シングルファミリー12000世帯へのクリスマスプレゼントでエールを届けるサンタに皆でなりたい!
(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/261980
Twitterという名前の「2ちゃんねる(5ちゃんねる)」 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/261980
今日は『10年前のツイッターの感覚で、今のツイッターと向き合うな』というテーマでお話したいと思います。
本題に入る前にお知らせをさせてください。
お知らせ!『プペル ~天明の護美人間~』は1月20日まで
1月20日まで、市川海老蔵さんファミリーが総出演する新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』があります。
プペル~天明の護美人間~|新橋演舞場|歌舞伎美人
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/play/737
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=610331
いろんなところでニュースになっていたり、いろんな人が呟いたりしてくださっているので、すでに皆さんのお耳に入っているかもしれませんが、もう、すっごい評判で、僕自身、早く観にいきたくてたまらないのですが、なんと13日の16時の回を観に行くことが決定しました。
ようやく隔離が明けるんです。
ありがとうございます。
是非、会場で西野を探してみてください。たぶん、モジモジしてると思います。
チケットは、「チケットWeb松竹」の方でゲットしてみてください。
ちなみに、13日は、今なら「S席」が空いています。
http://www1.ticket-web-shochiku.com/t/
お知らせ!『毎週キングコングin日本武道館』チケット発売中
そして、もう一点。
2月28日に日本武道館で我々キングコングの単独トークライブ『毎週キングコングin日本武道館』がございます。
いつもYouTubeでやっている「毎週キングコング」を、ライブでやっちゃおうというもので、最初から最後までキングコングしか出てこない極めてシンプルなイベントです。
武道館で、フリートークで、ただただ笑わせる…というストロングスタイルです(笑)
今は「オフィシャル先行」という形ですが、チケットはローチケで、「キングコング」と検索すれば出てくるようになっています。
https://l-tike.com/st1/220228-kbtk/sitetop
こちら、「SS席」と「A席」と「めっちゃ見やすい席」はすでに完売しております。
キングコングが武道館でライブをするのは今回が最初で最後なので、この機会に、是非、ゲットしてみてください。
よろしくお願いします。
ニーズよりも、評価の方が重要
今日の話は、表現活動をしている僕の友達に向けたメッセージなのですが、もしかすると、僕の友達以外にも、あてはまる話かもしれないので、期待半分で聴いてください。
このラジオを聴いてくださっている方はご存知だとは思いますが、僕はエンタメを売っているエンタメ屋さんです。
絵本を作ったり、映画を作ったり、ミュージカルを作ったり、歌舞伎を作ったりして…たまにテレビに出ては、オードリーさんや、劇団ひとりさんや、おぎやはぎさんや、東野さんにタコ殴りにされて、皆さんのご機嫌を伺っております。
僕なんかは、かなりワガママに活動させてもらっている方で、その時、世間で何が流行っているかは関係なくて、「僕はこれが好き!」というものだけに時間を割いています。
昔、タモリさんから、「時代は時計の針のようにまわってくるから、その場にいろ」と言われまして、その教えを素直に守っている形です。
当然、まわってきた時計の針が、また次に向かっても、追いかけることはありません。
「そういうものだよね」と割り切って、引き続き、同じ場所で「僕はこれが好き!」を磨いています。
とは言うものの、活動をする以上「評価」からは逃げられません。
僕の場合でいうと「面白い」と評価してくれる人が一定数いないと、活動は続けられないんですね。
なんか、武道館でのライブを立て続けにやっていますが、これも、お客さんが入るからやれているわけで、お客さんが入らなかったら、どれだけ好きでも続けられない。
すみません。当たり前のことを、ゆっくり言ってます。
ここが大事なポイントで、「ニーズ(需要)」と「評価」は微妙に違っていて、そこにニーズが無かったとしても評価されることがある。
たとえば、えんとつ町のゴミ人間の物語なんかには、もともとニーズなんて1ミリもなかったわけですが、評価していただいたりして、今があります。
逆に、ニーズはあるけど、評価されなかったら、活動が続けられない。
もう少し踏み込んだ話をすると、「評価されたら、ニーズが生まれる」ということがある。
こういうふうに整理すると、「評価>ニーズ」という式が成り立つかと思います。
「ニーズよりも、評価の方が重要だ」ということですね。
ツイッターの意見は「世間の評価」に値しない
なので、表現者や、あるいはサービス提供者は、「評価」というものを重んじていると思うのですが、「どこの評価を参考にしとんねん」とツッコミを入れたくなるような人がいます。僕の友達です。
僕の友達は表現活動をしている身なのですが、彼が最もカジュアルに「評価」めいたものを入手できるツールは何かというと「ツイッター」なんですね。
それが過ぎて、今では「ツイッターの意見」こそが「世間の声」みたいな感じで捉えてしまっている。
だから、「そんなことをしたら、ツイッターで叩かれる」みたいなことでブレーキを踏んじゃったりするんです。
もしかすると、同じように捉えているサービス提供者さんもいらっしゃるかもしれない。
でも、そういう人に対して、本当に言いたいのは、「ちゃんと、現場の声を聞いてください」です。たとえば、劇場に来られているお客さんって、よっぽどのコアファンを除いては「ツイッターで炎上してる」とか知らないですよ。
そんなもの、現場の共通言語でも何でもないんです。
たとえば、このラジオをお聴きの50代以上の方に質問したいのですが、たとえば「TikTokで炎上した美容師さん」の名前、言えます?顔出てきます?
それどころか、そんなことがあったことを知ってます?
知らないですよね?
これが「世間の評価」です。
なんか、自分が日常的に使っているSNSの中で起きていることが、まるで世の中の全てのように思ってしまっている人がいますが、そんなわけがない。
お客さんと飲みに行ってください。場末のスナックに行ってみてください。
てめえの活動なんか誰も知らないし、「これで炎上したんです」と説明したところで、「なんで、そんなことで炎上するの?」が世間の声です。
その中でも、特に危ないなぁと思うのが「ツイッターを鵜呑みにする」で、ツイッターって、2006年頃にスタートしたと思うんですけど、今のツイッターはもう10年前、15年前のツイッターじゃなくて、ツイッターという名の「2ちゃんねる(5ちゃんねる)」じゃないですか?
正しい意見を言う人達の中に、「日常のストレスを誰かにぶつけたくてたまらない人」や、「妬みや嫉妬に狂って、誰かを引きずり降ろしたくてたまらない人」が大量に混じっている状態で、冷静に議論する場にはなっていないし、ましてや「世間の評価」と呼ぶに値しない。
「へぇ〜、そう考える人もいるのね〜」ぐらいにしておかないと、ツイッターの舌に合わせて料理を作ってしまうと、無味無臭で何の歯応えもないゼラチンみたいな料理が出来上がってしまう。
そんな料理を出すゼラチン専門店にお客さんが来るわけないじゃないですか。
「評価」というのはすごく大切だけど、「どこの評価を鵜呑みにしとんねん」は確実にあって、とくにツイッターに関しては「今のツイッターは、10年前のツイッターじゃない」ということぐらいは念頭に置いて、そこでの声は参考程度にしておいた方がいいと思います。
====================
CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
▼西野亮廣の最新のエンタメビジネスに関する記事(1記事=2000~3000文字)が毎朝読めるのはオンラインサロン(ほぼメルマガ)はコチラ↓
https://salon.jp/nishino
Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所
https://salon.jp/nishino
▼Instagram版はコチラ↓
https://nishino73.thebase.in/items/57388605