クリエイティブに必要なのは「締切」
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https://voicy.jp/channel/941/380911
挑戦を続ける為に、手堅く生きる | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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僕は、意外と当たり前のことをやっている
僕、誰かと喋っている時は、ひたすらヘラヘラして「いいっすね」と「なるほど」と「最高っすね」の3単語ぐらいしか使ってないらしいので、昨日の放送で「後輩を叱りました」という話をさせていただいた時に、「西野さんって怒ることあるんですね?」というコメントがたくさんありました。
一つ言っておくと、「声を荒げて怒る」ということはほとんどなくて、「これだけはやめてください」ということを事前に伝えているのにも関わらず、「まあまあ、いいじゃないっすか?」みたいなことでやられてしまった時に、それが仕事相手のアクションだったら「静かに帰る」か、それがファンの方のアクションだったら「静かにブロックする」とか、そんな感じです。
どちらも静かにいなくなるパターンです(笑)。
今回の場合は「怒る」というよりも、「叱る」という言い方の方が正しいような気もしているのですが、親が子供に「道路に飛び出すな」と叱るような感じで、べつに「叱ったから」といって嫌いになったりもしないし、それを引きずるようなこともない。
ただ単純に「道路に飛び出したら、お前は死ぬし、お前を死なせてしまったドライバーさんの人生は終わるから、道路に飛び出すのはやめとけ」というだけの話で、それ以上でもそれ以下でもないです。
ただ、僕の、そんな話(当たり前の話)が新鮮に聞こえたのか、昨日はたくさんのリアクションをいただきました。
僕、メディアで紹介される時とかって、なんか「ブッ飛んでるヤツ」みたいな紹介のされ方が多いんですね。
「飛行機買っちゃう」とか、ああいう系の。
まぁ、そっちの方がネタとしては面白いし、それはそれで、ありがたい話なのですが…サロンメンバーさんはよくよく知ってると思いますが、僕、メチャクチャ「手堅い」んです。
昨日に引き続き、今日も、「ああ、西野も意外と当たり前のことをやってるんだな」という話をしようと思うのですが…僕、とにかく手堅いんです。
それこそ「キンコン西野のサイン本屋さん」とかが分かりやすいと思うのですが、サイン本のオンラインショップを立ち上げて、注文をとって、サインを入れて、梱包して、郵便ポストに入れて…という活動を、かれこれ6年ぐらい毎日やってて、だいたい毎日10冊ぐらい自分のサイン本を直接販売しています。
繰り返しますが「6年間毎日」です。
派手さの欠片もないですが、「毎日10冊」の6年間は、チリツモで全然バカにできない。
一つのメディアに全体重をのせるのをやめて「リスクを分散」
そんな「手堅い」ことを、他にもたくさんやっていて、それらの合わせ技で、今日も、どうにかこうにか飯が食えていると思うのですが…ここ1〜2年の僕の「手堅いネタ」でいうと、「一つのメディアに体重をのせるのをやめた」というのがあります。
実は2年前ぐらいまでは、オンラインサロンに全体重をのせていたんです。
今、もちろん、2年前と変わらないか、あるいは、それ以上の熱量でサロン記事を毎日書いているのですが、前までは「Facebook一本!」だったんです。
「オンラインサロンといえば、Facebookの非公開グループでしょ」みたいな感じで。
ただ、Facebookに依存した活動って、どう考えても危ない。
単純に、Facebookというメディアが老いて機能不全に陥るケースもあるし、
あるいはFacebookの突然のルール変更で「グループとか無し!」とか言い出す可能性もある。
これが「Web2」の最大の弱点だと思うのですが、「中央」の事情によって、人生を振り回されてしまう…というのがある。
有名なところで言うと、YouTubeがある日突然「子供向け動画」の広告配信を中止して、それまで、子供向け動画を作っていたYouTuberさんが全員ひっくり返った…みたいな。
Facebookに依存したオンラインサロンでも同様のことは全然あるなぁと思って、サロン記事の受け取り場所を、Voicyのプレミアム放送、noteの有料課金、オンラインサロンの法人会員、そして、これはちょっとイレギュラーな形ではありますがYouTubeのメンバーシップの『スナック西野』に、それぞれ分散させました。
僕、「有料のチャンネルを何個も持っている」と思われているのですが、厳密に言うと、何個か用意していて「あなたに合うものを、どれか一つ選んでください」という感じですね。
「Amazonで加湿器を買うか、楽天で加湿器を買うか、近所の電気屋さんで加湿器を買うか?」みたいな話で、買っていただくのは加湿器で、こちらとしては売り場をいくつか用意しました…みたいな感じです。
今の話って、結局、「リスクを分散させてます」という話なので、めちゃくちゃ手堅いんですよね。
一点突破の方が派手さがあるし、ネタにもなりやすいんですけども、そんなことよりも「安全策を取った」というのが西野です。
派手な施策の裏では、こういうこともやっていて、こんな話ってネタにならないので、あまり話されることも少ないと思うのですが、「毎日続ける」とか、「コストを下げる」とか、「リスクを分散させる」といった、一つも面白くない作業が、圧倒的に面白いことを続けていく上でメチャクチャ重要だと思ったので、今日は、こんな話をさせていただきました。
最後にこの流れだと、どうしても宣伝になっちゃうのですが、『まぐまぐ』さんというところで、僕のメルマガがスタートしました。
月額880円で、初月無料です。
これは今日の話に通じるのですが、「オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』に毎日投稿している記事を、まぐまぐサンの方でもメルマガとして読めるようにしました」という感じです。
Facebookグループを使ったサロンだと、「他のサロンメンバーさんとの交流」もコンテンツの一つになっている気がするのですが、「いや、他の人と交流をとる時間の余裕はなくて、ただただ、西野の文章だけを読みたいんだけど」という方もいらっしゃると思うので、そういった方に向けて「メルマガ」をご用意しました。
興味がある方は、「初月無料」となっておりますので、是非、覗いてみてください。
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