株式会社CHIMNEY TOWNと株式会社幻冬舎で『パートナーシップ契約』を締結
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若手スタッフへの「チャンスの与え方(お膳立て)」を間違えた話 | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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Voicyリスナーさんと、積極的に「上手くいかなかったコト」を共有
昨日の放送もそうでしたが、「上手くいかなかったコトの共有」って意外と評判が良くて、たぶん世間の受け止め方とVoicyリスナーさんとで若干違うように思います。
世間一般からすると「他人の上手くいっていない話」というのは、どちらかというと「安心材料」というか「メシウマ」というか、自分より下にいる人を見ると「自分はまだまだ大丈夫」と思えるし、成功者の失墜は「ざまあ」みたいなところなのかもしれません。
一方、Voicyリスナーさんからすると、「他人の上手くいっていない話」というのは、どちらかというとデータ(サンプル)として捉えていて、「なるほどAパターンは上手くいかないのね。じゃぁ、自分はBパターンから試してみよう」みたいな感じなのかなぁと勝手に思っています。
なのでVoicyリスナーさんには、積極的に「上手くいかなかったコト」を共有するようにしているのですが、昨日に引き続き今日も、「キンコン西野のスベった打ち手」を共有させていただきます。
非公開コミュニティーの有用性
皆さん御存知だと思いますが、僕は『西野亮廣エンタメ研究所』というコミュニティーを運営しておりまして、ここでは毎朝、僕が前日に学んだことを2000文字~3000文字の記事にして投稿しています。
そんな感じでベースは「メルマガ」なんですけども、こういった非公開のコミュニティーはお祭りを仕掛ける時に凄く有用性があって、それこそ情報公開前の情報なんかもココだと共有できるので、「情報公開と同時にバズらせる為の打ち合わせ」もココだとできます。
あとは、コミュニティーの内と外とで情報のレペルを変えることで、余計な摩擦を回避することができる。
それこそ、昨日のVoicyのプレミアム放送や、一昨日のオンラインサロンでお話した『西野亮廣が仮説検証実験の末に辿り着いた“転売をサポートする”新しいビジネスモデル【ブロックチェーン的】』の話なんて、表で喋ろうものなら、理解できない人が9割で、また「詐欺師」だの「宗教」だの言われちゃう(笑)。
あの話を「ブロックチェーンを、もうちょいアナログにした感じね」という感じで受け止めるには、ある程度の知識を持っておかないといけない。
なので、ちゃんと、その人のレベルに合わせた話をする為に、「コミュニティー」というのは、すごく役に立ったりします。
非公開コミュニティーを与えられた若手は、コミュニティーにしか発信しない
そんなこんなで、自分が「コミュニティー」というものを活用できているから、これは皆にも活用してもらいたいなぁと思って、たとえば、バレエ『えんとつ町のプペル』のコミュニティーを作って、バレエの主催者さんに、そのコミュニティーをお譲りしたり、CHIMNEY COFFEEのコミュニティーを作って、そのコミュニティーをCHIMNEY COFFEEのスタッフさんにお譲りするんですけども……蓋を開けてみると、主催者さんも、スタッフさんも、皆、その非公開コミュニティーにしか発信しなくなるんです。
たとえば、「イベント情報」だとか、たとえば「新商品の案内」だとか、そんなのは外に発信した方がいいじゃないですか?
だって、僕が用意したコミュニティーというのは、僕のサロンメンバーさんに「プペルバレエの非公開のコミュニティーを作ったので、良かったら入ってみてください」と声をかけて入ってくださった方々で、せいぜい3~4千人です。
CHIMNEY COFFEEにしてもそう。
この条件で、「コミュニティーの中だけに情報を発信する」としてしまうと、情報が届く人数の上限が3~4千人で、それだと客席は埋まらないし、お店はまわせない。
にも関わらず、3~4千人のコミュニティーを渡してしまうと、皆、3~4千人のコミュニティーだけに発信するようになっちゃう。
考えられる原因は2つあって、1つは「上限が3~4千人」とはいえ、自分個人のアカウント(あるいはイベントやお店のアカウント)よりもフォロワー数が多いので、そっちになびいてしまう」ということ。
この時、「リツイート」や「シェア」のことは頭から抜けていて、目先の確実な数字に走ってしまう。
「非公開コミュニティーの方がリアクション良いもーん」といった感じで。
非公開コミュニティー内の情報をキングコング西野はリツイートできないですが、たとえフォロワー数が100人であろうと「公開アカウント」での発信は、キングコング西野はリツイートできるんです。
結果的に、どっちの方が情報が広がるかは明白だと思うのですが、そんな「シェアされるかもしれない」という不確定要素がある場所には足が向かなくて、「3000にしか見てもらえないけど、3000人には届く」という目先の数字に向いてしまう。
3000人じゃ店はまわせないのに…です。
もう1つは、「外に発信するとアンチに絡まれるから、アンチがいない安全なコミュニティー内に発信する」という“逃げ”です。
気持ちは分からんでもないですけども、同時に、コミュニティー内にいる人達は、バレエの主催者や、コーヒーのスタッフさんのそういった下心にはとっくに気づいていて、「いやいや、そういったことは外に発信していかないと、客席は埋まらないし、お店は回せないでしょ。え? 俺達は何の為に、このコミュニティーに入ってるの? まさか、お前のメンタルケアの為?」となって、主催者やスタッフに呆れて、離れていっちゃう。
結果、コミュニティーが過疎って、だけど、主催者やスタッフは過疎ったコミュニティーに発信し続けるから地獄絵図です。
端的に言っちゃうと、コミュニティーを与えられた人の多くは「この情報は中に発信した方がいい」「この情報は外に発信した方がいい」という合理的な判断ができなくて、コミュニティーを活用するのではなく、コミュニティーに依存してしまう…といったところです。
僕は「そういう情報は外に発信しなさい」と言うんですけども、その環境があったら、皆、そっちに逃げ込んじゃう…ってことを考えると、これに関しては、良かれと思って、そんな環境を与えてしまった僕のミスで、「免許を持っていない人に車の運転を任せた」みたいなコトだったのだと思います。
「コミュニティーをコントロールできる人」と「コミュニティーに飲まれる人」は明らかに存在して、「思っている以上に、人は合理的には動けない」というのと、「そのことが事前に読めなかった西野はちょっとアホ」というのが今日の結論です。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】 LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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