音声メディアの収益化を真面目に考える

2022年02月03日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/273589

音声メディアの収益化を皆で一緒に考える | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/273589



今日は「音声メディアの収益化を真面目に考える」というテーマで、お話ししたいと思います。
 
本題に入る前にお知らせをさせてください。
 
 

お知らせ!最初で最後!『毎週キングコングin日本武道館』

 
2月28日に日本武道館で我々キングコングの単独トークライブ『毎週キングコングin日本武道館』がございます。

いつもYouTubeでやっている「毎週キングコング」を、ライブでやっちゃおうというもので、最初から最後までキングコングしか出てこない極めてシンプルなイベントです。
 
2月5日の15時から、各プレイガイドでチケット一般発売でございます。
 
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=621218
 
キングコングが武道館でライブをするのは今回が最初で最後なので、この機会に、是非、ゲットしてみてください。
 
よろしくお願いします。
 
 

お知らせ!『キンコン西野のサイン本屋さん』今日もオープン中
 

そして、もう一点。
 
これは僕の朝のルーティンなのですが、サイン本の注文を受けて、サインを入れて、梱包して、郵便ポストにブチ込むという涙の内職でお馴染みの『キンコン西野のサイン本屋さん』が今日も元気にオープンしております。
 
こちらで取り扱っているのは、僕がこれまで出版した全ての書籍です。
 
ご注文いただいてから、配送までは少しお時間を頂戴しますが、一冊一冊手作業でやっておりますので、ご容赦ください。
 
今日も、このあと、サイン入れをして、梱包して、郵便ポストにブチ込んできます。
 
キンコン西野のサイン本をお求めの方は『キンコン西野のサイン本屋さん』で検索してみてください。

キンコン西野のサイン本屋さん powered by BASE

https://nishino.thebase.in/

よろしくお願いします。
 
 

Voicyの「熱い思い」だけでは突破できない壁

 
そんなこんなで本題です。
 
僕、このご時世にYouTubeをやっていない人間でして…これは「逆張り」とか、そういったことじゃなくて、シンプルに「面倒くさいからやってない」という酷い理由でやっていないのですが、ただ、「メンバーシップ」はやっているんですね。
 
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、『スナック西野』というタイトルで、月に2度、僕の友達を僕の自宅にお招きしてお酒を呑みながら、アレやコレやと話す月額590円の有料チャンネルです。
 
どうせ月に2度ぐらいは友達とお酒を飲むし、それならそれを仕事にしちゃおうという実に汚い手口です。
 
ちなみにチャンネルの売り上げは、ゲストやスタッフさんのギャランティーと、残りは全額、エンタメ投資か、子供達の支援にまわしています。
 
その『スナック西野』は、とにかく仕事仕事したくなくて、なんかインタビュアーみたいになるのも面倒臭いので、シンプルに今、酔っ払いながら話を聞きたい友人をお呼びしているのですが、次回のゲストがVoicy代表の緒方さんなんです。
 
『スナック西野』では2度目の登場です。

なんで緒方さんにお声がけしたかというと、今、Voicyがメチャクチャ面白いシーズンに突入しているからです。
 
 
これは緒方さんの放送を是非聴いていただきたいのですが、緒方さんが最近しきりに「Voicyは、シリーズBだ〜!」とおっしゃっているんですね。
 
「シリーズB」というのは、「シリーズA」の次で、ようするに「企業の成長の段階の呼び名」なんですけども、「経営が軌道にのってきました。ここから、さらに成長していきまっせ〜」というあたりのことですね。
 
そのためには資金調達が必要になってくるのですが、立ち上げの時と違って、調達する額も増えるし、何より、投資家からの目が厳しくなるんです。
 
「ちゃんと売り上げは出るの?」「どこでお金を作るの?」みたいな具体的な球がバンバン投げられるんです。
 
「熱い想い」だけでは、突破できない壁ですね。
 
ちゃんと、数字で示していかなくちゃいけない。
 
 

リスナーさんから提案がバンバンあがる文化が生まれたら、優しくて最高

 
個人的には、Voicyがこの壁と向き合っているのはメチャクチャ面白いと思っていて…というのも、ぶっちゃけ、今、皆さん、当たり前のように無料で聴いているじゃないですか?
 
僕の番組は、今の時期は「弁護士の白土ようこサン」がスポンサーで入ってくださっているので、収益化できていますが、こういった一社提供のスポンサーが付いていないと、基本的にはVoicyは収益化できないんですね。
 
今のところVoicyさんって、スタッフさんがせっせと作ったサービスを、無料で提供してくれている「ただただイイ人達」なんです。
 
これ、リスナーさんからすると「あざす!」ですが…当然、投資家というのはリターンを求めますから、それは許さないんですね。
 
なので、Voicyさん的には、どこかで売り上げを作っていかなくちゃいけないんです。
 
でもって僕は、この問題を運営サイドだけに背負わせるのではなくて、リスナーさんも、この問題に対して向き合った方がイイ…というか、一緒に考えて、応援してあげた方がイイと思っています。
 
「自分達の場所をどう守っていくか?」という話なので、他人事じゃないんです。
 
なので、Voicyリスナーさんの方から「こうしていった方がいいんじゃない?」みたいな提案がバンバンあがる文化が生まれたら、優しくて最高だなぁと思っているのですが、「言ってるオマエはどうなんだ?」と突っ込まれそうなので、僕からも、「Voicyは、これがあるといいかも!」を言わせていただくと…
 
ここは、もう皆さんが感じていて、当然、運営さんも分かっているところだと思いますが、「過去放送のスクロール問題」ですね。
 
先々月の放送を聴こうと思ったら、ひたすらスクロールしなきゃいけない。
 
去年の放送なんて、もう、修行のごとくスクロールしなくちゃいけない。
 
「バックナンバー」をプレミアム放送で販売していたりしているので、「バックナンバーに辿り着くまでに一苦労」というのは、かなりの機会損失だと思います。
 
シンプルに、前の月より昔は「カレンダー」でまとめた方が、バックナンバーの売り上げには繋がるんだと思います。
 
「2020年12月」をクリックしたら、「2020年12月の放送がスクロールで探せる」みたいな感じです。
 
たとえば、昨日の僕のチャンネルで売れた「バックナンバー」は、「2022年1月」と「2021年12月」と「2021年11月」です。
 
要するに、「なんとかスクロールで辿り着けるところまで」が売れていて、それより昔は売れていない。
 
キンコン西野が2021年11月から急に面白くなったわけではないので、ここは少し勿体ないですよね。
 
なんなら、『映画 えんとつ町のプペル』を公開した「2020年12月」の放送とかって、ピリピリしていて面白いと思うのですが、スクロールで、そこまで辿り着くのが大変なので、諦めちゃう。
 
たとえば、こういったフィードバックを小まめに運営に返していくだけで、自分達の場所を守ることができるので、結構、言っていった方がいいんじゃないかなぁと思います。

Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/

 
 
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【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 

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