梶原雄太に褒められて嬉しかった

2023年08月05日

書いた人:西野 亮廣 公式LINE

(※今日の記事を音声で楽しみたい方はコチラ↓)
https://voicy.jp/channel/941/583780

梶原雄太に誉められて嬉しかった | 西野亮廣(キングコング)「西野さんの朝礼」/ Voicy - 音声プラットフォーム

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『毎週キングコング』はキングコングのコミュニケーションツール

 
今日は「ためになる話」でも何でもなく、僕のノロケ話めいたものをお届けしつつ、「ここって大事だよなぁ」と、あらためて思ったことをお話ししたいと思います。
 
昨日、『毎週キングコング』の収録がありました。
 
今さらですが、少なくとも僕が『毎週キングコング』をやっている理由は、「飯を食っていく為」でも何でもなくて、ただ単純に「梶原雄太と週に1回ぐらいは喋りたいから」なんです。
 
お互い違うフィールドで汗を流していて、知らないことも多いので、「今週1週間どうやった?」という話をする場所として、『毎週キングコング』があります。
 
ありがたいことに『毎週キングコング』はたくさんの方に観ていただいていて、その延長で、武道館でもライブをさせていただけるようになったわけですけども、こんなことを言うと怒られちゃうかもしれませんが、べつに視聴者がいなくても続けていると思います(#もともと、ほとんど誰も観ていなかったし)。
 
くれぐれも「観てもらわなくて結構です!」と言っているわけではなくて、あんなオジサンのウダ話に付き合ってくださっている視聴者の皆様には本当に本当に感謝しかなくて(いつもありがとうございます!)、だからこそ「なるべく楽しい内容をお届けしよう」と思っているのですが、ただ、僕の中では『毎週キングコング』というのは梶原君に矢印が向いていて、あそこはやっぱりキングコングのコミュニケーションツールなんですね。
 
 

目の前にいる人達が笑ってくれるなら、それでいい

 
そんな『毎週キングコング』で昨日は舞台『テイラーバートン』の話になりました。
#今週の日曜日放送分です
 
梶原君が舞台『テイラーバートン』の配信チケットを個人的に買ってくれて、(メチャクチャ忙しいのに)全部観てくれて、「メチャクチャ面白かった!やられた!」という感想をくれてね…僕ももういいオジサンだから、こういうことを照れずに言えるようになったのですが、メチャクチャ嬉しかったです。
 
詳しい内容に関しては今週放送の『毎週キングコング』をご覧いただきたいのですが、梶原君が舞台『テイラーバートン』を絶賛してくれている間、ずっと、なんかすっごく素直に「あ、嬉しっ」と思っちゃってました。
 
と同時に、「僕は昔からこうだったよな」とも思いました。
 
小学生の頃、全校朝礼で、全校生の前に出さされて…いや、もしかすると自分で手を挙げて前に出て、とにかく内容はもう忘れちゃいましたが、全校生の前でメチャクチャ恥ずかしい(みっともない)目に遭ったんです。
 
で、上級生から後ろ指を刺されて、鼻で笑われて、チクチク言われたりして、「ああ、みっともないなぁ」「ああ、恥ずかしいなぁ」と思いながらスゴスゴと自分の席に戻ったわけですが、自分の席に戻ると、まわりにいる友達とかがゲラゲラ笑ってくれて「最高だったな」と言ってくれたんですね。
 
何故かそのシーンだけを強く覚えているのですが、その時、僕は「ああ、これでイイじゃん」と思ったんです。
 
「僕が明日も明後日も一緒にいる人は、名前も知らない上級生じゃなくて、今、目の前にいる友達なので、この人達が笑ってくれているなら、それでイイじゃん」と思ったんです。
 
これが僕の原体験として強く残っていて、自分の人生を振り返ってみると、いつも、この感情の繰り返しなんです。
 
よく言っている話ですが、絵本を無料公開した時も、世間的には死ぬほど炎上したんですけども、事前に「秋元康さん」「FR2の石川涼さん」「SHOWROOMの前田裕二さん」の三人だけには絵本を無料公開することを伝えていたのですが、その3人ともが「メチャクチャいいじゃん」と言ってくださって、カナダの山火事ぐらい燃え盛っている最中も、「でも、あの三人は褒めてくれているしな」という感情が胸の奥にポツンと落ちていたので、全然乗り切れたんです。
 
やることなすこと日本中から叩かれ倒していた時期も、呑みに連れてってくださる先輩が、いつもいつも「お前、おもろいな」と言ってくださっていて、「この人に面白いと思われるし、ま、いっか」と思えた。
 
 

「価値基準」を明確にしておくと、時代や世間の声に振り回されずに済むよね

 
この話は切り取り方を誤ると「内輪ウケ、最高っ」みたいな感じになっちゃうんですけども、そうではなくて(僕は内輪ウケとかメチャクチャ嫌いです)、「価値基準」を明確にするというか、「自分の船の錨をどこにおろすのか?」「自分の軸足はどこにあるのか?」を明らかにしておくと、時代や、世間の声に振り回されずに済むよね…という話です。
 
僕は、僕が面白いと思ったものを作って、届けて、1人でも多くの人を笑わせたり、笑顔にしたり、感動させたりしたいわけですが、いろんな理由で、それが叶わないどころか、時には、誤解されて、攻撃されたりすることもあるんです。
 
毎回ホームランは打てないことは当たり前で、ただ、その時に(空振り三振をした時に)、都度都度落ち込んでいたら身体がいくつあっても足りなくて、「今回は縁がなかっただけ」と思えることが大切で、それをやるには「価値基準」を明確にしておく必要があんだと思います。
 
これは自分だけの話じゃなくて、人に対しても少し気をつけていて、たとえば、梶原君って、テレビが本当に苦手で、大体9割ぐらいの確率でスベっているんですけども、僕、それ、笑っちゃうんです。「いつまでテレビが苦手やねん(笑)」と。
 
と同時に梶原君に対して暗に送っているメッセージは、「めちゃくちゃスベってたけど、俺が笑ってるから良くない?」というのがあって、それで少しでも梶原君の気持ちが軽くなるのなら安いもんだなぁと思っています。
 
『テイラーバートン』のオンライン配信を梶原君に絶賛してもらえたことが凄く嬉しくて、『毎週キングコング』の帰り道に、昔のことをいろいろと思い出しちゃいました。
 
 
【舞台『テイラーバートン』の配信チケットはコチラ】
https://chimneytownusa.zaiko.io/e/tayler-burton
 
 

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