あの日の『ムーミンバレーパーク』で人生が変わった

2025年10月20日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/7189189

ムーミンバレーパークが教えてくれたこと | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

https://voicy.jp/channel/941/7189189

 
 

僕には「お買い物を楽しむ」という気持ちがなかった

 
CHIMNEY TOWNのオリジナルカレンダー『AKIHIRO NISHINO SKETCHBOOK CALENDAR 2026』の予約がスタートしました。
 
今日は、このカレンダーに対する想い、そして、この1〜2年で大きく変わった「グッズ制作」に対する想いを共有させていただきます。
 
キャラクターを作って物語を転がす仕事をしているので、「カレンダーを作りませんか?」というお話は、もう何年も前からいただいていたのですが、これまでは華麗にスルーしてきました。
 
勿論、カレンダーが「機能商品」ではなく、「ブランディング商品」や「マーケティング商品」であることは理解していました。
 
が、どれだけビジネス的な角度から切り込まれても、そもそもカレンダー作りに僕の気持ちが乗らなくて、僕の気持ちが乗っていないものを僕は皆様にオススメすることはできない。
 
CHIMNEY TOWNのスタッフにしても「西野の気持ちが乗っていないプロジェクト」に本腰を入れるとは思えない。
 
というわけで、カレンダーどころか、他のグッズもあまり作る気にならなかったんです。
 
その時すでにアカデミー賞をとった『えんとつ町のプペル』というIPを持っていたのに、CHIMNEY TOWNときたらオフィシャルグッズを全然作らない(笑)
 
ヤバイですよね(笑)
 
その頑固一徹な考えを大きく変えてくれたのが、CHIMNEY TOWNの若手スタッフと行った『ムーミンバレーパーク』でした。
 
もともとムーミンのビジュアルは大好きだったので、パーク自体も楽しかったのですが、中でもブッちぎりで楽しかったのは(去年の夏前も同じ話をしましたが)『グッズショップ』でした。
 
僕には「お買い物を楽しむ」という気持ちが備わっておらず、女性と旅行に行ってもとにかく空港の免税店コーナーが苦痛で、あの時間を共にすることは絶対にできなくて、僕一人だけそそくさとラウンジに移動してパソコンを開くパソコン野郎でした。
 
今でもお洋服の買い物は2〜3分で済ませるし、そんなことよりもとっとと仕事に戻りたい…という人間生活終了人間です。
 
そんな人の心を失ってしまった僕に、『ムーミンバレーパーク』のグッズコーナーが「グッズって面白いよ」「お買い物って面白いよ」と言ってくれたんです。
 
 

エンターテイメントを作っている

 
デザインがどれも可愛くて(3Dみたいなのは全然可愛くない!)、順番に手にとっては、気がつけば「あ~、どれを買って帰ろうぅ~!」とキャピキャピしている自分がいました。
 
それは、うんと昔にあった「近所の駄菓子屋で、明日の遠足のおやつ100円分を懸命に選んでいた時のような体験」で、エンターテイメント体験そのものだったんです。
 
そこで、メチャクチャ遅ればせながら「そっか。本気で設計すれば、お買い物もエンタメになるんだな」ということをクッキリハッキリ理解しまして、以降、カレンダー作りは勿論のこと、グッズ作りに本腰を入れるようになりまして、グッズに入るイラストは基本『西野亮廣描きおろし』にしました。
 
『AKIHIRO NISHINO SKETCHBOOK CALENDAR 2026』も勿論全ページ(12ページ)西野亮廣描きおろしです。
 
正直、長編アニメーションの製作と日米でミュージカルの製作を進めている裏で、グッズに入れるイラストをあげるのはラクじゃないのですが、たとえば今年の夏のミュージカル『えんとつ町のプペル』にしたって、開演のベルが鳴るまでの間、お客さんを楽しませていたのはグッズコーナーだったわけで、グッズコーナーも本番なんですね。
 
そう考えると、そこも僕の仕事で、本気でやらないわけにはいかない。
 
ちなみに、今年の夏のミュージカル『えんとつ町のプペル』は片っ端からグッズ制作に参加したのですが、全25公演のグッズの売上は4000万円チョイでした。
 
売り上げよりも、あのグッズコーナーの熱狂を見たら、今後はもうグッズ制作に本気にならない理由はありません。
 
グッズを作っているのではなくて、エンターテイメントを作っているのだと。
 
そう思うからです。
 
そんなこんなで、今年もカレンダーを丁寧に丁寧に作りました。
 
是非、皆様のご自宅のリビングに、玄関に、キッチンに、おトイレに、このカレンダーを飾ってやってください。
 
レトロホップな、明るくて優しい色になっているので、生活空間が今よりも少し華やかになると思います。

 
『AKIHIRO NISHINO SKETCHBOOK CALENDAR 2026』のご予約はコチラから↓
 
▼Amazon販売ページ
https://x.gd/wcouK
 
 

====================
CHIMNEY TOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
====================
 
★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!  
 
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
 
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
 
 
いつも応援ありがとうございます!
「西野亮廣エンタメ研究所」ではオンラインサロンの会費を活動資金として、さまざまなプロジェクトに挑戦しています!
 
▼メンバーになって西野の挑戦をもっと応援したいという方はコチラ
「西野亮廣エンタメ研究所」
https://salon.jp/nishino

Salon.jp | 西野亮廣エンタメ研究所

https://salon.jp/nishino

※サロンメンバーさん同士交流される場合は今まで通りFacebookアカウントが必要です
 
 
\公式LINEができました/
▼西野亮廣 公式LINEはコチラ↓
https://lstep.app/bew62ko

シェアする