クリエイティブに必要なのは「締切」
「おみやげ」を狙え
売れっ子絵本作家への道を模索していた頃、最初にバチコンと決まった打ち手は「おみやげとしての絵本」でした。
絵本を「絵本」として届けようとすると、なかなか届かなかった(売れなかった)のですが、どっこい、『西野亮廣絵本原画展』や『えんとつ町のプペル 光る絵本展』の「おみやげ」として販売した時に、そりゃあもう飛ぶように売れたんです。
この「おみやげ戦略」は、テレビから軸足を抜いてから始めた活動の最初の成功体験でした。
最近だと、元インターン生で、僕の高校の後輩でもある「モリゴン」が『西野亮廣講演会』の公演後にCHIMNEY COFFEEのカフェオレベースを“おみやげ”として販売しており、大きな成果を出しております。
これもコーヒーを「コーヒー」として販売するのではなく、「講演会のおみやげ」として販売する「おみやげ戦略」で、ここはCHIMNEY TOWNのスタッフおよび講演会の主催者さんはキチンと向き合った方が良いと思います。
#僕ならビジネス書を出版社から8掛けで買って講演会ロビーで販売する
僕としては社内の人間が勝とうが、社外の人間が勝とうが、どっちでも構いません。
ヤル気がある人を応援するだけです。
ブランドを作る
最近は「グッズ開発」に充てる時間が少し増えてきました。
理由はやはり『えんとつ町の踊るハロウィンナイト@幕張メッセ』で、「一つの世界観に9000人が集まるというインパクトを無駄にしてなるものか!」とスタッフ一同、鼻息を荒くしております。
#手持ち提灯とかさ
【えんとつ町の踊るハロウィンナイト公式グッズ】
商魂たくましいバンドザウルスも、ここを商機として捉えていて、現在、『ジャングルカチューシャ』と『ジャングルリーフ』と『ジャングルTシャツ(糞ダセーやつ)』の3つのグッズを開発中で、来週放送の『毎週キングコング』の西野に着させて、宣伝する予定です。
#商機に確実に噛みつくザウルス
→そして今週、こちらは、バンドザウルスの公式グッズ『カチューシャで草』『ピンで草』『デビューTシャツで草』として販売がスタートしました。
『えんとつ町の踊るハロウィンナイト』では、CHIMNEY TOWNの公式グッズ売り場が出る予定ですが、バンドザウルスの公式グッズは「Tシャツは、もっとダサくて、恥ずかしいデザインの方がネタになって良いだろ!」というコンセプトで作られたりしているもんですから、CHIMNEY TOWNの他の公式グッズと明らかに毛色が違ってきます。
(続きはこちらから【連載 『革命のファンファーレ』から『夢と金』】)
【西野亮廣】どの業界も、今は「単価を上げる努力」が必須! 「ブランド作り」に大切なこととは?―『夢と金』20万部突破の説得力
https://goetheweb.jp/person/article/20230922-nishino-112