子育てをする親が『罰』を受ける日本社会がウンコすぎる

2022年05月14日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/323528

子育てをする親が『罰』を受ける日本社会がウンコすぎる。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/323528

今日は、「子育てをする親が『罰』を受ける日本社会がウンコすぎる」というテーマでお話ししたいと思います。
 
今日は少し言葉が荒くなりそうな気もしますが、今、思っていることを正直にお話しします。
 
本題に入る前にお知らせをさせてください。
 
 

お知らせ!『西野亮廣講演会』4箇所で開催予定!

 
『西野亮廣講演会』のお知らせです。
 
6月5日(日)に、『西野亮廣講演会in名古屋』、
6月25日(土)に、『西野亮廣講演会in宮崎』、
7月10日(日)に、『西野亮廣講演会in大分』、
7月16日(土)に『西野亮廣講演会in豊橋』がそれぞれございます。
 
名古屋は「レジェンドホール」という会場で、19時から。
チケットはお一人様「4500円」となっております。
 
そして、宮崎は「メディキット県民文化センター」で、18時から。
チケットはお一人様「3500円」となっております。
 
そして、大分と豊橋の詳細は、近日発表です。
 
チケットをお求めの方は、『西野亮廣講演会in名古屋』『西野亮廣講演会in宮崎』で検索してみてください。
 
「Peatix」のサイトで買えます。
 
よろしくお願いします。

2022年6月5日(日) 【 西野亮廣講演会 in 名古屋 】19時〜20時30分

http://nishinonagoya0605.peatix.com

6月25日(土) 西野亮廣講演会in宮崎 【地方での戦い方〜お金と信用、そして未来の生き方〜】

http://peatix.com/event/3198013

 
 

お知らせ!5月21日開催!『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』 

 
そして、もう一点。 
 
5月21日の20時から開催するオンライン勉強会『【教えて西野先生】親子で学ぶ!とっても大切なお金の話2022』の参加者が「3700名」を突破しました。
 
僕は、自分で会社を起こして、資金繰りをして、作品や商品を作って、売って、従業員を雇って…という活動をしているのですが、この活動は「お金」の問題と常に隣合わせなんです。
 
そして、そこでは「お金の勉強をしていない人の弱さ」を見る。
 
お金の勉強をしていない人が、自分や、まわりの人達を不幸にしていく様を、まざまざと見るんです。
 
やっぱりこのあたりの心配は拭えないので、今回、久しぶりに手を挙げてみました。
 
こちらはFacebookグループを使った勉強会になるので、参加者の方の声を拾いながら、授業を進めて行きたいと思います。
 
アーカイブは6月30日まで残りますので、当日参加できない人でもお楽しみいただけます。
 
チケットは「800円」です。
 
参加ご希望の方は『BASE 煙突屋』で検索してください。
 
※こちらの勉強会は、商品購入後、ご案内したFacebookグープへの参加申請と、申請された際に出る「3つの質問」にお答えいただけないと、ご参加いただけないので、くれぐれもご注意ください。

よろしくお願いします。
 
 

子育て支援に前向きとは呼べない日本

 
そんなこんなで本題です。
 
 
今日は、「子育てをする親が『罰』を受ける日本社会がウンコすぎる」というテーマでお話ししたいと思います
 
 
僕は全ての国を見てきたわけじゃないので「日本社会が」という表現は、もしかすると適切じゃないのかもしれませんが、しかしまぁ、僕が知る限りでは、日本は、子育て支援に対して前向きとは呼べない場面をよく見かけます。
 
それは「税控除の低さ」とか「給付の水準の低さ」とかそういった目に見えるものだけでなく、なんだか薄らと漂っている「自己責任論」などです。
 
子育ての大変さを訴える親に対して投げかけられる「お前が好きで産んだんだろ」的なアレです。
 
 

もちろん「子供を持つ親」としての配慮やエチケットは必要

 
こういう話をすると「イイ人」みたいに思われるので、キチンと自分のスタンスを明確にしておきたいのですが、僕は「子供を持つ親」の行動を、なんでもかんでも肯定しているわけではありません。
 
たとえば、飛行機で赤ちゃんが泣いちゃったら、それは仕方ないと思うんです。
 
親はどうしようもないんだから、まわりの人間がやれることといえば、肩身の狭い思いをしているお父さんやお母さんに「大丈夫ですよ。赤ちゃんは泣くのが仕事ですから」という顔を向けてあげることだと思うんです。
 
劇場で赤ちゃんが泣いちゃうのも仕方がない。
 
それに対して、周囲が睨みをきかす空間は、流石に窮屈すぎる。
 
ただ、公演中に赤ちゃんが泣き続けているのにも関わらず、5分も10分も「よしよし〜」としながら、客席に座り続けるのは違うと思っています。
 
そこにはお小遣いを握りしめてチケットを買った中学生もいたり、人生がちっとも上手くいかなくて、救いを求めてやってきた人もいて、「子供」を盾に、その人達の時間を潰すのは違う。
 
赤ちゃんが泣くのは全然構わないけど、「泣き止みそうにないな」となったら、一旦、ロビーに出るぐらいの配慮はすべきだと思います。
 
それは「咳が止まらなくなったら、一旦、席を外す」みたいな社会人としてのエチケットの部分だと思っていて、くれぐれも僕は「子育て中の親がやることは何でも許してやれよ」という人間ではないことを、まずはお伝えしておきます。
 
 

エンタメカンパニーとして「子育て中のママさんの雇用」を作っていきたい!

 
その上で、「出産をしたら社会復帰できない社会」とか、「スタッフの出産が歓迎されない会社」とか、あとは、「お前が好きで産んだんだろ」と言っちゃうような社会や、子供の体調不良で休むと嫌な顔をする会社って、本当に、心の底からウンコだと思っていて、特に、経営者のクセにそういうスタンスでいるヤツとか「もう経営者なんて辞めちまえ」と思っています。
 
「そこを笑いながらなんとかするのが経営者だろ」と。
 
「お前、恥ずかしくないのか」と。
 
僕は幸か不幸かデビューの時からずっと「座長」的な立場にいたもんですから、やっぱり「雇用」の問題とはず〜っと向き合ってきたんです。
 
最近だと、「『稽古ギャラは無し』が当たり前になっている舞台役者さんの労働環境の問題」とか。
 
自分が舞台をする時は、「そんなものを当たり前にするな」とスタッフに言って、どうにかこうにかします。
 
「お母さん」の雇用の問題もそう。
 
そもそも誰かが産んでくれた子供が将来納税してくれて、ジジババになった僕らを食わせてくれるわけじゃないですか?
 
「自己責任論を持ち出すんだったら、税金で食わしてもらうなよ」と思うんです。
 
自己責任と公的責任のハイブリッドなゲームに参加している以上は、やっぱり、子供は皆で育てるべきだし、子育ての親は皆でサポートするのが筋です。
 
で、こういうの口で言うだけならブタでもできるので、自分がやれることから具体的に進めようと思って、今、やっているお仕事の中で、子育て中のママさんに外注できるものは積極的に外注しています。
 
これは全国の経営者さんに言いたいですが、べつに出産したからといって人としての能力が下がるわけじゃないし、むしろ「母ちゃんの強さ・丁寧さ」というものを、僕は目の当たりにしています。
 
で、今日、なんでこんな話をしているかというと、今日のサロン記事で書きますが、昨日、久しぶりに面白いサービスを思いつきまして、さっそく進めようと思うのですが、このサービスの運営を全て、子育て中のママさんにお任せしようかと思っています。
 
「子育て中のママさんが空き時間を使って運営しても、サービスは滞りなく回せるんだ」ということを証明してやろうと思って、その決意表明です。
 
ここでキチンと言っておかないと、ウヤムヤにしちゃいそうなので。
 
自分達がやっているのは「ファミリーエンターテイメント」なので、子育てをする親が「罰」を受けるような社会を見て見ぬフリはできないし、僕がお客さんなら、「それは僕らの仕事じゃありませんから」とか言っちゃうエンタメカンパニーなんて応援する気になれない。
 
なので、自分達が仕掛けるエンタメの一環として、「子育て中のママさんの雇用」は作っていきたいと思います。
 
ちなみに、ウチの会社のスタッフは、この放送をもって「ああ、次はそんなことをするんだ」と知ります(笑)。
 
今日の放送は、リスナーの皆様への決意表明であり、CHIMNEYTOWNのスタッフへの業務連絡です。
 
とりあえず新しく立ち上げるサービスに関しては、このあと、オンラインサロンに投稿します。
 
たぶん、そこそこ筋の良いサービスだと思うし、何より、「世の中は間違いなくコッチの方に向かうよね」という内容になっておりますので、サロンメンバーさんはお楽しみください。
 
今日は、「子育てをする親が『罰』を受ける日本社会がウンコすぎる」というお話でした。
 

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【注意】
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