【西野亮廣】最新刊『夢と金』より、知床観光船がクラファンでやっていた過ちを紐解く! 「知識不足で命を落とすな」

2023年04月30日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2023年4月28日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

「このことを、もっと早く知っておけば…」が『夢と金』読者の一番多い感想

 
おかげさまで、最新刊『夢と金』の重版(3刷目)が決定しまして、『夢と金』は発売から1週間で11万部を突破しました。
 
特に、お金で(お金の知識不足で)苦労されているお父さんお母さんからの「子供に読ませたい」という声が本当に多くて、べつに本は前面に出さなくてもいいですが、この本に書かれている内容は義務教育に入れて欲しいと心から思っています。
 
『夢と金』の読者の方の一番多い感想は「このことを、もっと早く知っておけば…」なんです。
 
なので、子供達、そして、挑戦する人に一日でも早く、この本に書かれていることが共有されると嬉しいです。
そんなこんなで『夢と金』の発売を記念して、『夢と金』の内容を解説する回を設けたいと思います。
 
 

お金が回らなくなったら自殺するし、犯罪におよぶ

 
今日は、『夢と金』の第1章「富裕層の生態系」より、「知識不足で命を落とすな」というページからネタを抜粋して、さらに深堀りします。
 
最新刊『夢と金』では、冒頭から「命」の話をしてます。
日本の自殺率が世界8位であること。先進国で見ると、自殺死亡率ランキングでは日本がブッちぎりの1位であること。
そして、その自殺の動機の上位に「生活の困窮」が来ていること。
犯罪の動機の上位にも「生活の困窮」が来ていること。
 
ここで言いたいことは、「『お金が回らなくなったら自殺するし、犯罪におよぶ』というデータが出ているのにも関わらず、子供達にお金の勉強を教えない親や学校の先生方は、どういう了見でしょうか?」ということ。
 
子供のことを本当に愛しているのであれば、子供と一緒にキチンとお金の勉強をして、お金が回らなくなる確率を下げて、自殺率・犯罪率を下げた方がいいと僕は思うのですが、それをやらない理由は何ですか?」と、いきなり耳の痛い内容から始まっています。
 
 

日本人にはクラウドファンディングのリテラシーが無い

 
その後に知床観光沈没事故の話をしているんです。
 
(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

【西野亮廣】最新刊『夢と金』より、知床観光船がクラファンでやっていた過ちを紐解く! 「知識不足で命を落とすな」

https://goetheweb.jp/person/article/20230428-nishino-91


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