『聴く力』がない人は、仕事ができない

2021年10月15日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/222399

『聴く力』が無い人は仕事ができない | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/222399

今日は「『聴く力』がない人は、仕事ができない」というテーマでお話ししたいと思います。
 
これは、めちゃくちゃ大切なので、恒例行事のように、1年に一度は話そうと思っているテーマです。
 
 
本題に入る前にお知らせをさせてください。
 
 

お知らせ!『映画 えんとつ町のプペル』ハロウィン限定上映

  
いよいよ、迫ってまいりました。
 
映画 えんとつ町のプペル』の再上映のお知らせです。

 
10月22日〜10月31日に『映画 えんとつ町のプペル』が劇場に帰ってきます。
 
ハロウィン限定復活上映でございます。
あと、7日ですね。
 
HELLO MOVIE」というアプリをダウンロードしていただけると、劇場で、キングコングの副音声なんかも聴けちゃいます。
 
映画の映像を見ながら、キングコングが二人で1時間40分喋り倒しています。
 
 
多分、映画の内容は入ってこないと思いますので、くれぐれも、もう何度も観た方にオススメします。

 
映画であり、ハロウィンイベントなので、泣いても笑っても上映は10月31日にキッパリと終了します。
 
そして「映画館に行けないよ〜」という方に向けて、『映画 えんとつ町のプペル』のDVD&Blu-rayの発売が決定しました。
 
https://www.amazon.co.jp/s?hidden-keywords=B09GNX2HZD%7CB09GNWR6JR%7CB09GNYHR4Y%7CB09GNXQQ62
 
Loppi &HMVさん、Amazonさん、楽天ブックスさん等で予約がスタートしていますが、それぞれ特典が違いますので、詳しくは『映画 えんとつ町のプペル』の公式ホームページでご確認ください。
 
よろしくお願いします。

DVD&ブルーレイ 11月3日(水)発売決定! | プペル新聞 | 『映画 えんとつ町のプペル』公式サイト

https://poupelle.com/news/?p=1035


お知らせ!『えんとつ町のプペル』のミュージカルが自宅でも楽しめる!

  
そして、もう一点。
 
11月14日から、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』が始まります。
 
チケットの一般席はすでに完売していて、今買えるのはVIP席と、オンライン配信チケットのみとなっております。
 
このオンライン配信ですが、「固定カメラで撮ったものを垂れ流し」というのは、さすがに味気ないので、キチンと事前収録をして、でもって、「収録したものを垂れ流し」というのも味気ないので、本編終了後に、僕とオリラジ藤森君が、「アフタートーク」と称して、劇場から生配信します。
 
収録と生のハイブリットな配信になります。
 
今、ゴッリゴリに稽古中なのですが、芝居から歌からダンスから、舞台セットや照明まで、とにかく大変なことになりそうです。
 
是非、ご自宅で、ご家族でご覧ください。
 
子供から爺ちゃん、婆ちゃんまで、めちゃくちゃオススメです。
 
チケットをお求めの方は、「えんとつ町のプペル オンライン」で検索してみてください。
『ミュージカル えんとつ町のプペル / オンライン劇場ZA』というサイトが出てくると思うのですが、そこでご購入いただけます。

ミュージカル えんとつ町のプペル | オンライン劇場 ZA

https://za.theater/events/54b16102-d98f-4dc1-9013-5079c515bea5

 
よろしくお願いします。
 
 

売れなくなるのは聴く力がない人

 
そんなこんなで本題です。
 
 
今日は、「【売れ続ける人】と【売れなくなる人】は何が違うのか?」というお話しをしたいと思います。
 
 
気がつけば芸歴21年になるのですが、やっぱり浮き沈みの激しい世界ですから、これまで「売れなくなる人」をたくさん見てきました。
 
その一方で、「売れ続ける人」もいるわけで……この明暗を分けているものは何なのか?
 
これは芸能の世界に限った話じゃなくて、コミュニケーションを伴うお仕事ではとっても重要になってくる話なので、ハッキリさせておいた方がいいと思います。
 
結論を言っちゃうと、「聴く力が無い人」は確実にいなくなります。
 
どれだけイケメンだろうと、どれだけ美人だろうと、どれだけスタイルが良かろうと、どれだけ能力が高かろうと、それだけで仕事が続くほど甘い世界ではなくて、やっぱり「聴く力」を持っているか否かで大きく分かれてくる。
 
で、「聴く力」って何ぞや?という話なのですが、
掘り下げると「聴く力」は、大きく二つに分けられて、
一つは「理解する力」、もう一つは「リアクションする力」です。
 
 

理解する力とリアクションする力がないと人が離れていく

  
言い方を変えると、「理解する力」というのは「理解力・読解力」で、「リアクションする力」というのは、「相槌力・人たらし力」ですね。
 
「【理解する力】と【リアクションする力】のどちらかを持っていればいい」というわけではなくて、どちらも持っていないと厳しいと思います。
 
「理解する力」が無い人というのは、何度説明しても「そんなこと言ってねぇじゃん」の連続で、これは皆さんも経験されたことありますよね?
 
これって、「理解できない人」というよりも、「感情先行で、理解しようとしない人」というケースが多い。「先入観に毒される人」ですね。
 
こういう人は、まもなく話しかけられなくなります。
 
「そんなに理解する気がないのなら、どうぞ一人でやってください」といった感じで、人が離れていくんですね。
 
 
次に、「リアクションする力」ですが、これは本当にメチャクチャ大事で、説明をした時に、「…あ、はい」と無愛想に返す人と、「なるほど!わかりました!」と明るく返す人と、どちらに話しかけたいか?というと、当然、後者ですよね?
 
で、優秀な人って、ちゃんとリアクションするんですね。
 
「なるほど!」とか「いいですね!」とか「確かに!」とか、「ごめんなさい。ここが分からないです」とか、「そこに関しては、僕は違う考えです」とか…とにかく相手の意見に対して、まずは「賛成」なのか「反対」なのか、「賛成で、理解した」のか、「賛成だけど、もうちょっと説明が欲しい」のか。
 
ここをちゃんと相手に伝える人と、そうでない人がいる。
 
 

優秀な人は、聴く力があるから話しかけたくなる

 
で、こういう話をすると「最近の若い奴は…」みたいな意見が必ず出てくるんですけど、ジジババでもリアクションをとらない人は普通にいるし、若くてもリアクションをとる人は普通にいます。
 
僕、お仕事で芦田愛菜さんとご一緒させていただいたんですけど、もう本当に賢い方なので、それこそ理解力があって「1を言えば10を汲み取ってくれる人」なのですが、それより何より、「あ〜、なるほど!」とか「わかりました!」とか、「ちょっとまだ見えてないので、このパターンを試してみていいですか?」ということをちゃんと表に出されるんです。
 
相手に伝えるんです。
 
そうすると制作陣も、「芦田さんに今、何が伝わっていないのか?」が分かるから、「だったら、こういう伝え方をしてみよう」となる。
 
「オーバーリアクション」というと、言葉が急にチープになっちゃうのですが、要するに、「相手と一緒に作っていく気があるかないか」という部分だと思います。
 
優秀な人って、とにかくキチンとリアクションをとるんです。
 
志の輔師匠もそうだし、海老蔵さんもそうだし、高須光聖さんも、鈴木おさむさんも、ホリエモンも、ひろゆきサンも、S H O W R O O Mの前田さんも、幻冬社の箕輪さんも……もう、皆さん、「あ〜、なるほど!」と言うんです。
 
ピースの又吉君とか、なんかボソボソしてそうなイメージですが、とんでもなくて、ちゃんと「あ〜、なるほど。そういうことですね」といった調子で、自分の現在地を相手に伝えるんです。
 
 
これはもう、卵が先か鶏が先かという話なのですが、「優秀だから聴く力があるのか、聴く力があるから優秀になるのか?」は知りませんが、すっごく当たり前な話ですが、「聴く力がある人に話しかけたくなる」というのは確かです。
 
逆に、「理解しようとしない人」や「リアクションをとらない人」に話しかけようとは思わない。
 
その結果、「理解しようとしない人」や「リアクションをとらない人」というのは、外からの情報が入ってこないから、知識が少ない。なので、余計に思い込みが激しい人になる…という悪循環です。
 
この瞬間からできることと言えば、「相手の話にキチンと相槌を打つ」ということだと思うので、今日から始めてみてください。
 
これまで以上に情報が入ってくると思います。
 
 
 
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