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時代に合わせてチューニングし直さないと生きていけない
とってもシンプルな話なのですが…これだけ変化が激しい時代ですから、「初志貫徹」の分の悪さは、皆さんも知るところだと思います。
たとえば、「うちはお客さんと直接会って、一対一で付き合うことを大切にしているので、オンラインサービスはやらない! 」と宣言したところで、コロナがそうはさせなかったりする。
コロナに限らず、ニューヨークの代名詞でもあったイエローキャブ(タクシー)は、Uberという時代の波に駆逐された感がある。
もしも、その昔、「ワシは生涯タクシードライバーじゃ! 」と宣言していたとしても、今となっちゃあ、その宣言は守れない。
やっぱり、その時、その時で、チューニングし直さないと生きていけないんですね。
だから、僕はよく「メディアに流されて、自分の知らないものを否定しちゃダメだよ」という話をします。
10年前に「クラウドファンディングなんて、詐欺だー! 」と騒いでいた人達は、「クラウドファンディングは詐欺だコミュニティー」を形成してしまって、コロナ禍を生き残る為の打ち手が一つ減っちゃった。
「時代に合わせてチューニングし直せないことになる」という話です。
初志貫徹と良い距離感をとれる二つのポイント
そんなこんなで「初志貫徹」の話です。
ブロードウェイでやっている『STOMP』の正規メンバーに日本人で初めて選ばれたヤコさん(※ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のパーカッションパートのディレクター)と、先日アメリカで会ったときに、こんな話で盛り上がりました。
誰が何を宣言しようと、その人の勝手なのですが、「押さえておいた方がいいポイント(整理しておいた方がいいこと)があるよね」という話です。
大きくは二つで…
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】)
【西野亮廣】時代にチューニングを合わせたいなら、「初志貫徹」は分が悪い!──連載「革命のファンファーレ2」Vol.25
https://goetheweb.jp/person/article/20220114-nishino_akihiro_25