アホみたいな靴下が1日で1000足売れた理由
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/253138
その道は、細くて、泣きそうになるぐらい暗いけど、続いている。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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今日は「その道は細くて暗いけど、続いている」というテーマでお話ししたいと思います。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
お知らせ!『プペル ~天明の護美人間~』チケット絶賛発売中
来年1月3日〜20日に、市川海老蔵さんファミリーが総出演する新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』があります。
プペル~天明の護美人間~|新橋演舞場|歌舞伎美人
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/play/737
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=610331
もう本当に苦労して苦労して、強い脚本をバッチリ送り込んだので、あとは、どう演出されるのかが、僕自身、本当に楽しみです。
チケットは、ローチケ、ぴあ、イープラスで絶賛発売中です。
よろしくお願いします。
お知らせ!キングコングの武道館トークライブ開催!
そして、もう一点。
来年2月28日に、キングコングが日本武道館で二人っきりのトークライブをおこないます。
『毎週キングコングin日本武道館』です。
チケットは、ローチケさんで、12月25日(土)発売です。
ライブの内容に変化球はございません。
キングコングの二人が出てきて、ただ喋って、笑わせるだけです。
梶原君とも言っていたのですが、キングコングが武道館でライブをするのは、これが最初で最後です。
まぁ、あまりズルズルやるものでもないし。
どうか、見届けにいらしてください。
宜しくお願いします。
「架空の人物像」を作るのは難しい
そんなこんなで、本題です。
今日のVoicyは、少しフワッとした話なので、「皆様の朝の忙しい時間をこんなフワッとした話で潰してしまってゴメンナサイね」ということを先に断っておきますが…今日は、昨日のオンラインサロンに投稿した記事の前半部分を、ちょっと掘り下げて話したいです。
ちなみに、後半部分に関して、「少し具体的すぎる」というのと、「少し黒すぎる」というのがあって、一応、僕はファミリーエンターテイメントを提供している人間でして、自分のイベントに来てくれる子供達から結構支持されている男ですので、ここは、公の場では全力で隠したいと思います。
なので、前半部分だけ。
何の話かというと、簡単に言えば「ようやくスタートラインに立てました」という報告なんですけども…「ペルソナ」ってあるじゃないですか?
自分達が提供するサービスを利用する「架空の人物像」のことです。
なんか、マーケティングの世界では、よくやるんですよ。
たとえば、月に自由に使えるお金が「5000円」のお客さんに、毎月1万円かかるようなサービスは届かないわけじゃないですか?
なので、「家族構成がどうで、年齢がどうで、収入がどうで…」みたいなのを決めて、そこに向けてサービスを作ったりするんです。
なんか今、勢いで説明しちゃっていて、若干間違っている気もしますが、まぁ雰囲気が伝われば問題ないです。
ただ、そもそもの問題として、「架空の人物像」を作ったところで、「そんなヤツ、本当にいるのか?」という問題と、「そもそも、お前、架空の人物像を作る能力があるのか?」という問題があるじゃないですか?
たとえば、日本人のほとんどが映画かドラマか漫画の影響を受けて、作り上げてしまっている「性格の悪い金持ち」ってあるじゃないですか?
僕、国内外に金持ちの知り合いいますけど、金持ちって余裕があるので、基本、性格良いです。
逆に、「お金持ちで性格が悪いヤツ」って、あんまり出会ったことありません。
これは僕の主観でもあるのですが、客観的に、確率論で話してもそうだと思います。
経済的に追い込まれてしまうと、犯罪に走る確率は高くなるし、
自分が成功していないと、妬みやヤッカミ、あるいは他人の足を引っ張る時間が長くなる確率が高くなる。
これでいうと、「お金持ち=悪いヤツ」としてしまっている大半の日本人が、この分野に関するペルソナの設定に失敗してるわけじゃないですか?
これを「ペルソナ」と呼ぶかどうかはさておき。
僕が「ペルソナ」にするのは、いつも「実在する人物」
知らない世界に飛び込むと、謎のお金持ち像を作り上げている日本人と同じ轍を踏んでしまうことって、僕にも普通にあるだろうなぁと思って、基本、僕はいつも「実在する人物」をペルソナにしてるんです。
たとえば、ビジネス書を書く時は、僕の6つ下の弟の「たっちゃん」です。
これまでのビジネス書は、たっちゃんに手紙を書くように作りました。
映画やミュージカルを作る時のペルソナは、エンタメに恋をした時の僕です。
小学校2年生だったので、兵庫県川西市で暮らしている7才~8才の西野君ですね。
彼の胸が踊らないようなモノには興味がありません。
なので、時々、スタッフが玄人ウケに走ろうとした時には叱ります。
で、オンラインサロンのペルソナは何人かいるのですが、そのうちの一人がウチの母ちゃんなんですね。
母ちゃんは、サラリーマン家庭で、4人の子供を育てたわけですが、やっぱり、自由に使えるお金や時間が無いんですよ。
ちなみに、僕は、子供の頃、母ちゃんが新しい服を買ったところを一度も見たことがありません。
いろんなものを引き受けて母になってくれて、いろんなものを我慢して、僕らを育ててくれたんですね。
そんな彼女を、エンタメの世界戦のバックヤードに連れてって上げようと思って、オンラインサロンを立ち上げたんです。
物理的にバックヤードに連れていくことは不可能なので、会議室の様子や、舞台裏の様子を、毎日、オンラインで共有する。
それが、彼女の人生のハリ(活力)になればいいなぁと思って、今日までせっせとやってきました。
僕のオンラインサロンの値段が「980円」なのは、それが理由です。
ウチの母ちゃんは月額5000円とか、1万円は払えないので。
主婦が参加できないサロンには興味がないんです。
ようやくスタートラインに立てました
で、もう何年も前から、僕のサロンでは「いつか自分達が作ったコンテンツを海の向こうに持っていって、たとえば海外の映画祭の受賞の発表の前に一緒にドキドキして、賞を獲ったり、逃したり、その結果や感情を共有して、『次こそやってやろう!』みたいなことも共有できるところまで持っていきます」と言い続けてきたのですが、今、ようやくそれができているんです。
一昨日立ち上がった「ブロードウェイのデジタルサイネージにプペルのCMを流す」というのもそれで、この景色を僕は、兵庫県川西市の築30年の家の台所に流したかったんです。
なんか、変な煮物を作ってる最中の母ちゃんが、「おお、プペルがブロードウェイに行ったか!やった!」となるのが僕の山登りの一合目だったんです。
なので、ようやくスタートラインに立てたなぁという気持ちでいます。
朝からこんな話を聞かされても、「で?」という方がほとんどだと思いますが、でも、やっぱり自分には、軽くスベろうが、このことを公の場で伝える義務があると思っています。
日本は特に、僻み妬みヤッカミがキツくて、たくさんの大人が挑戦者を叩いて、そしてその様子をたくさんの子供達に見せてしまっているから、もう、ハナから挑戦することを辞めてしまう子達がたくさんいるじゃないですか?
村八分をオカズに飯を食う日本の「村社会ノリ」は、もうDNAレベルで日本人に染み付いてしまっているから、簡単には変わらないと思うのですが……それでも、めげずに、愚直に続けていれば、半歩ずつですが前に進むことができて、その半歩を何十万回か何百回繰り返せば海を越えることができるということを、この事実を、キチンと伝える義務が僕にはあるなぁと思って、今日は朝から暑苦しい話をさせていただきました。
「あなたが歩いているのはメチャクチャ細くて、
時に泣きそうになるぐらい暗い道だけど、ちゃんと続いてるよ」というご報告でございました。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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【注意】
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