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https://voicy.jp/channel/941/349286
クラウドファンディングは何故、炎上するのか? | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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【Q】「絵本『えんとつ町のプペル』を無料公開した時に「無料公開すると、クリエイターが食いっぱぐれるじゃないか!」と大声で批判していたクリエイターさん達が、今、こぞって自身の作品を無料公開していることについて、一言お願いします」
【A】嫌な質問だな(笑)
まぁ、ありましたよね。
あの時は、たしか、人気声優さんが「作品を無料にしてしまうのは、よくない!」と声をあげられて、それに対して僕が「どう見積もっても、アニメ業界にも確実に無料公開の波がくるので、ここで声優さんが『無料公開』を否定してしまうと、のちのち、言ってることと、やってることの辻褄が合わなくなるので、発言を取り下げた方がいいですよ」とか返しちゃったんですよね。
大人気ないっすね(笑)
ただ、たしかに当時は、大半のクリエイターさんが「無料公開」を否定していたと思います。
もちろん、クリエイターさんが否定するので、そのファンの方も一緒になって否定して…
ただ、まぁ、おっしゃるとおり、今、クリエイターさんも無料公開しているし、ファンの方も無料公開を喜んで受け入れてますよね。
その方々に一言ですか?
まぁ、「お互い頑張っていきましょう」で。
もう分かってますよ。
ここで、皆さんが求めているような「売り言葉に買い言葉」を面白半分で言ったら、そこだけ切り取って、また面倒なことにするんでしょう。
その手には乗らないぞ。
でも、もうクダラナイ寄り道はやめて、勉強するところはちゃんと勉強して、時代に素直に耳を傾けて、「お互い頑張っていきましょう」は本当に思っています。
【Q】オリラジあっちゃんとの対談で、あっちゃんから「西野さんは漫画を描く気はないのですか?」といった質問がありましたが、その件に関して、もう少し詳しく聞きたいです。
【A】そうですね。
「漫画」というものが「グローバル」のコミュニケーションツールであることは間違いないので、当然、考えています。
ただ、これはいろんなご意見があるとは思いますが、個人的には「一発勝負」だと思っていて、キチンと仕込んでからやりたいと思っていて、今は仕込んでいる最中です。
自分の中で、「スタートしながら改善していくもの」と「ゴッリゴリに準備をしてからスタートさせるもの」があって、ゴッリゴリに準備している間に、時代が変わってしまいますから、後者は難しいところもあると思うのですが、でも僕、「絵本」と「映画」は準備に数年かけたんです。
やっぱり、絵本も映画も「一作目が外れたら、二作目がない」と思っていたし、一作目をヒットさせた後に、突貫工事的に続けるのが嫌だったので、最初にかなりしっかり目の地図を描きました。
それでいうと、僕が一番最後に手を出すエンタメが『漫画』になると思います。
少し長い目で見守っていただけると助かります。
【Q】今、尚、ガーシーが話題ですが、西野さんって、「女遊び」するんですか?
【A】吹いた(笑)
「遊び」はしないですね。
普通に一人の女性として、コミュニケーションをとって、向き合いますよ。
さすがに、僕、41歳なので、「コンパして、エッチして、はいサヨナラ」みたいなことは無いですね。
そもそも「コンパ」とかしないです。
あと、エッチもすごく丁寧です。
何を言わせるんですか!やめてください!
ただ、評判はすごく良いです。
【Q】カジサックのクラウドファンディングがプチ炎上している件について。
西野さんが考える「炎上している理由」と、「改善ポイント」をお聞かせください。
【A】まぁ、「炎上」というほどのものでもないと思うのですが、少しだけザワザワしていますよね。個人的にはヨダレものなんですけども(笑)
「炎上している理由」かぁ。
細かく言っていけば、お客さん感謝祭的な予算の内訳に「スタッフの交通費&宿泊費」が入っていたり、そもそも「コミュニティーがクラウドファンディングに慣れていない」とか、そういったことが色々あると思うのですが、それもこれも「納得感」が不足しているからだと思います。
たとえば、僕、今から10年ぐらい前にニューヨークで個展をした時の制作費をクラウドファンディングで集めたのですが、そこにもスタッフの渡航費&宿泊費は入っていたのですが、そのことに対して、とやかく言われなかったのは、応援してくださるお客さんが「ニューヨークで勝負している姿を見たい」と思ってくださったからだと思います。
それこそ、キングコングで『えんとつ町のプペル』のMVを撮影した時も、予算の内訳に「スタッフの交通費」は入っていたわけで、それでも何もなかった。
今回はですね、お客さんの中で、「なんで4周年でドミノ?」という疑問が残っているから、予算の内訳を懇切丁寧に説明されても、納得がいかないんだと思います。
つまり、「手段」に問題があるわけじゃなくて、「目的」に問題があるパターンだと思います。
ただ、「なんで4周年でドミノやねん!」という文脈の破綻は、個人的には梶原君らしくて大好きで、すごく応援しています。
「改善点」は、クラファンのリターンに、「抽選」を含んでいることですね。
支援した人の中から、「抽選」で(たしか)10名の方に「撮影現場に参加できる権」みたいなのが当たる建て付けになっていたと思うのですが、これはもちろんチームカジサックのサービス精神からきているものですが、「撮影現場に参加できる権」が当たるリターンを買った人からすると、このクラファンをシェアすればするほど、当然確率が下がるわけですから、「シェアして、応援しよう」という方向に向かないですよね。
あとは、ここは、周りのスタッフやマネージャーがしっかりしなきゃいけないところなんですけども、クラファンのリターンに「抽選」を入れるのは…ちょっと突っ込まれそうな匂いがするので、もしかすると「抽選」が入っているリターンは、取り消した方がいいのかもしれないですね。
ただ、まぁ、やり方はヘタクソですが、チームカジサックが皆さんに喜んでもらおうと思って、動いていることは間違い無いので、あまりカリカリせず、「もっと、こんなのをしてもらえると嬉しいです」みたいな提案の仕方で、一緒に改善しつつ、優しく見守っていただけると嬉しいです。
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