【西野亮廣】「ブイブイ言ってた人が急にしぼんでいく」「考えた企画がほとんどハズレる」この恐怖とどう付き合う?

2022年04月24日

※この記事は、2022年4月22日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

『仕事を作る人』はどうすればいいか?

今日は「『仕事を作る人』と『作られた仕事をする人』」というテーマでお話したいと思います。

世の中には『仕事を作る人』と『作られた仕事をする人』という2種類の人がいると思うのですが、先に言っておくと、僕はここに上下関係はないと思っています。
『作られた仕事をする人』がいないと、多くの『仕事を作る人』は食っていけないので。
基本的には、支え合う関係なんだと思っています。

その上で、それぞれの弱点と、その打開策的なモノについて、お話ししたいのですが、まず『仕事を作る人』の弱点は何かなぁ? と考えた時に、まぁ、あんまり見当たらないのですが、一つあるとしたら、「特に組織を作らず、一人で何でもやれちゃう人が、一人でアレやコレやとやった先に、ある地点で停滞あるいは下降する」という、インフルエンサー&フリーランスあるあるです。

屋台のラーメン屋さんとかをイメージしていただけると分かりやすいと思うのですが、一人で、ラーメンを開発して、屋台を引いて販売して、人気店になったら、ぶっちゃけ、向こうしばらくは人を雇わなくていい。
一人で何でもやれちゃうので、スタッフを雇う方がコストがかかっちゃうので、「一人でやれるので、一人でやっちゃいます」という判断をする。

もちろん、それは体力がある時は、そのまま突っ走れますが、体力はどこかで必ず落ちる。
その時に、打つ手がないんですね。

厄介なのは、「体力がある時期が意外と長い」ということです。
半年ぐらいで枯れ始めるものなら、「ワンマンプレイはマズイな」となるのですが、意外と持つもんだから、このままの形でずっといけそうな気がする。

これを、そのまま今のインフルエンサーさんとか、フリーランスで活動している人に置き換えていただきたいのですが、ワンマンプレイでブイブイやれていた人が、あるタイミングで急にしぼんでいくことって、結構あるんですね。

個人の体力の問題もあるし、それこそインフルエンサーだったら、時代は次の時代の活きが良いインフルエンサーを選ぶので、椅子取り合戦の回転が早い。というのもある。

じゃあ、『仕事を作る人』はどうすればいいか?
結論、「組織を作る」が妥当かなぁと思っています。
厳密にいうと、「仕事を作れる間(影響力がある間)に、持続可能な組織を作る」ですね。

『作られた仕事をする人』はどうすればいいか?

次に、『作られた仕事をする人』について、お話ししたいと思います。

『作られた仕事をする人』の弱点は、言うまでもなく「受け身」だということですね。
当然、時代がその人の仕事を剥がした時に、その人は仕事を失ってしまう。

(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】)

【西野亮廣】「ブイブイ言ってた人が急にしぼんでいく」「考えた企画がほとんどハズレる」この恐怖とどう付き合う?──連載「革命のファンファーレ2」Vol.39

https://goetheweb.jp/person/article/20220422-nishino_akihiro_39

シェアする