アホみたいな靴下が1日で1000足売れた理由
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僕が結果を出せなかった頃の話。~何がダメだったのか~ | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム
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最初から何もかもが上手くいっていたと思われがちなのですが、全然そんなことはない
今日は僕が結果を出せなかった頃の話を共有した後、「では、なぜ、結果が出せなかったのか?」という話をしてみたいと思います。
何かの参考にしてみてください。
さて。
僕はスピード出世だったので、最初から何もかもが上手くいっていたと思われがちなのですが、全然そんなことはないんです。
相方と運とルックスに恵まれて、漫才の大賞は「史上最年少」やら「史上最速」などの謳い文句付きで1年目から総ナメぐらいの勢いで頂いたのですが、そこで期待されてスタートしたテレビでの立ち振舞いが全然ダメ。
もう、本当にっダメ!
厳密に言うと、1年目から冠番組を持たせていただいていて、自分達の番組に関しては一応「出シロ」を用意(確保)していただいていたので、どうにか誤魔化せていました。
ただ、そこから一歩外に出ると(ゲストで平場に出ていくと)全然ダメで、連戦連敗もいいところです。
自分達の番組が比較的長く続いたので、世間的には売れっ子ヅラできていただけの話で、キングコングのテレビ業界の評価はかなり低かったと思います。
「アイツらは御輿を担がれているだけ」といった感じで見られていたのではないでしょうか。
そういう視線は感じていましたし、自分達自身も、そう思っていました。
「俺たちは温室育ちだよな」と。
とにかく、どこに行っても結果が出せないし、結果が出せないので、当然、そこでは使ってもらえない。
当時は、ずいぶん苦しみました。
梶原君が追い込まれて失踪したのも、その時期です。
昔はゲストで出させてもらった時には「やりたいこと」をやっていました
ところが、うって変わって今は、ゲストで出ていった時にホームランが打てているかどうか?はさておき、「結果が出せない」ということは、あまり無いように思います。
梶原君は今でも全然あるけど(笑)
じゃあ、この数年で西野が急成長を遂げたのか?というと絶対にそんなことはなくて、ただただ昔と今とで「スタンス」を変えた(変わった?)だけなんです。
昔はゲストで出させてもらった時には「やりたいこと」をやっていました。
ですが、今はゲストで出させてもらった時には「求められていること」をやっています。
今は「○○な西野をください」というリクエストに、「わっかりましたー!」と(リクエストどおりに)応えています。
昔はどうだったかというと、「○○をお願いします!」というリクエストに、「いや、それだったら△△の方が良くないですかね?」と、自分のフィールド(自分がまだ見えている展開)に持ち込んで……で、60点ぐらいの結果しか出なかった。
自分の得意な領域に持ち込んだから、大スベりはしないものの、決してウケちゃいない。
当時は、知らないところ(見えない未来)に飛び込む勇気を持てなかったし、あとは、今と違って、やりたいことをやれていなかったので、「僕は他でやりやりたいことはやれているので、ここは、あなたにお任せします」と言える余裕を持てなかった。
僕は今、生意気にも映画や舞台などで、プレイヤーをキャスティングする側に立つことがあるのですが、こっち側に立ってみると、あの当時の自分がいかに使い勝手の悪い芸人なのかがよくよく分かります。
というのも、使う側(キャスティングする側)から言わせると、「Aをお願いします」という発注を出したのに、「B」をやられてしまって、そして、それが「60点」だった時に、一番欲しかった「Aをやった時のデータ」が取得できないので、次の手が打てないんですね。
「Aをお願いします」と言って、スベらせてしまう場合があるんです。
それはそれは心中させてしまって本当に申し訳ないのだけれど、「そうか。この人はAは苦手なんだな」と分かることは、2人の中では前に進んでいる。
次から「A」の指示を出さなければいいわけだから。
要するに、指示どおり動いてく人は、指示を出す人を成長させている。
使われる側は、自分を守る為に、“自分への指示の精度を上げること”が重要で、その為には、指示を出す人にデータを飲み込ませなきゃいけない。
こうなってくると、どっちが親(コントローラー)か分からないんだけれど、とにもかくにも自分の取り扱い説明書は、指示を出される自分と、指示を出す相手の「2人」で作るんです。
「アドバイスを鵜呑みにする」というのは、「データをとる」という行為も含まれている
よく見かけるかもしれませんが、僕は(業界問わず)相談を受ける機会が本当に本当に多いです。
いつも、いろんな可能性を探っているので、そこが評価されているのかもしれません。
とにかく「どうしたらいいですか?」と相談を受けるのですが、(これは『毎週キングコング』でもお話ししましたが)その時「こうしてみては?」とアイデアを出してみると、結構な確率で、そのアイデアがアレンジされちゃうんです。
でも、そこでアレンジされちゃうと、すべてが無駄になっちゃう。
算数で、「『A×B=3』…このAとBに入る数字(分数や小数点は無し)を答えよ」という問題があったとするじゃないですか?
そこで僕が「A=1で、B=3で一旦チャレンジしてみてください」という提案をしたとする。
その提案に対して、「A=5、B=7でチャレンジしてみました」と返されるようなもので、そんなことをされても、話が前に進まないんです。
だって、「A×B=3」というこの式の場合、「A=1、B=3」か、
「A=-1、B=-3」か、
「A=3、B=1」か、
「A=-3、B=-1」か、
…まぁ、それぐらいしかないわけで、どれだけ時間がかかったとしても、3回アタックしたら確実に答えが出るわけじゃないですか?
だから、「まずは『A=1、B=3』でアタックして、答えを絞りましょう!」と提案しているのに、「俺は7だと思うんだよなぁ」と言われてしまう。
言われてしまうどころか、実際に、それをやられてしまう。
そんなことをしても何のデータもとれないから、指示を出される人も成長しなければ、指示を出す側の指示の精度も上がらない。
そりゃ、結果が出せるわけないんです。
「アドバイスを鵜呑みにする」というのは、「データをとる」という行為も含まれている…ということを理解しておくといいかもしれません。
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CHIMNEYTOWNのホームページを、
スマホのホーム画面(待受画面)に追加する方法
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★iPhoneの場合
→画面下にある変なマークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
★Androidの場合
→画面右上にある「三つの点」マークをクリックしたら、そこに『ホーム画面に追加する』が出るので、そこをポチッと!
【注意】
LINEアプリ(たぶんFacebookアプリも)でホームページを開いてしまうと『ホーム画面に追加する』が出ないので、その場合は、Google Chromeを立ち上げて、『https://chimney.town/』を入力して、そこから、★の手順でチャレンジしてみてねー!
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