ハンドリングできない箇所が「変数」であるリスク

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経営の話。ハンドリングできない箇所が「変数」だと厳しいっ! | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「どこを直せば回復するのか」が収束しにくい
昨日、ヒョンなキッカケで『BALMUDA』さんの話になったんです。
高級オシャレ家電でお馴染みの、あのBALMUDAさんです。
BALMUDAさんは何年か前に、「BALMUDAフォン」を発表して、これがあまり結果が振るわないどころか、ブランドイメージまで毀損してしまって、そこから会社としてはかなりシビアな状況になった…というところまでは、追いかけていたのですが、「そういえば、最近、どんな感じなんだろう?」と調べてみたところ、去年の10月あたりにBALMUDAさんは1個55万円のランタンを出されているんですね。
かなり話題になったそうなのですが、ちょうどその頃、CHIMNEY TOWNは幕張メッセ2DAYSの前で、1ミリも余裕がなかったので、情報をキャッチできていませんでした。
さて。
このBALMUDAさん、やはりBALMUDAフォン以降はまだ苦戦を強いられているみたいです。
この1個、55万円のランタンも、限定1000個の販売だそうで、全部売れても5億5000万円とかなので、起死回生を狙った一打というよりも、デザイナーや海外とのコネクションを作ることや、ブランドのイメージアップを目的としたものだと思われます。
やっぱり、日本初のブランドですから、ここから巻き返していただきたいし、個人的にはBALMUDAのスタッフさんと呑みに行って、「やってやりましょう!」という松岡修造をかましたいところですが、経営者目線で見た時に、かなり難易度の高い戦いをされていることを後れ馳せながら知りました。
BALMUDAフォンによるブランドイメージの毀損とかそういう話じゃなくて、BALMUDAさんは「アンコントロールな部分が変数すぎる」というところがありまして…今日は、このあたりを一緒に勉強していきたいと思います。
たとえば、BALMUDAさんの工場は国外(中国?)にあるそうなのですが、これに関しては、まず「円安」の影響をモロに受けてしまう。
次に、BALMUDAさんのメインマーケットである国内市場はというと、近年は「物価高&賃金が上がらない問題」で、日本人は今「高級家電」に手を出す余裕がない。
ということを見越していたのか、BALMUDAさんは前々からアメリカ市場を開拓されようとしているのですが、ここにきて「トランプ関税」が出てきた。
経営というのは「雪が降っても自分のせい」というぐらい全て自分の責任で事を進めなきゃいけないのですが、とはいえ、
「円安」と、
「貧しくなった日本」と、
「トランプ関税」は、
経営者ではコントロールできない部分で、そこが変数なので、どうしたって振り回されてしまう。
為替、原材料、物流、関税、海外市場の反応、国内消費マインド、そして新商品の当たり外れ。
これらが同時に動いちゃうので、「どこを直せば回復するのか」が一つに収束しにくい。
「ハンドリングできない変数」は潰しておく
会社の成績を発表すると、どうしても黒字か赤字かが取り上げられちゃうけど、問題は赤字そのものではなく、BALMUDAさんは未来をシンプルに描きにくい構造にあるように思いました。
僕は根が臆病なので、「ハンドリングできない部分が『変数』である」という状態が一番嫌いなんです。
独立した理由もそれだし、CHIMNEY TOWNがなけなしのお金を払って「権利」を買っている理由もそれです。
もともとニューヨークで作っていたミュージカル『えんとつ町のプペル』の楽曲を日本でゼロから作り直した理由もそれ。
自分が頑張って話を進めても、「事務所がNG」が出たり、
NGが出ないにしても、スピードが遅かったり、あとは「円安」…そういう「自分の努力で巻き返せない部分」がプロジェクトに混じっているのが苦手なんです。
だから、BALMUDAさんが置かれている状況を見るとゾッとするし、
この中で「ナニクソ」と頑張っておられるBALMUDAさんのことは応援したいです。
絶対に巻き返して欲しい。
皆さんのプロジェクトに自分でコントロールすることができない「変数」は、どれぐらい入っていますでしょうか?
ちょっとお金を払うとか、あるいは戦略的撤退で潰せる「ハンドリングできない変数」があれば、潰しておくことを僕はオススメします。
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