【西野亮廣】貧困の連鎖は、親の責任。子供の未来を守るために、ただちにお金の勉強を!

2023年01月15日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2023年1月13日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

腹割って言います

 
すでにお聞きになられているかとは思いますが、僕、今年4月19日に、実に3年ぶりとなるビジネス書を出すんです。
タイトルは『夢と金』(幻冬舎)。
 
コチラは、まだ一文字も書いていない時にAmazonの予約をスタートさせてしまいまして…これは、まぁ、締切を先延ばしにする西野封じの一手であったのですが、それがイイ感じに面白がっていただけたみたいで、Amazon総合ランキング1位になるという珍事がありました。
おかげで絶対に書かなきゃいけなくなり、ちょうど今、せっせと執筆しているところなんですけども、もう腹割って喋りますが、書けば書くほど腹が立ってくるんです(笑)
 
「なんで、こんな大事なことを子供達に教えへんねん!」という怒りです。
昨日は「富裕層向けのサービス(イベントならばVIP席)」の設計の仕方について書いていたのですが…日本は人口が減ってるわけじゃないですか?
日本人向けのサービスを展開している人からすると、これは、「お客さんが減っている」ということなわけで、当然、これまでの価格設定では、お店や会社はもたないわけじゃないですか?
これは仮説でも何でもなく、事実として。
 
にも関わらず、値段の上げ方が体系化されていなかったり、富裕層向けのサービスの作り方が体系化されていないどころか、そんな話をしたら「銭ゲバですか?」と言っちゃう日本人が大量発生している始末で、「いやいや、だとしたら、あんたらどうやって生きていくの?」というところだし、それより何より、「あんたのその一言が今よりももっと人口が減る時代を生きる子供達を苦しめていることぐらい、いい加減気づけよ。嫉妬してるのか、シンプルに頭が悪いのか知らないけど、自分が未来を生きる子供達の加害者になっている自覚ぐらい持てよ」と。
 
今も、書きながら、ムカムカしてきたんですけども(※こういう体育教師いるよね)、なんか、あまりにも子供達が可愛そうで、いてもたってもいられなくなっちゃってます。
 
 

結局、親なんです。親の知識がなかったら、どうしようもない

 
僕、仕事柄、いくつかの国を転々としていて、とても貧しい国や地域を見てきたんですけど、そこで何が起きているかというと、子供の努力だけでは抜け出すことができない貧困の連鎖なんですね。
 
結論、「教育」なんですけども、勉強をせずに大人になった子が、子供を生んじゃうので、教えることができないんですね。
貧困の抜け出し方を教えられないんです。
結局、親なんです。
親の知識がなかったら、どうしようもないんですね。

(続きはこちらから【連載「革命のファンファーレ~現代の労働と報酬」】

【西野亮廣】貧困の連鎖は、親の責任。子供の未来を守るために、ただちにお金の勉強を!

https://goetheweb.jp/person/article/20230113-nishino-76

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