ここで終わらないから、物語になる

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/7590357
ここで終わらないから、物語になる。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
https://voicy.jp/channel/941/7590357
今日は勝手にエールを送るお節介な回です
最新刊『北極星 〜僕たちはどう働くか〜』が間もなく発売となるので、実はここ最近、Xを真面目にやっています。
その中で、昨日、こんな投稿をしたんです。
『各種SNSのタイムラインは、もはや「フォロワーの投稿」ではなく、「アルゴリズムに最適化された投稿」で構成されています。
その結果、競争軸は「誰に支持されているか」から「どれだけオススメに載るか」へと移りました。
テレビの世界に「人気タレント」と「認知タレント」がいて、「認知タレント」はスポンサーからそっぽを向かれた瞬間に仕事を失うように、SNSの「オススメ」に依存した存在は、アルゴリズムにそっぽを向かれた瞬間に経済圏が崩れる。
「再生数が回っているのに、イベントのチケットが売れない」は黄信号。
アルゴリズムに体重をのせすぎ。
再生数はアルゴリズムが配った“露出量”。
イベントの動員は、“お客さんとの約束の数”。
前者(認知タレント活動)はプラットフォームの資産になり、 後者(人気タレント活動)だけが、自分の資産になります。 問題は、アルゴリズムのハックで終わっていることです。
では、「認知」を「人気」に変えるには何が必要か。 オススメに依存しない経済圏はどう設計するのか。 この続きは今日のオンラインサロンで書きます』
誰か特定の方に向けた投稿じゃなかったのですが、この投稿に対して、「武道館に出演したアイドルの方も西野さんのようにチケットを手売りしたら、この事態を避けられたのでは?」というコメントがつきました。
「何のことかしら?」と思って、検索してみたところ、『令和の虎』から始まったプロジェクトで、神田みつきサンという方が旗を振られて、先日、武道館で地下アイドルのフェスをおこなったそうなのですが、その客席が「ガラガラ」という理由で、ちょっと炎上していたみたいです。
まず、先にお伝えしておくと、僕はこのイベントのことを知らなかったので、僕のXの投稿は、この神田みつきサンのイベントに向けたものではありません。
なんか、変なタイミングで投稿しちゃってすみません。
さて。
この武道館イベントの炎上に関して言わせていただくと、まず、「炎上も何も、お前らには関係ないんだから、外野がガタガタ言うなよ」という意見がありましたが、こちらは、ごもっともだと思います。
それに対して、「俺たちの武道館を汚すな」という感情的な意見もありました。
これに対しては、「イチイチ言わなくていいじゃん」と思いつつも、言いたくなる気持ちも分かる。
「べつに武道館はお前のものじゃないだろ」と言われたら、そりゃそうなんだけど、僕らのような劇場出身の人間からすると、武道館は夢のステージで、簡単には立てない場所なので、ちょっと過敏になっちゃうんですよね。
武道館ってものすごく特別な場所で、あのステージに立つ「ルート」までを含めて武道館なんですよね。
似たような話で言うと、僕の場合だと、たとえばニューヨーク・ブロードウェイでせっせとやってますが、そんな中、日本のカンパニーが「ジャパンマネー」でニューヨークの劇場を借りて公演をおこなって、「ニューヨークでミュージカルをやりましたー」と胸を張って発表しているところを見た時に、批判はしないですが、思うところはあります。
「そのルートでいいんだったら、誰でもいけるんだけど…まぁ、日本に住んでいる人には分からないだろうし、そこを突いているんだろうな」という。
その時、「ブロードウェイを汚さないで」と少しだけ思ったりもします。
ブロードウェイは僕のものでもないのに。
だから、今回は「外野がとやかく言うなや」という意見に対しても「その通りだ」と思う自分がいる一方で、「僕たちの武道館を汚すな」と言いたくなる気持ちも分かったので、なかなか複雑な感情です。
「じゃあ、今日のVoicyは一体、何の回なんだ?」という話なのですが、これは、一度も会ったことがない神田みつきサンと、このプロジェクトに関わった全ての方に対して、勝手にエールを送るお節介な回です。
相手の土俵でブン殴って、圧倒する
今回は、さすがに「成功」とは呼べないイベントだったと思います。
集客の問題もそうですが、そもそものイベントのコンセプトや構成も、まだまだ改善シロはあると思う。
「ガラガラ」ならガラガラなりの照明の作り方もあった(客席を照らし過ぎ)とも思う。
当日の客入りが悪いことは10日前には分かっていたことなのだから。
あとは、ステージの動画を拝見させていただきましたが、照明や美術、つまり演出面はもう少し頑張れたと思う。
だけど、そんなものは全て「経験値」で、僕が初めて作ったイベントに比べたら千倍凄いし、ここからたくさん勉強して上手くなっていけばいいだけの話。
僕が言いたいのは、今回、外野から(あるいは業界内から)とやかく言われたと思うのですが、正しくやり返して欲しいと思います。
僕は、絵本業界に乗り込み、ミュージカル業界に乗り込み、映画業界に乗り込み、その都度、マウントを取られたし、嫌味も言われたし、嫌がらせもされました。
当然、「ナニクソ根性」で立ち上がるわけですが、その時の「黙らせ方」は、「相手の土俵でブン殴って、圧倒する」だと思うんですね。
僕の場合だと、絵本作家に画力でブン殴る。
映画もミュージカルも内容でブン殴る。
「内容」が主観というのであれば、ネームバリューが全く轟いていない子供達や海外を相手に、どちらが熱狂させているかを明らかにする。
とにかく相手の土俵で戦って、「グウの音も出ないぐらい徹底的にねじ伏せる」が一番の方法だと思います。
一番意味のないリベンジが、「令和の虎コミュニティーで力を合わせて、今度こそ武道館を埋める」だと思います。
それだと、外野や同業者の「ツッコミシロ」が残っているので。
「結局、○○の力でやったんでしょ」という。
そうじゃなくて、神田サンが死に物狂いでヒット曲を作るべきだと思います。
音楽関係者が逆立ちしたって作ることができない「誰でも歌えるヒット曲」を。
世界中のエンターテイメントを観てまわって、ライブ演出をとことん勉強して、神田さんのライブの可能性が一枚絵で伝わるぐらいの圧倒的な演出を作り込むことだと思います。
その上で、武道館を満員にしないとこの戦争は終わらない。
一つ確かなことは、ここで辞めたらダメで、ここで辞めないから「物語」ができるわけで、エンタメに熱狂するお客さんは、そんな「物語」に惹かれる人達だということ。
「武道館ライブお疲れ様でした」という言葉と、「ここからですよ」という言葉をチーム神田に贈りたいと思います。
頑張って。
▼『映画 えんとつ町のプペル 〜約束の時計台〜』2026年春、公開記念🎩
/
西野亮廣エンタメ研究所
入会初月無料キャンペーン実施中‼️
\
西野亮廣の挑戦をリアルタイムで
もっと応援したい方はこちら!
■2026年1月1日(木)〜3月31日(火)
▼「西野亮廣エンタメ研究所」初月無料キャンペーン
https://salon.jp/campaigns/detail/2499ad44-800a-4ec0-b882-474c0ce9c98b
【注意事項】
※キャンペーン特別ページからエントリーが必要です。
キャンペーンページを経由せずにご入会された方は初月無料になりませんのでご注意ください。
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko











