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@CHIMNEY TOWN

えんとつ町のプペル

「えんとつ町のプペル」は、えんとつ町を舞台にしたゴミ人間プペルと少年ルビッチのハロウィンの物語です。絵本は70万部以上、映画はおよそ200万人動員と芸人・絵本作家であるキングコング西野亮廣の代表作です。

■創作活動は2011年頃から


作品の創作活動のはじまりは2011年頃にさかのぼります。

2016年に発表された「絵本 えんとつ町のプペル」は、業界の常識を覆す大胆な試みで 33人のイラストレーターやクリエイターによる完全分業制を採用しました。それまで0.03mmのボールペンで絵本を描いていた西野にとって、色を塗るのは自分よりも得意な人がいるし、その人に任せた方が良いという判断でした。

制作期間は実に4年もの長い時間を要しました。

この壮大なプロジェクトの資金はクラウドファンディングで募られ、完成した絵本は無料公開されました。これに対して、「詐欺だ!」「宗教だ!」という見知らぬ人もいましたし、業界内からも非難の声がありました。
しかし、西野は絵本より先の世界を見据えて、その夢を追い続けました。

■2020年映画「えんとつ町のプペル」の公開


2020年、映画「えんとつ町のプペル」が公開されました。

映画の構想は2011年、絵本よりも先にまさに一番最初に生まれ、脚本を書き、そこから9年の月日を経て作品となりました。この映画は製作総指揮・原作・脚本/西野亮廣、監督は廣田裕介、アニメーション制作は圧倒的なクリエイティブで世界中にファンをもつstudio4℃によって制作されました。

公開日の2020年12月25日はまさにコロナ禍の真っただ中でした。
映画館は感染症対策のため座席の間隔をあけ、定員は通常時の50%、上映は夜の20時までに終了という厳しい条件下での公開でした。
冬休みに合わせ同時期に公開されたアニメーション映画はテレビアニメが放送されていたり、既にたくさんのファンがいる作品です。「えんとつ町のプペル」は絵本は販売していたもののたくさんのファンを呼び寄せる裏付けはありませんでした。

公開後プロモーションを予定していた西野でしたが、感染症予防を理由に白紙に。設けられた様々なルール内でできることを模索し、そこから1か月「映画館で一緒に映画を観る」という方法を選びました。
映画館で一般のお客さんと一緒に映画を観ます。でも、芸人キンコン西野の力を使うわけでもなく、お客さんとコミュニケーションを取ることもできず、話すことも握手することもできません。
ただ一緒に映画を観る時間を設けて、上映後に西野は観客に深々と頭を下げるために全国を回りました。

ルールの中での活動でしたが、それでも西野の行動に対して石を投げかける人もいました。それを「何が悪いの?」と擁護してくれたのはコロナ禍で劇場という活動の場を奪われていた芸人仲間でした。

決して順風満帆とは言えない映画公開でしたが、地道な活動のもと観客動員数196万人を超える大ヒットを記録し、第44回日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞を受賞、海外でも高い評価を受けました。
絵本もまた、5000部で大ヒットといわれる中、現在では70万部を超える大成功を収めています。
さらに翻訳され、世界中に届けられる作品となりました。

■挑戦し続ける「えんとつ町のプペル」


「えんとつ町のプペル」は今もなお挑戦をし続けており、2025年には大劇場版「ファミリーミュージカル えんとつ町のプペル」の上演、映画の続編、そしてさらに「ブロードウェイミュージカル」にもチャレンジをしています。

絵本、映画、ミュージカル、バレエ、歌舞伎など様々なエンターテインメントになり大勢の人にその魅力を広げていく作品ですが、その中心にはいつも生みの親である西野亮廣がいます。華やかな結果の陰には、西野がとことん作品に向きあい、常人離れした行動力と行動量があります。そしてその情熱と努力を知る人々が、応援し続けてくれています。

CHIMNEY TOWNは西野亮廣とえんとつのプペルが待ち合わせ場所になり、たくさんのエンタメがこれからも多くの人々にチカラを与えてくれると信じています。
世界中の子供たちを笑顔にするために絵本を届ける活動を行い、届けた絵本の数は約3万冊にのぼります。


「映画 えんとつ町のプペル」
主人公ルビッチの父親ブルーノの口上から始まります。

えんとつ町は煙突だらけ。そこかしこから煙が上がり、
頭の上はモックモク。
黒い煙でモックモク。
朝から晩までモックモク。
えんとつ町に住む人は、黒い煙に閉じこめられて、
青い空を知りやしない。
輝く星を知りやしない。

見上げることを捨てた町で、
一人の男が上を見た。
町を覆った黒い煙に、
男が思いを馳せたのは、
酒場で出会ったお喋りモグラが、
聞かせてくれた夢物語。

煙の向こうの世界の話。
光り輝く世界の話。
「ありやしない」と思ったが、
「まったく無い」とも言い切れない。
なぜなら、誰も行っていない。
答えは誰も持っていない。

それから男は日毎夜毎、
煙の向こうの世界の話を、
何度も何度も叫んだが、
馬鹿だ、馬鹿だ、と囃されて、
ホラ吹き者だ、と斬り捨てられた。
男が一体何をした?
男が誰を傷つけた?
そこに理由はありゃしない。

見上げることを捨てた町では、「目立たぬように」の大合唱。
見上げることを捨てた町では、夢を語れば笑われて、
行動すれば叩かれる。
黒い煙は町を飲み込み、一縷の光も許さない。
黒い煙は人を飲み込み、あらゆる勇気を認めない。
それでも男は声を上げ、
震える膝をひた隠し、
船に乗りこみ、海に出た。
暗くて恐い海に出た。
誰もいない海に出た。
誰もいない海に出た。

煙の向こうの世界の話。
光り輝く世界の話。
「ありやしない」と思ったが、
「まったく無い」とも言い切れない
なぜなら、誰も行っていない。
答えは誰も持っていない。

己の眼(まなこ)で見る前に、
答えを出してなるものか。
煙に飲まれてなるものか。

ひと波越えて、ふた波越えて、
嵐に襲われ、不安に襲われ、
帰る港もありゃしねえ。
頼る仲間もいやしねえ。

気がつきゃ船底、穴ボコだらけ。
漕ぐ手を止めると沈んでしまう、
浮くのがやっとのオンボロ船。
ずいぶん前から進んじゃいない。
ここで終わってなるものか。
ここで終わってなるものか。
ここで終わってなるものか。

男は勇気を振り絞り、
積荷の紐を振りほどき、
「できない理由」を海に捨て、
「言い訳・御託」を海に捨て、
ほんの僅かな食料と、
たしかな覚悟だけを残し、
再び、波に立ち向かう。

紳士淑女の皆々様。
寄ってらっしゃい見てらっしゃい。
どうか皆で迎えよう。
夜の町の最後の夜を。

男が向かうは、闇夜の向こうの、その向こう。
ただの一人で、ただひたすらに船を漕ぎ、
信じ、信じて、信じ抜き、
進んで進んで進んだ船は、黒い煙を突き破り…

光の海に躍り出た。
なんと見事な景色だろう。
なんと眩い光だろう。
この抑えきれぬ胸の高鳴りを、
果てしなく続く世界を、
感動を、
今まさに変わらんとする時代を、
この未来の産声を、
独り占めしてなるものか。
町の皆に伝えよう。
町の皆に伝えよう。

えんとつ町は煙突だらけ。
そこかしこから煙が上がり、頭の上はモックモク。
黒い煙でモックモク。
朝から晩までモックモク。
しかし、
えんとつ町の煙の上には、
青い空があったのだ。
輝く星があったのだ。



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■今後のえんとつ町のプペルの予定

・ファミリーミュージカル 「えんとつ町のプペル」2025年夏 関東近郊で上演
・映画 えんとつ町のプペル 続編 2025年公開予定
・ブロードウェイミュージカル Poupelle of CHIMNEY TOWNに挑戦中

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