西野亮廣によるマーケティング論。「よく見かける=接触回数」よりも、「思い入れがある=接触時間」の方が、お客さんの足を動かせる!

2024年12月08日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2024年12月06日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

今、集客に求められているのは「思い入れ」なんじゃないか?

 
今日は最後にクラウドファンディングの案内をしたいのですが、そこに繋がる形で、マーケティングっぽい話をさせていただきます。
 
サロンメンバーさんなら御存知だと思いますが、僕が一昨年ぐらいから向き合っているテーマの1つです。
 
映画を作っていると、「大爆死」というあまり耳にしたくない言葉がイタズラに耳に飛び込んできます。
テレビ局が本腰を入れて、とんでもない製作費(広告宣伝費)を投じて、大々的に打ち出した映画が大ゴケする景色というのは昔から時々あったと思うのですが、最近、まわりの映画屋の話を聞いていると、「広告が昔よりも難しくなった」という話を皆してるんですね。
 
昔はそれこそ宣伝を打ちまくって、いろんなところに看板を出して、面を取りまくる…という札束の暴力的な広告宣伝がまだ効いていたけど、ここ数年は、その手法が全然効かないどころか、逆にそんなことをしてしまうと目の敵にされてしまう…みたいな空気になっているそうです。
 
何回もお客さんの目に触れさせて、「気にならさせる」手法を、マーケティングの世界では「単純接触効果」と呼んだりしますが、「接触回数を増やすだけでは集客に繋がらない」という結果が出てしまっているのが現代なのかもしれません。
 
(続きはこちらから【連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』】

西野亮廣によるマーケティング論。「よく見かける=接触回数」よりも、「思い入れがある=接触時間」の方が、お客さんの足を動かせる!

https://goetheweb.jp/person/article/20241206-nishino-173

シェアする