西野亮廣が、小さなベンチャーのオリジナルIPで、歴史ある巨大IP×メガカンパニーに立ち向かう! 潤沢な広告費も、約束された露出も無い中で、どう戦う?

2026年04月05日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

※この記事は、2026年4月3日に掲載された「GOETHE」(幻冬舎)の記事より一部転載しています。

若手スタッフが「簡単には勝たせてもらえませんね」という言葉を溢した

 
『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜のムビチケ前売券をまとめて購入してくださった方の元へ西野亮廣が直接お届けにあがる『玄関プペル』なる企画は、映画公開後も続いておりまして(※現在は募集を締め切らせていただいております)、先日は朝から福山(広島県)の病院に配達に伺って、その後、新幹線に飛び乗り、広島に向かいました。
 
広島では、3つの映画館をまわって、『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』の舞台挨拶が5本
 
登壇するのは僕だけで、マイク1本で「30分間5ステージ」です。
 
合計2時間半の単独トークイベントとなったわけですが、幸い、講演会芸人として「1人喋り」には慣れまくっているので、このあたりは負担でも何でもございません。
 
ただ、その様子を横で見ていたCHIMNEY TOWNの若手スタッフが「簡単には勝たせてもらえませんね」という言葉を溢したんです。
 
その言葉を聞いて、「本当に、いつもいつもいつも、そうだよな」と思ったので、今日はそのあたりの気持ちを白状させていただきます。
 
そこについてくる痛みも含めて自分が選んだ道なので、「ガタガタ言ってんなよ、お前が選んだんだろ」という話なのですが…
 
僕は、目についた努力は全てやっている方だと思います。
 
「これはやっといた方がいいんだけど、面倒だから、やめておこう」みたいなことは一切していない。そのあたりは結構しぶとい性格です。
 
可能な限りの準備を整えて試合に臨むわけですが、ただ残念なことに、すんなり勝たせてもらえたことが本当にありません。
 
 

だから、やれることをやりきるしかない

 
たとえば前作だと、一世一代の大勝負に『100年に1度のパンデミック』が直撃しました。
 
今回も、この上ない準備を重ねました。
 
一部、「宣伝が足りないんじゃないか。『ドラえもん』や『ウィキッド』の宣伝は見たのに!」という声があったりするのですが、ここに関しては、何十年という歴史と信用を重ねてこられた大先輩のIP×メガカンパニーが持っている「広告宣伝費」と「押さえている領地」の差だったりします。
 
ついつい『ドラえもん』や『ゴールデンカムイ』や、ディズニー&ピクサー作品の『私がビーバーになる時』や、ハリウッド作品の『ウィキッド』や『プロジェクト・ヘイル・メアリー』と比べられてしまうのですが、どこまでいっても僕らは、まだまだベンチャー企業で、広告費の殴り合いになるとどうしても負けてしまいます
 
まだまだ僕らには潤沢な広告費は無く約束された露出もありません。
 
ただ、誰だって最初はそこから始まるわけで、その環境を嘆いてしまったら何も始まらない。
 
だから、やれることをやりきるしかない。
 
「ムビチケの手渡し」や、先日から始まった「全国行脚(全国舞台挨拶ツアー)」がまさにそれ。
 
それでもやっぱり神様は勝たせてくれないんですね。
 
「さすがに今回ぐらいは、すんなり勝たせてくれよ」と思うことばかりですが、「そうだね。今回は結構頑張ってたし、OKだよ」みたいな優しさを見せてくれたことなんて1度もない。
 
じゃあ、これまでを振り返って、「勝った時」というのは、どんな時だったのか?
 
続きはこちらから【連載『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)

西野亮廣が、小さなベンチャーのオリジナルIPで、歴史ある巨大IP×メガカンパニーに立ち向かう! 潤沢な広告費も、約束された露出も無い中で、どう戦う?

https://goetheweb.jp/person/article/20260403-nishino-241

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