補助金頼みの事業が終わらされて怒る人達

2023年12月04日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/671718

補助金を打ち切られて怒る人達 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/671718

 
 

「売り上げを作っていない事業」が切られるのは仕方のない話

 
今日の話はすっごくすっごく大切な話なんですけども、大切な話って大体「耳が痛い」なので、どうか感情的にならずに(怒らずに)最後まで話を聞いていただきたいのですが……先日、「姫路文化祭」という兵庫県姫路市主催のイベントの廃止が決まったんです。
 
約1か月の間、市内4か所で市民の方が吹奏楽・バレエ・茶道などを発表するイベントで、70年以上前に始まったそうです。
 
それがまぁ突然の廃止ということで、そのイベントに参加されていた方々から批判の声が上がったそうです。
 
たとえばバレエ教室って「発表会があるから、生徒が集まる(生徒のモチベーションに繋がる)」みたいなところもあって、そりゃバレエ教室を運営している人からすると「おいおい、ちょっと待ってよ」となるでしょうし、何より「突然の廃止は無いだろう!もっと前もって言ってよ!」という気持ちもあると思います。
 
まず、「そこはメチャクチャ理解しています!」ということが今回のお話の出発点です。
 
その上で。
 
僕は兵庫県民で姫路に住んでる友人も結構いるんですけど、その姫路に住んでいる友達に聞いても「姫路文化祭」のことを知らないんです。
 
当然、僕も知りませんでした。
 
70年以上も続いているのに。
 
で、ちょっと気になって調べてみたら、この「姫路文化祭」って毎年1万人以上の観客が集まっているそうなんですけども、毎年5000人が出演者として参加しているそうです。
 
つまり、「出演者の家族や身内しか呼べていない」というのが実情で、だから出演者の身内でもない姫路県民は「姫路文化祭」のことは知らないし、当然、県外の人間はもっと知らない。
 
「姫路文化祭があるから姫路に行こう」とはなってないのですが、そのイベントに姫路市の財布から毎年1200万円が出ていて、今回、姫路市の事業見直しの対象になった…という感じです。
 
市の財政って無限にあるわけじゃないから、当たり前ですが、どこかに使うと、どこかに使えなくなるんですね。
 
たとえば、市が、市民の声を受けて「子育て支援を頑張る!」と決めたらば、その子育て支援のお金をどこからか引っ張ってこなきゃいけない。
 
そうなってくると酷だけれど「売り上げを作っていない事業」が切られるのは仕方のない話で、これ、市長とかは、また次の選挙で票を集めなきゃいけないから(市民の感情を逆撫でしたくないから)絶対に言えないけれど、だけど市長の本音は、(株)姫路市の経営者の本音は、「続けたかったら、売り上げを作ってください」で、それ以上でもそれ以下でも無いんです。
 
売り上げさえ作ってくれれば、あるいはそのイベントをやることで県外からのお客さんをたくさん呼び込んでくれさえすれば、来年も再来年も続けられるんです。
 
 

「補助金に頼る」は他人に船の舵を握らせるようなもの

 
ここがメチャクチャ耳の痛い話なんですけども、
 
エンタメを続けたければ、
 
スタッフや生徒やお客さんを守りたければ、
 
文化を守りたければ、
 
『集客』と『資金繰り』を勉強しなきゃいけないんです。
 
「補助金に頼る」は他人に船の舵を握らせるようなもので、ある日突然、望まぬ方向に舵が切られてしまうんです。
 
僕らは、武道館ライブも、幕張メッセも、何もかも、「集客」の勉強をして自分達で集客をして、「資金繰り」の勉強をして自分達で予算を集めて、毎日ヒーヒー言うてます。
 
そういった姿を見た同業者から昔は「表現者が金の話をしやがって」とか、「銭ゲバだー」とか、「クラウドファンディングとか怪しいー!」とか散々言われたんですけども、そんなことを言っている人達のイベントのお金の流れを見たら、メチャクチャ補助金を貰っていて、それでイベントを回してるんです。
 
僕からすると、「そりゃ、お前は、お金の話をしなくて済むよな」という話で、「だけど、それだと、ある日突然終わるぞ? お前は乗客乗員の命を預かる船長として、アカの他人に舵を握らせていいんだな?」と思っています。
 
今日の放送は日本の全エンタメ屋に聴いていただきたいのですが、国や県や市の財布に余裕が無くなってきたら、最初に切られるのはエンターテイメントで、「姫路文化祭」の廃止は終わりの始まりに過ぎません。
 
「身内以外のお客さんをどうやって呼ぶんだ?」とか、「どうやって売り上げを作るんだ?」という運営の部分を今度の『キンコン西野マーケティング講座2024』で是非学んでください。
 
完全なる宣伝でした。
 
 

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