方。

僕はよく「キミの世界観には誰も興味がないんだよ」と身も蓋もないことを言っていますが、その思いは日に日に(世界を見れば見るほど)強くなっています。
#10年前とはワケが違う

致命的なのは、多くのクリエイターが「組まなきゃ(チームで戦わなきゃ)無理な時代に入った」ということを受け入れていないこと。
『銃』の時代どころか、『ドローン爆撃機』の時代に入っているのに、日本人クリエイターは今日もせっせと『刀』を研いでいます。
#話にならん

傍から見る限り、絶対に勝てないし、恐ろしい事に本人も「自分は(自分のやり方じゃ)、行きたいところまでは行けない」と薄ら気がついている。
少なくとも「世界で活躍できるクリエイターにはなれない」と気がついている。

だけど、それを口にすると、自分のプライドやメンツの類が崩れそうだから、なるべく「世界(海外)」は見ないようにして、仲間内で集まって、客席を身内で埋めて、誤魔化すように活動を続けている。

仲間達とは「自分達の作ったものは最高だ!」と讃え合うが、世界基準で見た時に、自分達の打ち上げた花火が小さいこともさすがに気づいている。口にはしないけども。

厳しい話をすると、たとえばあなたがアクセサリー作家だとして、あなたが思う「オシャレなアクセサリー」を作ったところで、残念だけど食っていくことはできない。
身内が「付き合い」で買って終わり。

「オシャレ」だけでは差別化が図れないから、そのアクセサリーに、あなたが考えた「オリジナルストーリー」をのせたところで、結果は同じ。

相手(大手)は、もともと認知度や信用がある上に、完全分業でアクセサリーを製作していて、「美術」のトップランナーも、「ストーリー」のトップランナーも、しっかりとヘッドハンティングしている。

あなたが一人で活動する限り、あなたに勝ち目はない。
厳しいけど、これが現実だ。

CHIMNEY TOWNでインターンを取るようになってから、後輩達には「上手く、あやかれ」と伝えています。

世界で戦うのなら、尚更。
今から「ゼロ→1」をやったところで、とてもじゃないけど間に合わない。

(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】)

【西野亮廣】未来は「世界戦の先」にある。ただし、”一人で活動”していたら、あなたに勝ち目はない!

https://goetheweb.jp/person/article/20221014-nishino-64

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