クリエイティブに必要なのは「締切」
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/454629
「オフィスブランディング」を侮るな | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/454629
「家」や「オフィス」はキャラクターを構築する一番のアイテム
結論から先に申し上げますと、「住んでいる場所、あるいは、オフィスがある場所がメッチャ大事だよね」というところです。
実は、来週の『行列ができる相談所』でも、兵庫県川西市にある僕の家が紹介されているんですけども、僕、東京と川西の二拠点生活をしておりまして、普段、あまり贅沢(浪費)はしないんですけども、「家」にはメチャクチャお金をかけているんですね。
「家」って、他人からすると一番奥にあるモノですから、意外と皆、手を抜きがちなんですけども、でも今、オンラインでのやりとりが増えたから、家って実は「洋服」ぐらいの距離にあるというか、「自分が何者であるか?」を発信してくれるアイテムになってるじゃないですか?
発信内容って、実はもう皆、似たり寄ったりだと思っていて、結局、「何を言っているか?」よりも「誰が言っているか?」にウエイトがかかってるじゃないですか?
まぁ、要するに「キャラクター勝負」ですよね?
そこで、キャラクターを構築する一番のアイテムが「家」や「オフィス」だと思っていて、「家」とか「オフィス」とかって、嘘つけないんですよね。
「この人、本当に、こんな家に住んでいるんだ」とか、「この人、本当に、ここに住んでいるんだ」とか、「この人の会社、本当にこんなデザインなんだ」とか。
たとえば、ひろゆきサンはパリにいますし、成田祐輔さんはイエール大学の近くのマンションにいますし、ガーシーさんはドバイにいますし、イケハヤさんは田舎にいますし、オリラジの中田君はシンガポールにいますし、メンタリストのDaiGoさんは本棚が並んだ家にいるじゃないですか?
あれがメチャクチャ大事で、あの「どこに住んでいるか?」とか「どんな家に住んでいるか?」がキャラクターを構築していて、ブランドになっていて、ポジションを生んでいる。
「オフィスブランディング」という言葉がありますが、Airbnbとか、ピクサーとか、あるいは吉本興業とか、ちゃんとオフィスにコストをかけて、会社の理念とか、会社のキャラクターを構築してるんです。
吉本興業って、チラッと見たことがある人もいるかもしれませんが、東京本社は、新宿にある小学校なんですけども、前は神保町にあるビルだったし、その前は赤坂にあるビルだったんです。
なんかちょっと夢が覚めません?
「お笑い・エンターテイメントを届ける会社だ」と言っているのに、蓋を開けてみたら、神保町にある味気のないビルで、打ち合わせに来られた関係者も別に心踊ってないというか、もっと言うと、その人達を「お客さん」として扱っていない。
「あなた仕事相手ですもんね」という感じで、なんでもない会議室に通してしまっていた。
その後、小学校に移転するわけですが、「小学校」ですよ(笑)?
会議室は教室で、部署も教室で割られているんです。
中庭はあるし、体育館はあるし、エレベーターは無いんです。
はじめて吉本の東京本社に来た人は、ニヤニヤしてるんです。
それが説得力じゃないですか?
関係者を裏側に通したのに、「裏側もエンターテイメントやっている」という。
ちなみに、吉本興業は大阪も「大阪本社」という言い方をしたりするのですが、大阪の本社はどこにあるかというと「なんばグランド花月」劇場の上です(笑)。
吉本興業の大阪本社が梅田のオフィスビルの中にあったら、ガッカリするでしょ?
違うんです。
365日笑い声が起きている場所に「大阪本社」があるんです。
これが、吉本興業を「笑いの会社」たらしめている理由だと思うんです。
情報がコモディティ化する今、「家」や「オフィス」にコストをかけるべき
なので、僕、家には絶対にコストをかけます。
あとは、『毎週キングコング』でチラッと見たことがある人もいると思いますが、「会議室」にも。
本来は表に出していない場所。
本来はお客さんからすると、もっとも奥にある場所。
チラッと映る場所。
関係者を通す場所。
そこもエンターテイメントだった場合に、「ああ、こいつ、本物なんだな」となるじゃないですか?
オンラインでサクッと繋いだ時に、西野の背景にドデカイ時計台があったら、「ああ、西野ってエンターテイメントに身も心も捧げているんだな」となるじゃないですか?
「その人が発信している言葉なんだな」となるじゃないですか?
繰り返しますが、情報がコモディティ化して、発信内容に違いが生まれにくくなった今、「どこに住んでいるか?」「どんな家に住んでいるか?」「どこにオフィスがあるか?」「どんなオフィスなのか?」がメチャクチャ大事で、ほとんどの人が「家だし」「オフィスだし」で手を抜いちゃっていますが、ここは絶対にコストをかけるポイントだと思います。
「機能性」は似たり寄ったりになった今、もう「キャラクター」とか「ブランド」しか残らないので。
「どんな服を着ているか?」「どんな髪型をしているか?」と同じくらい、「どこに住んでいるか?」「どんな家に住んでいるか?」「どこにオフィスがあるか?」「どんなオフィスか?」は大事だと思います。
一度、考えてみてください。
『夢と金』西野亮廣
https://www.amazon.co.jp/dp/4344040503
====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
★iPhoneの場合 →画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合 →画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】 LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓
\メールアドレスのみで利用できるようになりました/
https://salon.jp/nishino
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino
※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です※
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko