クリエイティブに必要なのは「締切」
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/277670
生き残れる場所を選べ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/277670
さて。
今日は「生き残れる場所を正しく選べ」というテーマでお話ししたいと思います。
お知らせ!『毎週キングコングin日本武道館』チケット残り僅か
2月28日に日本武道館で我々キングコングの単独トークライブ『毎週キングコングin日本武道館』がございます。
もう今月ですね。
いつもYouTubeでやっている「毎週キングコング」を、ライブでやっちゃおうというもので、最初から最後までキングコングしか出てこない極めてシンプルなイベントです。
ローチケ他、各プレイガイドでチケット一般発売でございます。
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=621218
キングコングが武道館でライブをするのは今回が最初で最後なので、この機会に、是非、ゲットしてみてください。
ちなみに、チケットは「残り僅か」です。
よろしくお願いします。
お知らせ!「キンコン西野と学ぶ!仮想通貨勉強会『DAOって何?』」参加者2500名突破
そして、もう一点。
3月2日に開催する、オンライン勉強会「キンコン西野と学ぶ!仮想通貨勉強会『DAOって何?』※儲け話はありません」の参加者が「2500名」を突破しました。
ZOOM画面を共有する形になりまして、配信は、Facebookグループで生配信。
(※アーカイブは4月末まで残します)
こちらは、ブロックチェーンに詳しいエンジニアが、技術に詳しくないスタッフ、そしてお客さんにわかりやすく説明するビットコインやブロックチェーンの初心者に優しい勉強会です。
仕組みを学ぶための勉強会ですので、儲かるとかそういう話は一切ありません。
この配信では、ビットコインをはじめとして、
ブロックチェーンやNFTについて簡単にまとめたあと、
「DAO(自律分散型組織)」について勉強します。
プログラムは、
=====
・ビットコイン、ブロックチェーン、NFTについてまとめ
・DAOって何?
・DAOで何ができる?
=====
といった感じです。
仮想通貨(暗号資産)やブロックチェーンの未来について興味がある方は、「キンコン西野 DAO」で検索してみてください。チケットは800円です。
よろしくお願いします。
キンコン西野と学ぶ!仮想通貨勉強会「DAOって何?」※儲け話はありません
http://peatix.com/event/3155125
「未来予想」ではなく、ただ「知っていた」だけ
そんなこんなで本題でございます。
今日は「生き残れる場所を選べ」というテーマでお話ししたいと思います。
昨日、僕のツイッターに『キンコン西野が絵本を無料公開した時に受けたバッシング騒動』というニュースがまわってきたんですね。
これ、たぶん、5年ぐらい前の記事です。
Abemaニュースの記事なんですけども、一部だけ読み上げますね。
「絵本『えんとつ町のプペル』を無料公開した時に、日本中のクリエイターや、そのファンから大バッシングを浴びた」と切り出した西野。
「価値あるものを無料にしてしまうと、クリエイターが食いっぱぐれるじゃないか」と批判を受けたことを明かした。
続けて、「スマホネイティブ世代からすると、情報コンテンツは『無料』が常識なので、無料化の波はもう止められない。クリエイターが次に辿りつかなければならないのは、情報コンテンツの無料を前提とした収益モデルの構築で、この変化を拒んだ者から滅びていく」と持論を展開した。
出典:Abema News
当時は、この言い分も日本中からバッシングを浴びたのですが、今、冷静になって聞いてみると、たぶん、そんなに変なことは言ってないと思うんですね。
知らない人も多いと思うのですが、この当時、この言い分に対して、「そんなに無料公開したいのであれば、図書館に無料で配れば良いじゃないか」という物言いがついて、それに対して「そうだそうだ! 絵本を無料公開したいのであれば、図書館に無料で配れ〜!」と日本中がワイドショーを巻き込んで賛同して大炎上したんです。
で、どういうわけか「炎上商法」と言われた。
「僕は多分1ミリも変なことは言ってなくて、炎上させているのは、あなた達の理解不足だよ」とお伝えしたところ、たしか、余計に炎上したと思います(笑)
本当のことを言っちゃうと、皆、すっごく怒っちゃうんです。
今となっては、漫画であろうと、アニメであろうと、「無料公開」は当たり前のようになって、収益化は後回しになり、まさか「無料公開するぐらいなら、図書館に無料で配れ!」という批判はおきませんし、逆に…「入り口でお金を取るコンテンツ」の方が珍しくなってきました。
NFTなんて、その最たるもので、基本、全編無料公開です。
アーティストのBeepleのNFTアートは、世界中の人が無料で見ることができるけれど、75億円で落札されました。
そんな調子なので、流石に2022年にもなって無料公開を批判する人はいなくなったし、今となっては「当時は、なんで無料公開で批判&炎上が起きたの?」というのが素直な反応だと思います。
僕の活動は、基本ずっとこの繰り返しで、正直な話、毎回それなりに面倒臭いのですが、その都度「なんで未来が予想できるの?」と言われます。
なんだか、すごく特殊能力がある人間のように扱われるんです。
今日は、このことについて、お話したいのですが、たとえば「無料公開」でいうと、まずは、ドモホルンリンクルの時代から「無料お試しセット」はあったし、フリーミアムというビジネスモデルはあったし、音楽業界では、「MVを全編無料公開して、ライブに来てもらって、ライブでマネタイズする」というビジネスモデルはすでに確立されつつあったし、なにより、5年前は、すでにブロックチェーンという仕組みはあったし、その技術が次に「お金」以外に使われることも散々言われていた。
以上のことから、「まずは知られることが大事で、キャッシュポイントは別で作る」という打ち手は誰でも割り出すことはできたわけで、要するに、特殊能力でも未来予想でも何でもなくて、ただ「知っていた」というだけなんですね。
「携帯電話が開発されていることを知っていたから、電話ボックスを製造する会社を退社した」みたいな話です。
これ、「未来予想」じゃないんですね。
ましてや、「逆張り」でもない。
知っている人からすると、「そりゃそうするよね」という打ち手なんです。
当時、絵本を無料公開する時に、秋元康さんと、FR2の石川涼さんと、SHOWROOMの前田さんにだけコッソリ話したんですけど、彼らの反応は全員、食い気味で「いいね!」だったんです。
「まぁ、そりゃそうだよね」という。
「場所」によって、知識量は大きく変わる
「知っている」ということが、時に「預言者」や「未来人」のように扱われるぐらいの強さを持つわけですが…、ここらで、もう少し掘り下げて、「どうして知っていたのか?」という話をしたいと思います。
これはもうシンプルで、「知れる場所にいた」ということだと思います。
僕の場合だと、呑み友達がクラウドファンディングを作っていたし、BASEを作っていたし、動画メディアや音声メディアを作っていたし、アパレルや美容業界の最前線でドンパチやっていたので、そこから「今、こういう考えで、これをやっている」という話を毎日のように聞いていたんですね。今も聞いています。
ここはキチンと整理し、言語化しておいた方がいいと思うのですが、「知識」と呼ばれるものを与えてくれるのは、大体の場合が「場所」で、「自分がどこにいるか?」で知識量が大きく変わってくる。
「その場所で情報収集をしても、効率が悪いよ」ということが往々にしてある。
いくらでも検索できてしまう時代だから、ついつい「場所」のことを忘れてしまいがちですが、オフライン上であろうが、オンライン上であろうが、やっぱり「場所に張る」というのはとっても大事で、「その場所で交わされている会話」が、そっくりそのまま自分の生命力に反映される。
よく、地方とかでも、経営者が集まる会があったりするのですが、アレなんて、分かりやすくて、参加コスト(家賃)を支払って「経営者が集まっている場所」にいる。
今、身の回りに誰がいるか、よくよく考えていただきたいのですが、「あいつ、意識高い系でしょ? ケケケwww」という言い分がまかり通っている場所にいたり、芸能人の不倫の話題で持ち切りになっちゃう場所にいたら、かなり黄信号で、ただちに、自分がいる「場所」を改めて、「場所」をキチンと選定した上で情報収集をされるのが良いと思います。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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