酒場で欠席裁判されるぐらいが丁度いい



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https://voicy.jp/channel/941/6508740
ムカつくけど、欠席裁判されるぐらいが丁度いい。 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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「あの時は、ちょっと怒っていました」という話
最近、Voicyで怒る機会が多くて、朝から老害かまして申し訳ないなぁなんて思っているのですが、一方で、感情を出せば出すほど色っぽくなるのが音声メディアの良いところで、感情をムキ出しても炎上しないのが音声メディアの良いところなのかもしれないので、今日も少し感情の揺れが見えるような内容をお届けしたいと思います。
今日は怒っているわけではありません。
「あの時は、ちょっと怒っていました」という話です。
2021年に、ミュージカル『えんとつ町のプペル』を初めてやった時の話なんですけど、端的に言うと、日本のミュージカル関係者から「お前に、できるの?」「芸人でしょ?」みたいな感じで言われたんですね。
まぁ、これは毎回言われるんです。
絵本を描き始めた時も「お前に、絵本が描けるの?」と絵本業界から言われたし、アニメを作り始めた時もそう。「芸人でしょ?」みたいな肩書き論が常につきまとう。
これに関しては前から言っていることですが、「芸人が、絵本なんか描けるのかよ。絵本、ナメんな」という感じで「肩書き」で殴ってくる業界関係者って結構いるんですけど、当時、そんなことを言ってきた絵本作家さんより、僕の方が絵を描いている時間が長かったんです。
彼らは彼らで食っていかなきゃいけないから、1日のうち8時間を「アルバイト」に割いていたりするんです。
で、僕はその当時、1日17時間ぐらいは絵を描いていたので、こうなってくると、もはや「肩書き」なんて何の意味もなさない。
ちなみに、僕が『オールスター感謝祭』とか出ていた時は、日本のどの「スポーツタレント」よりも「元・メダリスト」よりも「芸人」の僕の方が足が速かったです。
理由はシンプルです。「スポーツタレント」よりも、「元・メダリスト」よりも、「芸人」の僕の方が走り込んでいたからです。
高校時代は、陸上部を出し抜いて、マラソンで学年1位になっています。
これも理由はシンプルで陸上部よりも僕の方が走り込んでいたからです。
ミュージカルを始めた時、やっぱり「ミュージカル関係者」から結構言われた
そもそも積んでいるエンジンが違うし、起きて活動している時間も違うので、昔から「肩書き」でマウントとってくる人のことが苦手だったのですが、ミュージカルを始めた時には、やっぱり「ミュージカル関係者」から結構言われたんです。
もちろん歌は歌えませんよ。ダンスもできません。
ですが、大阪の地下の劇場で生まれて育って、山ほど修羅場を潜り抜けてきたので、自分が「何ができて、何ができないか?」ぐらい分かっているし、
それに合わせて、「限られたリソースの中で、どのパートを自分が受け持って、どのパートを預ければ、パフォーマンスが最大化するか?」も分かっています。
もっとリアルな話をすると、日本で誰よりも自分で予算を作ってきたから、チケット代とグッズ代以外の予算の作り方も熟知しているし、ということは、チケット代とグッズ代でしか公演の予算を作ったことがないカンパニーが予算の問題で取り扱うことができなかった照明機材の扱い方も、そしてその扱いを誰に任せればいいか?も知っています。
そんなことを何も知らない関係者が、ヘラヘラ笑いながら、ただの「肩書き」だけで殴ってきたもんだから、完全にカチンときてしまったのですが「言い返したら負けだ」と思ったので、処女作で、内容は勿論のこと、圧倒的な結果を残して、一気に背中が見えなくなるぐらい差を作って、絶望させてやろうと思いました。
#よっぽど怒ってるやつ
「どの状態になれば勝ちかな?」と考えたのですが、基本的には、演劇関係者が夜な夜な集まって、そこで彼らが「西野のやり方ってさぁ〜」という欠席裁判をしていたら勝ちだなと思いました。
僕はそれを「つい最近までマウントとっていたのに、ここから先はネガキャンか?人間、自分よりも下にいるヤツのネガキャンはしないよな?」といった(かなりムカつく)目で眺めるだけです。
毎回、新しいステージに行く度にマウントをとられてカチンとくるのですが、よくよく考えてみたら、それが原動力になっているような気もするので、もしかすると僕は、その類のマウントに感謝して、そういったものが無くなってしまうことを恐れた方が良いのかもしれません。
今日の「まとめ」はそこじゃなく…普通に情報交換がしたいです
でね、今日の話の「まとめ」はそこじゃなくて…とにかくブッちぎってやろうと思って、誰よりも勉強したし、そしてこれは胸を張って言えますが、日本の全ての舞台関係者の中で誰よりもブロードウェイにコミットして、そこからの縁は勿論のこと、本当にたくさんの学びを吸収したので、普通に情報交換がしたいです。
「ブロードウェイ村はこういう仕組みになってたよ」という感じで。
村の仕組みを知らないばかりに踏んでしまう地雷とかあるじゃないですか?
ああいったものが全く共有されていないのは、あまりにも不利なので。
先日、先輩芸人の「永野さん」とそんな話をした時に、メチャクチャ楽しかったんです。
あの時、マウントをとってきた関係者さんと、もうノーサイドで、そんな前向きな話ができたら幸せです。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
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