攻める為にリスクの握り方を変える

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
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挑戦する為に、リスクの取り方を変える。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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挑戦する人生を生きるうえでの1つの選択肢
最初にお伝えしておきますが、本日の内容は、オンラインサロンメンバーおよびVoicyプレミアムリスナーの皆様に向けたサービスに関するご案内です。
ただ、これは特定のコミュニティ内に閉じた話としてではなく、「挑戦する人生を生きるうえでの1つの選択肢」として広く知っていただきたいので、あえてこの公の場で共有させていただきます。
すでに繰り返しお伝えしている通り、3月12日に発売される最新刊『北極星 〜僕たちはどう働くか〜』(幻冬舎)について、このさき5年間分の印税をシェアする事業投資型クラウドファンディングの募集を、本日朝7時より開始いたしました。
本プロジェクトへの参加資格は、「オンラインサロンメンバー」または「Voicyプレミアムリスナー」に限られます。
すでにオンラインサロン内およびVoicyプレミアム放送にて、今回のクラウドファンディングに参加するためのパスワードをご案内しております。
参加ご希望の方は、そちらのパスワードで募集ページへお進みください。
(※本ファンドは金融商品のため、金融商品取引業者であるミュージックセキュリティーズ株式会社(MS社)に募集の取扱いを委託しており、株式会社CHIMNEY TOWN及び西野亮廣は勧誘を行うものではありません。ファンドには元本割れのリスク等がありますので、MS社から提供される注意事項等をよくお読みください)
「出版におけるリスクの取り扱い方を再設計した」
さて、今回のクラウドファンディングの意義を、これまでとは異なる角度からご説明するとするならば、「出版におけるリスクの取り扱い方を再設計した」と表現するのが適切かもしれません。
そもそも出版ビジネスにおける最大のリスクは、「大量に刷ったにもかかわらず売れ残る」という、いわゆる在庫リスクにあります。
このリスクを回避するため、出版社は初版部数を慎重に設定せざるを得ません。結果として、「確実に売り切れる規模」に抑えるという判断がなされがちです。
しかしながら、「売り切れ」は本来歓迎すべき出来事である一方で、ビジネスの観点から見れば明確な機会損失でもあります。
特に出版物は、テレビやSNSなどのメディア露出を契機に、需要が一気に跳ね上がる特性を持っています。
需要が急増した際に、即座に増刷できれば問題はありません。
ところが現在は出版不況の影響もあり、印刷工場の統廃合が進み、印刷ライン自体が逼迫しています。
印刷機の稼働は常に順番待ちの状態にあり、「読者が求めているので急いで増刷してください」という要請が、必ずしも通用する環境ではなくなっています。
「売れなかった場合」を想定し、初版部数を抑制する。
これは在庫リスクを回避するための、極めて合理的な判断です。
しかし、その選択は同時に「需要が急激に高まった局面において、十分に供給できない」という機会損失のリスクを生んでいる。
リスクを減らすための行為が、別の種類のリスクを生む。
現在の出版の現場では、まさにこの構造的ジレンマが横たわっています。
売れなかった場合の金銭的リスクを、あらかじめ志を共有する仲間と分かち合う
この構造的ジレンマに対する1つの解として、今回採用しているのが、事業投資型クラウドファンディングの活用です。
具体的には、「売れなかった場合の金銭的リスクを、あらかじめ志を共有する仲間と分かち合う」という設計を取る。
その代わりに、初版部数を過度に抑制せず、市場の可能性に対して開かれた部数設定を行う。
言い換えれば、「リスクを一点に集中させるのではなく、構造的に分散させることで、供給の上限を引き上げる」という試みです。
守りを固めることで機会を失うのではなく、挑戦のためにリスクの持ち方そのものを変える。
それが今回の取り組みの本質です。
こうして、言葉で説明されてもピンとこないかたも多いとは思いますが、めちゃくちゃ簡単に言えば「品切れが起こりにくくなりました」ということです。
あとは、「『北極星 〜僕たちはどう働くか〜』の成功が1出版社1作家だけのものではなくなり、皆のものになった」といったところでしょうか。
今回は本当に実験の要素を多く含んでおります。
そもそも、事業投資型クラウドファンディングの参加資格を「オンラインサロン」と「Voicyのプレミアムリスナー」に限定してしまって大丈夫なのか?
ちなみに、募集金額は1億2000万円です。
これが、どれぐらいのスピードで集まるのか?
いや、そもそも集まるのか?
要注目です。
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