7日連続『#えんとつ町の踊るハロウィンナイト』がトレンド入り! 西野亮廣が、小さな個人事務所で大スケールのイベントを成功させられる理由―『夢と金』20万部突破の実現力

2023年11月12日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2023年11月10日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

僕にとって「集客」や「予算」は重要課題

 
僕が大きめの仕事をした時は、僕の後ろに「フィクサー」なのか「大手事務所」なのか「宗教団体」なのか「電通」なのかがついていると思われたりするのですが、僕らのチームには、そのような後ろ楯はありません。
 
キングコングの武道館ライブも、吉本興業が主催ではなくて、CHIMNEY TOWN主催でおこないました。
つまり「集客」から「予算管理」まで、すべて自分達が責任を持っておこなった…というわけです。
「武道館って、どうやって予約するんだっけ? ちょっと電話して聞いてみよう」みたいな感じで、この記事をお読みの皆さんと同じようなところからスタートしています。
 
今回の幕張メッセの『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』にしても、「大手事務所がバックについている」ということはなく、SHOWDESIGNさん主導のもと、自分達で予算を作って、手弁当で進めたプロジェクトです。
 
CHIMNEY TOWNという会社は、映画ミュージカル武道館幕張メッセエッフェル塔やら小さな国のゴミ処理施設やら何やらやってますが、全然大きな会社じゃなくて、スタッフが10人にも満たない小さな会社なんです。
 
まぁ、「ようやっとるな」というところなんですけども、繰り返しますが、後ろ楯もなければ、大きな会社でもないので、一発一発が真剣勝負で、それこそ吉本興業に在籍していた頃は、客席がガラガラでも、ちょっとネタにしていたこともあったのですが、CHIMNEY TOWNではそれが許されないわけですね。
 
キチンと集客をして、キチンと予算を回収しなきゃいけなくて、その為に方々手を尽くすわけですが、もちろん今回の幕張メッセもそう。
 
世界中のクリエイターが逆立ちしたって作れない空間をガッツリ作りにいって、そして、「お金」の問題ともシッカリと向き合っています。
 
他の芸人さんや、アーティストさんや、役者さんの発信で、あまり「予算」の話題って出てこなくて、西野の発信からは、よく「予算」の話題が出てくるのは、他の芸人さんや、アーティストさんや、役者さんが、そのあたりのことを(慎ましく)伏せていて、西野は明け透けに喋っている…という面もあると思うのですが、そもそも、予算を管理しているか否か、みたいなところが大きいかと思います。
 
僕は芸人・絵本作家であると同時に興行師でもあるので、「クリエイティブ」は勿論のこと、「集客」や「予算」は重要課題なんです。

『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』

 
 

今日も「手弁当」で「ドブ板営業」でやれる努力は全てやる

 
そんなこんなで先日、「『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』は絶対に黒字にして終わらせる」という決意表明をさせていただきました。「その為にオンライン配信チケットを売る!」とハッキリ言いました。
 
そのオンライン配信ですが、2023年11月3日にスタートして、11月7日の時点で【1万3000枚】を突破しました。
 

(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

7日連続『#えんとつ町の踊るハロウィンナイト』がトレンド入り! 西野亮廣が、小さな個人事務所で大スケールのイベントを成功させられる理由―『夢と金』20万部突破の実現力

https://goetheweb.jp/person/article/20231110-nishino-119

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